私はソフトウェアの専門家としてお答えすると、ウォータフォールは何のメリットも無いというのが私の意見であることを共有しておきたい。そういう意見に至った経緯をこのブログで書き留めて置きたい。 尚、これは所属会社の見解ではないことは明確にしておきます。 サム・グッケンハイマーの一言 私は DevOpsのエバンジェリストで、それ以前からアジャイル開発をかれこれ15年ぐらい実施し、導入の支援をしている。私はかつては、日本の環境の制約の中で如何にアジャイル開発のメリットを最大に引き出すか?ということを考えていた。 ウォーターフォールに対する立場も、真っ向から否定するものでもなく、現状もあるし、それに慣れている人もいるし、実際ウォーターフォールでも失敗しない人も居る。だから、人にウォータフォールのメリット・デメリットを聞かれた時も「変化しないものに関してはウォータフォールはいいのかもしれない」と回答して
「仕事は遊びみたいなもの」などと不用意に言うと、この国においては必ず「不真面目な奴」「仕事が何たるか分かっていない」と侮蔑の目で見られることになる。特に、客の無理難題にもみ手で応える人月商売のITベンダーの技術者に言ったら大変だ。以前そんな話をしたら、「アンタのようないい加減な仕事はいいよな」と曲解され、いかにITの仕事は大変かをまくし立てられて閉口したことがあった。 こういう人によると、システム開発や保守運用の仕事は「大変厳しいが、社会的に極めて重要」ということになる。私からすると、他の仕事も「大変厳しいが、社会的に極めて重要」であり、そもそもそのことと「仕事は遊びみたいなもの」も全く矛盾しないのだが、我が身を犠牲にして社会的に重要な仕事を担う人には受け入れてもらえない。 しかも、ITベンダーの技術者は、そしてユーザー企業のIT部門の人たちも、なぜか“不幸自慢”が大好きだ。開発プロジェク
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