今回、現役教師に緊急アンケートを実施。教師が抱える、一般企業の会社員とは違った“知られざる”ストレス源を紹介する。 【超過労働】 教師の仕事は残業が多く、長時間労働になりがち。 「朝の会議に始まり、授業の合間に生徒の対応、放課後は部活の顧問として活動を見守り、その後は事務作業。授業の準備にあてられる時間はなく、家に持ち帰って行う教師は多いです」(藤井さん) アンケートでも、「授業準備は20時から」「帰宅は早くても23時」などの回答が。 【授業以外の雑務】 授業以外に、膨大な事務作業を抱える教師。その内容は? 「会議資料や、行政からのアンケート回答、物がなくなった、誰が転んだといった生徒のトラブルにまつわる報告書など。他校の先生が授業を見学に来る授業研究の準備もあります」(藤井さん) 【成績評価や授業の複雑化】 教師の多忙の原因のひとつとなっているのが、子どもたちにつける成績評価の変化。 「