中村憲剛選手(左)らが練習後に牛タンを試食した=川崎市麻生区片平 川崎フロンターレはJリーグ再開の23日、被災したベガルタ仙台と等々力陸上競技場で対戦する。当日は仙台名物の牛タンを販売して売り上げを寄付するなどの支援企画を実施。12日には川崎市麻生区の麻生グラウンドで選手が試食して試合をPRした。 試合日に競技場近くの等々力緑地内に設けられるイベント広場「川崎フロンパーク」を、23日は「フォルツァ(イタリア語で「頑張れ」)仙台ランド」として開催。「被災地の人たちが笑顔になってもらえるような催し」を予定している。 「牛タン義援金募金」は1皿500円の「牛上タン塩」を2千人分用意。売上金の全額を義援金にする。牛タンは焼き肉チェーン店の「牛角」が協力、運送費や調理費も含めた計200万円を負担した。午前9時から食券を販売する。 売り上げがベガルタ仙台の収益となる「ベガルタ応援バナナ」の販売