日韓関係の悪化によって日本を訪れる韓国人旅行者が減少するなか、石井国土交通大臣は、今月30日に韓国の観光大臣と会談することになりました。観光面の影響が拡大しないよう、政府間で協力していくことを確認したい考えです。 石井大臣は「日本と韓国の間には、さまざまな課題はあるが、人的交流は両国の相互理解の基盤であり、観光交流は重要だと考えている」と述べ、観光面の影響が拡大しないよう、政府間で協力していくことを確認したい考えを示しました。 日本を訪れる韓国人旅行者は去年1年間では、およそ753万人と10年前の3倍にまで増え、外国人旅行者全体の4分の1を占めるまでになっています。 しかし、日韓関係の悪化によって先月は、前の年の同じ時期と比べて7.6%減少し、観光面への影響が広がっています。