元日本代表MF藤田俊哉氏(41)が、オランダ1部リーグ・VVVのトップチームのコーチに就任することが21日、分かった。23日に国立で行われる「ほけんの窓口プレゼンツ 藤田俊哉送別試合」(午後7時キックオフ)に合わせて、VVVのハイベルデン会長が来日し、契約を結ぶ予定。日本人トッププレーヤーが引退後、欧州トップクラブにコーチとして招聘(しょうへい)されるのは初めて。藤田氏は今夏オランダに渡り、指導者として第1歩を踏み出す。 夢の国立で、新たな挑戦が始まる。藤田氏はこの日、引退試合のため、都内で1時間以上汗を流した。「サッカーを始めたころから、国立はあこがれでした。その舞台で最後の試合を迎えることができて、最高に幸せです。みっともないプレーはみせられない」と、1カ月以上前からメニューを組んで体をしぼった。 引退試合直後、国立の一室でVVVのハイベルデン会長と、推定年俸1000万円でコーチ契約を