AP通信のカゲヤマ・ユリさんによる福島第一原発の記事は、それこそ事故直後からささやかれ、ある程度記事にもなっているものの、「まあ何とかなるのだろう」、とでも思ったか、多くの日本人が見て見ぬ振りをして2年2ヶ月過ごしてきたことをはっきりと目の前に出してくれています。 事故直後の現場からツイッターを続けていた「ハッピー」さん、事故直後の記者会見から東電と政府の事故対応を見続けてきたフリー・ジャーナリストの木野龍逸さんのコメントの入った長文の英文記事は、ベテラン作業員が事故収束作業を続けられない環境になっている福島第一原発の現状について。 廃炉に「30年から40年」、とし、更に「廃炉計画は前倒しで」、とまで発言している自民党の安倍政権。今年4月に福島第一原発を訪れ、政府、東電と会談したIAEAは、「最終的に福島第一原発のサイトをどのような状態にしたいと考えているのか、そのイメージをまず作ってはど