モグワイ、入場規制がかかっている! 若い人たちもたくさん来ている!! モグワイの曲は冬の雪山の崖にハーケンを打つような緊張感で始まる。そのままみんなで、ゆっくりだがしっかりと重力を受け止めながら高度を上げて、やがてそうしなければ辿り着けない光景に辿り着く。 夏のフェスでもそれば変わらない。ほんとに、全く変わらない! それだけに、曲がクライマックスを迎えた時の客の拍手は力強い。伝説をまたも体験できた喜びが伝わってくる。
ラグビーW杯と共に(?)マニック・ストリート・プリーチャーズがやってきた! 名作『ディス・イズ・マイ・トゥルース〜』20周年記念ライブをウェールズ民と楽しみ尽くした一夜 約3年ぶりの来日となったマニック・ストリート・プリーチャーズだが、この日の豊洲PITの様子はいつもの彼らの来日公演とは様子がだいぶ異なっていた。何しろラグビー・ワールドカップの開催真っ只中だ。強豪ウェールズのサポーターも多数来日していて、その彼らがウェールズが誇る国民的バンド、マニックスのライブにドッと押し寄せたからだ。会場のあちこちでウェールズ旗が掲げられ、ビールが飛ぶように売れまくり、レッドドラゴンも鎮座したフロアには何度もウェールズ・コールが轟いた。ステージの3人にとっても、ほとんどホームのような感覚のライブだったんじゃないか。 そんなスペシャルなシチュエーションに加え、今回は『ディス・イズ・マイ・トゥルース・テル・
2002年11月30日・札幌PENNY LANE 24でのラストライブから、実に約16年8ヶ月。ステージには紛れもなく、向井秀徳(G・Vo)、田渕ひさ子(G)、中尾憲太郎(B)、アヒト・イナザワ(Dr)の4人の姿があった。 そして、鉄弦と太鼓と金属板と声帯の振動の威力と迫力がそのままギリギリのバランスで楽曲になったようなNUMBER GIRLの音楽が、2019年7月27日の新宿LOFTには確かに轟いていた。 90年代末〜2002年の邦楽ライブシーンにスリリングな旋風を巻き起こし、メジャーレーベルに籍を置きながらもある種のインディペンデント感とともに「オルタナティブロックの象徴」として今もなお語られ続けるNUMBER GIRL。 バンド解散後はそれぞれの道を歩んできたメンバー4人が、向井の呼びかけにより今年=2019年に再び集結。「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019
ピクシーズ、新AL詳細決定&新曲公開! ALタイトルは『Beneath the Eyrie』、発売日は9/13 2016年リリースのアルバム『ヘッド・キャリア』以来となるニュー・アルバムをリリースすることを明らかにしていたピクシーズだが、新たに同新作のタイトル、発売日等詳細を発表した。 バンドの公式サイトによると、ニュー・アルバムのタイトルは『Beneath the Eyrie』に決定、発売日は9月13日になる予定だ。同時に新曲“On Graveyard Hill”も公開されている。 NYウッドストック近郊のドリームランド・レコーディング・スタジオにて制作され、元々は1896年に教会として建てられたというこの建物の傍の木には鷹の巣(=エリー)があり、それがこのアルバムのタイトルの由来になったという。 「Pitchfork」によると、同作は2018年に制作され、トム・ダルゲティがプロデュース
祝再始動!「UKロック史上最も過小評価されたバンド」、ザ・キンクスの影響を受けたアーティストを一挙ご紹介! 2018年も残すところあと2か月。そろそろ1年を振り返るモードに入りつつある今日この頃ですが、今年、予想外に大きな反響を呼んだニュースと言えば、「ザ・キンクスの再始動」ではないでしょうか。 https://rockinon.com/news/detail/177503 いや、もちろん嬉しいニュースだったし、ついにレイ&デイヴ・デイヴィス兄弟が仲直りして一緒にスタジオに入ったことは本当に喜ばしいことでもある。でも、本国イギリスやアメリカでの盛り上がりは当たり前として、ここ日本でも音楽系以外の一般メディアまで再始動のニュースを速報していたのには少し驚いてしまったのだ。キンクスって、こんなに人気があるバンドだったのかと。 キンクスはしばしば「UKロック史上最も過小評価されたバンド」、「世界
高橋一生が、森永乳業『MOW(モウ)』の新CMに出演する。 このCMは、スーパーの店長に扮した高橋一生が品出し中、パンやジュースなどの加工食品の表示を見ながら商品を選んでいる親子を発見。「そう、食材は、裏をよく見て選ぶ。ゆえに、選択すべきバニラアイスは『MOW』!」と心の声で囁いたその時、母親が『MOW』を手にする姿を見て「いい、いい選択です!」と感激。さらにバックヤードでも、大好きなMOWを食べながら「『MOW』!」と叫ぶ姿が印象的な内容となっているとのこと。 撮影現場では、もともと甘いものが好きで、普段から『MOW』もよく食べているという高橋の「食べ慣れた」様子が垣間見えるシーンが多くあったという。この『MOW』を食べるシーンでは、全部で10テイクのうち、スプーンですくう部分の失敗は一度もなく、角度やスピードも完璧で、NGが出ることもなくスムーズに撮影が進んだ。 なお、このCMは201
今、地上波テレビで観られる最も面白い音楽番組は『関ジャム 完全燃SHOW』じゃないかと個人的に思っている。音楽番組と言っても『関ジャム』はいわゆる歌番組、アーティストを迎えてのストレートなトーク番組とはかなり趣向が異なっている。この番組がユニークなのは、ホストの関ジャニ∞がゲストのアーティストと共に音楽の構造や歌詞の意図を解析、考察していくという、非常にマニアックなアプローチが堂々と取られている点だ。 音楽番組のゲストトークは、曲作りの背景やその曲を書くにいたった心境をアーティストに訊く、言わば「文系」な切り口で進められるのが通常パターンだ。でも、『関ジャム』の場合はそれに加えて楽曲を譜面レベルで展開して解説し、楽器や機材の使い方からスタジオワーク全般における作業まで必要とあれば突っ込んでいく、言わば「理系」の切り口もキーポイントになっている。そう、この番組のコンセプトはこれまでは音楽専門
ニュー・アルバム『ヘッド・キャリア』を9月30日にリリースしたピクシーズが、同新作収録のナンバー“Classic Masher”のミュージック・ビデオを公開した。 映像はこちらから。 同作は2014年の『インディ・シンディ』以来2年半ぶりのオリジナル・アルバムとなる。 以前公開された“Um Chagga Lagga”のミュージック・ビデオはこちらから。 リリースの詳細は以下の通り。 ●リリース情報 アーティスト名:Pixies(ピクシーズ) タイトル:Head Carrier(ヘッド・キャリア) レーベル:Play It Again Sam / Hostess 発売日: 2016年9月30日(金) 【世界同時発売】 ※日本盤はボーナストラック(2曲)、歌詞対訳(大鷹俊一)、ライナーノーツ付 <トラックリスト> 1. Head Carrier 2. Classic Masher 3. Baa
ジョニー・マーが、自伝『Set The Boy Free』発表を記念して、The Guardianの取材に応えている。 https://www.theguardian.com/music/2016/oct/29/johnny-marr-the-smiths-morrissey-simon-hattenstone その中で、モリッシーとザ・スミスの再結成について話し合った夜について語っていて、それによると、その会合は2008年の9月、地元マンチェスターのとあるパブで実現したのだとか。 およそ10年ぶりの再会となったその日、お互いの近況について教え合った後、話は過去に起きたふたりの間のいざこざの話もあり、また、かつてそうだったように、お互いの好きなレコードの話などで何時間も過ぎていったとか。 そうこうするうち、話は、当時も折りに触れメディアを賑わせていたザ・スミスの再結成の話になったのだという
初のドキュメンタリー映画『地獄に堕ちた野郎ども』の公開や過去作品の紙ジャケット仕様での再発など、デビュー40周年を記念した企画が話題を集めているダムドだが、2017年3月に来日ツアーを行うことが決定した。 公演の詳細は以下の通り。 ●ライブ情報 大阪 2017年3月2日(木) 梅田 AKASO OPEN 18:00 / START 19:00 チケット:¥6,800-(All Standing/税込/1Drink別) チケット発売日:11/26(土)10:00~ ※未就学児(6歳未満)入場不可 キョードーインフォメーション:0570-200-888 東京 2017年3月3日(金) 渋谷 CLUB QUATTRO Opening DJ:ヒカル [BOUNTY HUNTER] OPEN 18:00 / START 19:00 チケット:¥6,800-(All Standing/税込/1Drin
1985年のデビュー以来オルタナティヴ・ロック・シーンに影響を与え、1993年に解散しつつも2004年に再結成を果たしたピクシーズ。『ロッキング・オン』11月号には、ベース兼ヴォーカルのパズ・レンチャンティンのインタヴューが掲載されている。 メンバーのキム・ディール脱退後、2014年からのツアー・メンバーとしてピクシーズに参加していたパズは、再結成後2枚目となる今作『ヘッド・キャリア』から正式加入となったが、バンドに誘われた際にあるサーフボードと運命的な出会いがあり、それがバンド加入を決意するきっかけだったという。その時の体験を以下のように語った。 「ある朝、すごく好きなサーファーがサーフィンしてたんだけど、その時初めて彼がサーフボードを流すのを見たの。私は岩にぶつかったら大変だと思って、とっさに彼のボードを救いに走って行って、そのロングボードをひっくり返して砂浜に置いたら、大きな文字で“
ニルヴァーナがサブ・ポップからリリースした89年のデビュー・アルバム『ブリーチ』の制作費606ドルを負担し、セカンド・ギタリストとしてクレジットされていたジェイソン・エヴァーマンのその後の半生が明らかになっている。 ジェイソンの消息を伝えているのは同じシアトル・シーンでバンド活動をしていたジャーナリストのクレイ・カーヴァーで、ジェイソンと再会し、取材した経緯を『ニューヨーク・タイムス』紙に寄稿している。これまで謎の人物として見過されてきたジェイソンだが、クレイによれば、シアトル・シーン勃興期には名うてのミュージシャンとして活躍していて、しかも、父親がアラスカで操業していた漁船で10代の頃から稼いでいた資金を蓄えていることでも知られていた。ただ、難があったとしたら、生い立ちの事情でひどく内向的な性格だったことで、特に人との関わり合いが下手だったことが当時のジェイソンを知る様々な人物らの証言に
ニュー・アルバム『ヘッド・キャリア』を9月30日にリリースするピクシーズが、同新作収録のナンバー“Tenement Song”のミュージック・ビデオを公開した。 映像はこちらから。 同新作は2014年の『インディ・シンディ』以来2年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。 以前公開された“Um Chagga Lagga”の音源はこちらから。 リリースの詳細は以下の通り。 ●リリース情報 アーティスト名:Pixies(ピクシーズ) タイトル:Head Carrier(ヘッド・キャリア) レーベル:Play It Again Sam / Hostess 発売日: 2016年9月30日(金) 【世界同時発売】 ※日本盤はボーナストラック(2曲)、歌詞対訳(大鷹俊一)、ライナーノーツ付 <トラックリスト> 1. Head Carrier 2. Classic Masher 3. Baal's Back
ダムドのドキュメンタリー映画『地獄に堕ちた野郎ども』が公開されることが決定した。 『地獄に堕ちた野郎ども』は2015年に制作されたダムド史上初の映画作品で、監督は2010年に世界的ヒットとなったモーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリー映画『極悪レミー』を手掛けたウェス・オーショスキー。制作費は全額個人負担、監督のほか製作、脚本、撮影、編集もすべて一人でこなし、ダムドの今の姿とともに、40年間で蓄積されてきた複雑な人間模様やバンドの内側を映し出す。 また、公開直前の9月7日(水)にダムドのサードアルバム『マシンガン・エチケット』、フォース・アルバム『ブラック・アルバム』の2作がオリジナル日本盤LPを世界初再現した紙ジャケット仕様で発売されることも決定した。 『地獄に堕ちた野郎ども』は9月17日(土)より渋谷HUMAXシネマほか全国順次公開される。 映画情報は以下の通り。 ●映画
ヨ・ラ・テンゴが8月26日(水)に日本リリースされる新作『スタッフ・ライク・ザット・ゼア』の全曲ストリーミングをスタートさせた。 初期メンバーの1人であるデイヴ・シュラムの復帰アルバムとなる『スタッフ・ライク・ザット・ゼア』は、1990年のカヴァー・アルバム『フェイクブック』のコンセプトに立ち戻り、ザ・キュアーをはじめハンク・ウィリアムス、ザ・パーラメンツのカヴァー、過去曲のセルフ・カヴァー、そして新曲2曲が収録された作品となっている。 ストリーミングはこちらから。 http://www.npr.org/2015/08/19/431686631/first-listen-yo-la-tengo-stuff-like-that-there?sc=tw ザ・キュアーの“Friday I'm in Love”のカヴァーのミュージック・ビデオはこちらから。 リリースの詳細は以下の通り。 ●リリース
2015年6月17日(水)にリリースされる、メスカリン・ドライヴの初期作品集『アーリー・メスカリン・ドライヴ 1985-1989』の収録内容が発表された。 ソウル・フラワー・ユニオンの前身バンドのひとつでもあるジャパニーズ・ガールズ・ガレージ・バンド、メスカリン・ドライヴの結成30周年を記念してリリースされるこの作品には、1989年のメジャー移籍以前にインディーズで発表した全音源を時系列順に完全網羅。結成直後に録音されたファーストカセットテープやソノシート、『ウエスト・サイケデリア』『デンジャラス・ルーモア』などのオムニバスアルバムに収められていた楽曲やパティ・スミス“ロックンロール・ニガー”のライヴカヴァーなど18曲が収録される。 また、同作品のリリースにあわせて、名古屋・大阪・仙台・東京の4都市を巡るツアー「『アーリー・メスカリン・ドライヴ』発売記念ツアー」が開催されることも決定してお
★英ラジオ局XFMが選んだ「偉大なベーシスト×10人」の最新版を発表。 なあ~んと今回は、 FeederのTaka Hirose氏もジョン・ポール・ジョーンズやポール・マッカートニー、コリン・グリーンウッドやマニetcの錚々たるメンツと並びランク・イン!!! こういう欧米メディアのロック系企画記事で日本人ミュージシャンの名前を見るのはもしかして初めて??? 凄っ!!! ★なにはともあれ、XFMが選んだ「偉大なベーシスト×10人」はこんな感じでした。 (以下、順位づけなし)。 ☆Taka Hirose ( Feeder ) ☆マニ(The Stone Roses ) ☆ピーター・フック( New Order ) ☆キム・ディール ( The Breeders ) ☆Flea ( Red Hot Chilli Peppers ) ☆コリン・グリーンウッド( Radiohead ) ☆Carlo
先週末にロンドンのヴィクトリア・パークで開催されたフィールド・デイ・フェスティヴァルに出演したピクシーズだが、NMEの動画インタヴューに応えて、脱退したキム・ディールがバンドに戻りたくなったらいつでも迎えるつもりだと明らかにしている。 フェス前に行われたこのインタヴューでジョーイとデイヴィッドは、ライヴではもちろん昔のレパートリーを披露すると明らかにしていて、その中に新しいものもちりばめていくつもりだと抱負を語っている。 また、デイヴィッドは「9月からいろんなツアーをやって、新曲の感じがようやく掴めてきて、それがいい感じなんだよね。やっと自分のものになってきてるんだよ」と新曲群の手応えについて語っている。 さらにジョーイはベースのパズ・レンチャンティンについて次のように語っている。 「また新しいベーシストを選ぶとしたら、どうしてもってことでも、俺はやっぱりパズにやってもらいたいな。パズに一
マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズは90年代のブリットポップ隆盛期を振り返って、ムーヴメントそのものが政府主導の陰謀だったと語っている。オアシス、ブラーなど無数のバンドを輩出したこの時期のシーンをケヴィンは次のように『ザ・ガーディアン』紙に振り返っている。 「ブリットポップというのは大々的に政府に後押しされたものだったんだよ。いつか将来的に公開になったMI5(イギリスの中央情報機関に当たる保安局)のブリットポップについての文書を読んだらおもしろいことになると思うよ。みんなすっかり目くらましにあっているんだよ」 特にブリットポップ勃興期はイギリスの労働党政権の成立とも重なり、トニー・ブレア首相は政権初期の間にはノエル・ギャラガーやデーモン・アルバーンらの支持を公に受けていて、度々首相官邸を訪れているところなども目撃されていた。ケヴィンは自分だったら、首相官邸は「そこで演奏を
5月28日についにパブリック・イメージ・リミテッド(PiL)としての新作『This Is PiL』をリリースするジョン・ライドンだが、8月12日にブラーがヘッドライナー出演するハイド・パークでのオリンピック閉幕記念ライヴ・イヴェント、ベスト・オブ・ブリテンにセックス・ピストルズとして出演を依頼されたもののそれを断った経緯を明らかにしている。 「ピストルズの言っている内容よりも検閲の方が優先されてたんだよな」とジョンは出演拒否の原因は検閲にあったと『ビルボード』誌に語っている。「イギリスの素晴らしさを祝うってことになったら、ピストルズの正直さもそこに入ってくるものだと思うんだけどね。どんな曲でも歌詞の言葉の検閲を行ったら、そこで誠実さがもう殺されるし、俺にはそれが我慢ならなかったんだ。あの連中とは一切かかわりを持ちたくなかったんだよ」。 ビルボード誌では具体的になにが検閲対象になったのかをジ
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