レース部に手紙が届いた。いわく、ウマ娘界隈(かいわい)で1990年代前半の名バイプレーヤー、マチカネタンホイザを巡って「食ったよ」「食ってないよ」との議論がうずまいているという。 マチカネタンホイザはミホノブルボン世代のノーザンテースト産駒で、G2時代の高松宮杯ほか重賞を4勝した。1994年の有馬記念を当日に出走取消。これが議論になっている“事件”だ。同日付中日スポーツは次のように報じている。「二十四日、入きゅう先の中山競馬場でジンマシンを発症。同馬は鼻出血でスタート直前に除外されたジャパンカップに続いて二走連続で出走取り消しとなった」(原文ママ。表記基準が現在と異なります)。 問題はじんましんの原因。「カイバおけに紛れ込んだクモを食べた」という話がある。食べたところを誰かが現認したなら、そのスタッフは座して見ていたことになる。現認せずにクモを食べたと確定するには剖検でもして胃内容物を確認