東北社会人サッカーリーグのコバルトーレ女川対仙台中田サッカークラブの試合が5月27日、女川陸上競技場(女川町女川浜大原)で行われた。この試合を最後に同競技場は取り壊され復興住宅が建設されることになっている。スタンドには約300人のサポーターが詰め掛けた。 試合開始前には東日本大震災の犠牲者の冥福を祈って全員で黙とうをささげた。 コバルトーレの布陣は4-4-2。システムに変更はなくMF留畑をFWに、FW登録のベテラン中島をボランチに起用。試合はコバルトーレが終始押し気味で、前半だけで9本のシュートを浴びせるが、ゴールネットを揺らすことができず0対0でハーフタイム。 ハーフタイムには恒例の抽選会も行われた。「マリンパル・マッチ」となった同日は、マリンパル女川に出店している6店舗から海産物の詰め合わせなどが観客にプレゼントされた。 後半もコバルトーレの攻勢は続き、ついに後半9分、スローインから中