取材・文・写真: 編集部 ESMOD JAPON (エスモード ジャポン) 東京校の第27回卒業審査会が2013年2月22日に行われた。次世代を担うファッションデザイナー・パターンナーの卵たちにとって、これまで培ってきた時流をとらえる能力、独創性、専門技術、そして国際的な視野で新しい価値を創造する能力が試される審査だ。 現在、ESMOD は世界15ヵ国22校にネットワークを持ち、各校が独自の文化や産業背景をもとにプロフェッショナルの育成を行っている。同校の教育の根幹を担うのはステイリズム (デザイン部門) とモデリズム (制作部門)。前者では時流に沿ったコンセプトメーキング、デザインの発送と展開力、カラー・素材・ボリューム感のとらえ方、プレゼンテーション能力、そしてビジュアル空間表現力を徹底して鍛え上げる。そして後者ではコンセプトとデザイン画の表現力、平面裁断・立体裁断からのパターンへの展