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ブックマーク / nitino.hatenadiary.jp (4)

  • 手を繋いでも一人 - うどんこ天気

    私は小学校中学校高校と、平均よりずっとずっと太っていて、自分を女の子だと思えるようなことが毎月の生理と制服のスカート以外に無かった。自分の容姿も自分の性格も自分の頭も何もかも嫌いだった。特に容姿は、体重は、親にも祖母にでさえ揶揄されて嘆かれ嫁の貰い手がないと言われた。お前は勉強するしかない、自立しなさいと言われた。女性として価値が無いってことだろうか。高校生の終わり頃にニ三十キロ痩せた。毎日毎日完璧に日課をこなして少しだけの物をべて、我慢できなくなったら大量の甘いものやパンや何でもなんでもおなかに詰め込んで吐いて、またべて、倒れて目の前が暗くなったら眠れた。トイレに私が吐いた大量のべ物がたまって腐った。親は怒り狂い、また私を無視し、そして悲しんだ。私は、何をしても親の気に入るようには出来ない人間のようだ、と思った。同じ子供のはずの兄は順調で賢くて可愛らしくて愛想良く何でも出来て私

  • 「人をつまらないと思うことについて」について - うどんこ天気

    人をつまらないと思うことについて - やや最果てのブログsunagiさんに聞かれたのでお返事をば。そのあたりを話しておられるのはついったーのタイムラインで見ていた様な見ていなかった様な。「この方に対しての発言だっけ」と言うのは一応多分微妙におぼろげに解ってるんですが、個人的にはその方にどうこういう気はあんまりない、と前置きしておきます。私は「他人は私を面白がらせるため(だけ)に存在しているわけではない」もしくは「私はお前を面白がらせるため(だけ)に存在しておらん」と思っています。「人格そのもの」でなくて、他人の行動やその一部などを、つまらない・面白みがない・興味深くない・何らかのスキルにかけているようだ、と思うことは有ります。人が望めば、もしくは、私がどうしても言いたいときにはそれについて言うことも時にはあります。その面白みを感じ取れない自分のセンスやセンサー等の性能の悪さもあるとは思う

  • 痛みと共感の続き・主体性を尊重すること - うどんこ天気

    昨日の続きです。ちょっとざっと書き過ぎたので、感情的なところをやや排除しすぎた記述になってしまいました。その辺りを否定するつもりは無いので、もう少し補記を書こうと思います。ブクマしてくださった方々ありがとうございます。また「私が何故こういったことを書こうと思うのか」は以前書いた「素晴らしい人」のことや、私自身のそういう人にで出会ったり、もしくはそういう傾向があったりという個人的な理由です。そういった人を排斥するのではなく、理解し、他者として相対出来るようになる事、を念頭において書きます。また、これはレッテルを貼ることを目的にして書いてはいません。あくまで理解を促す、と言うのが主目的です。他人や*1に対して安易に病気のレッテルを貼る、と言う価値判断は非常に危険なことなので気をつけてください。昨日の余談に書きましたが「救済者幻想」と言うものがあります。こちらのページを見ていただけると良いかと思

  • 共感と痛みについて - うどんこ天気

    ちょっと思うところを簡単に書きたいと思います。「共感」関連話題 まとめとまた当事者の立場と言うところからのエントリーです。読ませてもらって思ったことを幾つか。*1まず「なんで当事者の問題に何で関わりたいんだろう?」と私は基的には思っています。もちろん色々な理由あっての行動だろうと思いますが、理由はなんでしょうか?人、当事者からの明確な介入の要請がある、などは解りますが。*2何らかの問題、と言うのはそもそも人のものです。それが当事者、と言うことでしょう。ただ何らかの事柄に共感すると言うのは十分有りうる事です。ご飯がおいしかったなどの単純な事でも、同じような思いをしたのかな、と思うこともあります。私自身、摂障害のことを書いて共感して貰ったなど色々有りました。他人の人生や他人の思い、などに自分の思いや人生を重ねあわせ、追体験すると言うことはごく普通の事です。しかし、その投げかけられた共感

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