藻の一種であるユーグレナ(和名:ミドリムシ)を使った食品・化粧品の販売や、バイオ燃料の研究開発を手がけるユーグレナ(東京都、東証1部)が2021年8月、定款上の事業目的をSDGsの17目標に沿う形に変えた。会社の憲法とも言われる定款を「SDGs色」に塗り替えることで、どんな変化が期待できるのだろうか。(聞き手 編集部・竹山栄太郎) 出雲充(いずも・みつる) 1980年生まれ。東京大学農学部卒業後、東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)勤務をへて2005年にユーグレナを創業、代表取締役社長に。経団連審議員会副議長も務める。著書に『僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。』『サステナブルビジネス』など。2020年、コーポレート・アイデンティティーを変更し、ありたい姿として「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」を掲げた。 SDGsを会社のど真ん中に ――定款上の事
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