forcemeatとは「つくね」のこと。19世紀のイギリスでは、鳥獣肉、魚肉などとさまざまな物を混ぜた「つくね」=forcemeatを、ソーセージやロースト料理やパイの詰め物として使用していました。 そしてforcemeatを料理の主役とする場合は、ボール形に丸めて使うことが慣例となっていました。丸めたforcemeatはスープやカレーの具に、あるいはそのまま揚げたり焼いたりして食卓にのぼりました。 ※外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください 日本では、イギリスの多彩なforcemeat料理の中から、挽肉につなぎとしてパン粉や鶏卵や小麦粉を混ぜ/あるいはまぶし、フライパンで焼いたforcemeat ball=メンチボールが定着することとなります。 フランス風ハンバーグとアメリカ風ハンバーグの違い こうしてメンチボールが日本で定着し