■NEWS 厚生労働省の「毎月勤労統計」などの不正問題で、政府統計に対する信頼が揺らいでいる。統計は、国や社会の姿を映す「鏡」と言われる。日本は戦前の反省から、「統計先進国」とされるまで力を入れてきた。今回の不正は、それを根底から覆すものだ。背景には何があるのか。 ■不適切な調査法や数字誤用…
2月12日の通常国会衆院予算会議で、国民民主党所属の泉健太代議士が要約すると次のような質問を行いました。 “イージスアショアは、秋田と萩に固定式である。真っ先に狙われるのではないか。(略)イージス・アショアは2基で2404億円、運用費は4389億円。来年度イージス艦は8隻に増え高額のアショアじゃなく、イージス艦のミサイルを増やせば良いだけである” これに対し、首相である安倍晋三氏は次のような答弁を行いました。 “陸上に配備されている利点については、先程岩屋大臣から答弁をさせていただいたわけでございます。 いわば、あの、えー、船であればですね、出港して行って、その間はずっと洋上にいるということになってですね。その中でローテーションしていくわけでございますが、陸であればですね、まさに、いわば、陸上においての勤務となるわけでございます。それについては、これは大きな差なんですよ。全然ご存じないかも
鶴見俊輔の晩年、八〇歳を過ぎたころから、泊まりがけの所用などに同行する機会が増えた。以前は、重いボストンバッグ(対談相手の著書などに付箋をたくさん貼りつけ、いつもどっさり持ち歩いていた)を提げ、どこにでも一人で出向いていく人だった。荷物をお持ちしましょう、席を譲りましょう、と勧められても、頑なに辞退していた。 だが、相次ぐ大病と手術をはさんで、足取りはじょじょにおぼつかなくなり、耳も遠くなる。それでも、この人は出歩くことをやめない。講演などの依頼された仕事だけでなく、自分からも新たな共同の計画を発案し、人に呼びかけ、さらなる実行に出ようとした。 とはいえ、混みあう駅のコンコースの雑踏で、先を急ぐ旅行者にぶつかられるのはこわい。背後から押されたりして、よろけると、もはや体勢を立てなおすのも難しい。 私は、そのころ東京で暮らしていた。だから、京都から鶴見が出向いてくるときには、互いの都合が合え
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