カタさんは、生徒たちに必修の課題図書を伝える代わりに、素晴らしい人生を歩むために15の宿題を課した。それは、この先、数カ月の間で、「素晴らしい日の出を見る時間を持つこと」「将来について夢を描くこと」、そして「本を読むこと」だった。なかでも読書は、“もっとも素晴らしい反抗の手段”だという。 ハフポスト・イタリア版がカタさんにメールでインタビューしたところ、彼は自分の指導法は、2014年8月に亡くなったアメリカの人気俳優ロビン・ウイリアムズさんが、1989年に映画『いまを生きる』で演じた人物を手本にしていると語った。「生徒は、文学や哲学、文法といったものを、自分らしさを考える手段とすることがあります」とカタさんは答えた。「夏の輝きは、とくに思春期の生徒たちにとって、すごく精神的によい影響があると思います」