新開大神宮のご由緒 文安元年(1444年)初代宮司にご託宣(神さまのご啓示)が下り、文安2年(1445年)に鎮座 お社に神様が宿られました。 初代宮司はとても熱心な伊勢神宮の崇敬者で、もともと一年に一度は必ず伊勢神宮を参拝されていたと言われています。それが次第に「月に一度」そしてご神託を頂かれる頃には「毎日」参拝されるようになっていたそうです。 現代では、熊本と伊勢神宮を毎日往復することは可能でしょうが、話は室町時代の事 便利な交通手段はなかった頃です。では、どうやって毎日参拝していたのでしょう。 地元の人の話によると、なんと「空を飛んで」熊本・伊勢神宮を往復されていたということです。その姿を見た人々はその姿から「飛行孫七郎」とか「飛行神」と呼んでいたらしいです。言い換えれば、初代宮司の猛烈な信仰心により招き寄せられたお社であるとも言えます。 宮司は御鎮座後も日課としていた「禊ぎ」を続け神