厚生労働省が30日発表した1〜6月の人口動態統計(外国人を含む速報値)によると、出生数が前年同期比5.7%減の35万74人だった。3年連続で40万人を下回り、上半期として比較可能な1969年以降で最少を更新した。24年は年間の出生数が初めて70万人を割り込む可能性も出てきた。高齢化にともない死亡数は増えており、人口減少に歯止めがかかっていない。死亡数は1.8%多い81万1819人。出生数から死
「汗をダラダラ垂らしながら仕事してます」今年から厚生労働省で働き始めたばかりの若手官僚は、思いがけない省内の暑さに圧倒されている。オフィス内でエアコンは稼働しているが、それでも「とても暑い」と不満を抱く。「卓上扇風機は必需品」という声もあがるなど、空調の効きは十分ではなさそうだ。今年の夏は記録的な猛暑だ。気象庁によると、2024年7月の平均気温は1898年以降で7月として最も高かった。7月2
老後に備えてためた金融資産が、80歳を過ぎても平均で1〜2割しか減っていないことが分かった。長生きする可能性を意識して節約志向が強まっているようだ。国内の消費支出の4割を占める高齢者が財布のひもを固く締めれば国内全体の消費を下押しするリスクがある。内閣府がまとめる2024年度の経済財政報告(経済財政白書)の原案が判明した。総務省の全国家計構造調査をもとに内閣府が独自に集計した。年齢別でみた世
衆院東京15区補欠選挙を巡り警視庁捜査2課は17日、他陣営の演説を妨害したとして政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者(45)ら3人を公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで逮捕した。自由妨害罪で候補者側が逮捕されるのは極めて異例。民主主義の根幹といえる「選挙の自由」を脅かす行為に厳格な姿勢を示した。「選挙の自由と公正を害した極めて悪質な事案」。17日、つばさの党代表らの逮捕を受け警視庁幹
【この記事のポイント】・赤字の健保組合が増えて24年度は全体の9割弱に・加入者に課す保険料率を引き上げる動きが広がる・収支が改善しなければ健保の解散が増える可能性大企業の従業員らが入る健康保険組合の財政悪化が鮮明になってきた。健康保険組合連合会(健保連)によると全国約1400組合の2024年度予算ベースの経常収支は合計で6578億円の赤字を見込む。高齢者医療への拠出金の増加が響く。少子化対策財源
政府が11月上旬にもまとめる経済対策で税収増の一部を国民に還元する具体策として、所得税を定額で4万円減税し、住民税が課税されない低所得者世帯に7万円を給付する案が浮上していることが分かった。減税は法改正を経て2024年夏ごろに1回に限って実施する方向で調整している。政府は11月上旬に経済対策を決定し、裏付けとなる2023年度補正予算案を臨時国会に提出する。減税の具体的な制度設計は年末までに与党
新型コロナウイルスのこの冬の流行に備え、20日からワクチンの「秋接種」が始まる。5月に感染症法上「5類」に移って以降、マスクの着脱などコロナ対策は原則、個人に委ねられるようになった。ワクチンのメリットとデメリットをよく考え、接種するかどうか一人一人が判断したい。秋接種は初回接種を終えたすべての世代が対象となる。オミクロン型の派生型「XBB」に対応したワクチンで、政府は米ファイザーと米モデルナか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く