沖縄地方の気温は今季最低を記録した24日夜からさらに下がり続け、25日未明も観測25地点中21地点で今季の最低気温を更新した。最も低かったのは渡嘉敷村と国頭村奥の5.4度。そのほか、南城市糸数5.5度、うるま市宮城島6.8度、名護市7.5度、那覇市8.4度など、21地点で10度を下回った。 25日の沖縄地方は日中の最高気温が14~16度の見込み。北風が強く、昼前まで強風に注意が必要。海上のうねりも大きく、沖縄気象台は高波への警戒も呼び掛けている。
沖縄大客員教授で沖縄歴史教育研究会顧問の新城俊昭さんはこのほど、高校の新学習指導要領で必修科目となった「歴史総合」の副読本「歴史総合と沖縄」を発行した。学習プリントとして活用できる「学習ノート」を作成し、イラストや写真を多用するなど、授業でスムーズに活用できる形になっている。 同書は主に新城さんが執筆し、沖縄歴史教育研究会の協力を得て編集した。六つの章で構成する。第1章ではウチナーンチュはどこからやってきて、琉球王国はどのような国家だったかについて、第2章はアヘン戦争やペリー来航などについて図などを交えて解説。第3章「琉球王国から沖縄県へ」、第4章「沖縄県政と日本への同化政策」、第5章「15年戦争と沖縄」と続き、第6章は戦後の沖縄をテーマとする。 生徒の関心を引き出すよう写真やイラスト、クイズを取り入れた。本文に関連したこぼれ話「シーブン話」も盛り込んだ。 同研究会は昨年5月、県内の公立高
沖縄県が21日、アルコール類を提供するイベントの開催時期を変更するよう求める対処方針を決めたことを受け、医療関係者からは、県民や事業者が守れば「流行は収束の方向に向かう」(高山義浩医師)と一定評価した。だが、新規感染者は連日のように過去最多を更新し、危機的な医療現場の負担増も当面続き、実効性は見通せない。「もう一度立ち返り、行動変容をやってほしい」(佐々木秀章医師)と訴えた。 ▼【グラフでみる】感染爆発の沖縄…かつてない増え方 高山氏はイベントでアルコールが提供された場合、「(参加者の)感染対策が緩みがちになる。密集し、大声も出しがちだ」と指摘。オミクロン株の派生型「BA・5」の特性として「人が集まる所で(感染が)一気に広がる現象」がみられるとし、イベント自体の対策を強める効果を期待する。 対処方針についての所見などを語る(左から)高山義浩、佐々木秀章両医師=21日、県庁 ただ、全員が守る
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真 沖縄県内の米軍基地で11日までに60人超が新型コロナウイルスに感染したことが確認された。複数の関係者が明らかにした。うち38人は普天間飛行場で確認されているという。基地内で「クラスター(集団感染)」が発生しているとみられる。 6月と7月に県内中部で大規模なバーべーキューパーティーが開かれ、米軍関係者や日本人も参加していた。イベントに参加していた米軍関係者らは隔離されているとの情報もある。【琉球新報電子版】 沖縄県内の新型コロナ最新情報
スポーツ サッカーかりゆしFC、2010年1月末で解散2009年12月10日 九州サッカーリーグの沖縄かりゆしフットボールクラブは10日、2010年1月末で解散することを発表した。11日に那覇市内で記者会見を開き、與那嶺茂社長が経緯を説明する。 解散理由について、球団は「来季以降の運営に向けて取り組んできたが、状況は厳しい」としている。解散までの1月いっぱいは、選手契約や支援の受け入れなど、トータルにクラブ活動継続の模索を続けるという。 同クラブは1999年創部。今季は2年連続4度目のリーグ優勝を果たし、上位リーグのJFL(日本フットボールリーグ)昇格をかけて全国地域リーグ決勝大会にも出場した。天皇杯県予選ではFC琉球(JFL)を破って県代表となり、2回戦で名古屋グランパス(J1)とも対戦した。【琉球新報電子版】
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