Qiita Snowflake Advent Calendar 2024の8日目の記事としてお届けします。 本記事では、一定規模のデータ基盤で必要となるデータカタログについて解説します。 データカタログに求められる機能を整理し、独断と偏見でよくあると想像するデータカタログの構成パターンと比較しながら2024年末時点のSnowSightでどこまで対応できるのかをまとめていきます。 また、最後にdbtのdescriptionを設定するためのマクロのサンプルコードもご紹介します。 はじめに データカタログとは、「どんなデータ」が「どこにあるのか」そして「どんな状態なのか」といったメタデータを利用者に提供する仕組みです。データカタログが整備されていないと、利用者からの問い合わせでエンジニアやアナリストが忙殺されたり、データの存在が把握できずに利用者が活用を諦めてしまったりします。そのため、多くの組
