自民党島根県連幹事長の園山繁県議は21日、衆院選候補者の支援者らを集めた松江市の会合で「少し残念に思うのは、島根県で立候補した6人のうち5人が女性であることだ」と発言した。自民は松江市を含む島根1区に女性候補を擁立しており、本人は不在。園山氏は取材に「男性がもっと頑張ってほしいという趣旨だった」と説明した。 会合では石破茂首相の妻佳子さんが講演し、園山氏は終了時のあいさつで発言した。島根は1区に女性3人、2区に自民前職の男性1人と女性2人が立候補している。
《18歳女子大生とパパ活飲酒》吉川赳・衆院議員が裁判で繰り広げた“仰天の主張” 法廷で突然「四角い卵と遊女の誠あれば…」、報道後手にした報酬は4888万円 本誌・週刊ポストが報じた記事で名誉を棄損されたとして、吉川赳・衆院議員が発行元の小学館に対して7500万円の損害賠償と謝罪広告を求めていた裁判。東京地裁は7月17日、原告の吉川氏の請求をいずれも棄却する判決を言い渡した──。 週刊ポストの記事〈岸田派ホープ 吉川赳衆院議員と“おさげ髪18歳”のパパ活「飲酒」現場〉(2022年6月24日号)は、吉川氏が東京・汐留の焼き肉店で女子大生Xさんと食事・飲酒したうえ、お台場の高級ホテルに移動して部屋で1時間半ほど滞在したことを報じたものだ。 Xさんは当時18歳の有名私大1年生で、焼き肉店でも自ら「18歳」「大学1年生」と話していた。Xさんは週刊ポストの取材に「4万円のお小遣いをいただいた」と語り、
経済産業省は25日、LGBTなど性的少数者への差別発言で昨年2月に首相秘書官を更迭された荒井勝喜官房審議官(56)を7月1日付で通商政策局長に昇格させる人事を発表した。 荒井氏は1991年に通商産業省(現経産省)に入省し、商務情報政策局長などを歴任。岸田内閣発足に伴い秘書官に起用され、広報担当を務めたが、性的少数者を巡り「隣に住んでいたら嫌だ。見るのも嫌だ」と記者団に発言し更迭された。 更迭後は経産省の官房付になったが、昨年7月に幹部に当たる官房審議官に復帰していた。
世論調査で「女性初の首相候補」への期待がある上川陽子外相が18日に、静岡県知事選(5月26日投開票)の応援演説で、自民党推薦候補の当選を念頭に「この方を私たち女性が(知事として)うまずして、何が女性でしょうか」と述べていたことが分かった。 自民推薦候補を新しい知事として「生み出す」という意味で述べたとみられるが、「うまずして、何が女性でしょうか」という発言は、女性の出産を想定させる側面も否めず、波紋を広げている。自民党内外からも批判の声が出ている。 上川陽子外相、静岡県知事選で応援演説「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」 上川氏の発言については、19日に放送されたTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の中で取り上げられた。コメンテーターとして出演した毎日新聞論説委員の佐藤千矢子氏は「発言は一応、自民党の推薦候補を生まずしてという意味で、女性に直接子どもを産めといった
上川陽子外相は18日、静岡県知事選の応援のため静岡市で演説し、自民党推薦候補の当選に向け「この方を私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と述べた。新たな知事を誕生させるとの趣旨の発言だが、出産したくても困難な状況にある人への配慮に欠けるとの指摘が出る可能性がある。 演説を行ったのは、上川氏の女性支持者が多く集まった屋内の集会。発言に対し、100人を超える聴衆からは拍手が起こった。 上川氏は、自身の過去の選挙演説で「うみの苦しみにあるけれども、ぜひうんでください」と支持を訴えた経緯にも言及。「うみの苦しみは本当にすごい。でもうまれてくる未来の静岡県、今の静岡県を考えると、私たちは手を緩めてはいけない」と語った。 上川氏は衆院静岡1区選出。26日の県知事選投開票を前に、2週連続で静岡県入りした。外相として、紛争解決や平和構築の過程で女性が主導的役割を果たす「女性・平和・安全保障(WPS)」
子どもに接する仕事に就く人に性犯罪歴がないか確認する制度「日本版DBS」を導入するための法案について、加藤こども政策担当大臣は、下着窃盗やストーカー規制法違反は、性暴力とは性質が異なるとして、確認の対象に含まれないと説明しました。 衆議院の特別委員会で審議が行われている「日本版DBS」を導入するための法案には、「不同意性交罪」や児童ポルノ禁止法違反など、犯罪歴の確認対象となる罪を「特定性犯罪」として明示しています。 14日の質疑で、立憲民主党の早稲田夕季氏は下着窃盗や、ストーカー規制法違反が条文に示されていないのは不適切だとしたうえで「起訴された事案は性犯罪歴として確認対象にすべきだ」とただしました。 これに対し加藤大臣は「下着窃盗は窃盗罪、ストーカー規制法違反は恋愛感情などの充足を目的に、つきまといを繰り返すなどの罪であり、人に対する性暴力とは性質が異なる」と述べ、対象に含まれないと説明
自民党和歌山県連が主幹した会合後に行われた懇親会で、男性の肩に手をかける女性ダンサー(一部画像を処理しています) 岸田文雄首相(自民党総裁)が出席した13日の参院予算委員会では、露出の多い衣装の女性ダンサーを招いた党和歌山県連主催の会合に関し、辞任した藤原崇前青年局長ら、出席者が女性の身体に触った者がいなかったかどうかが議論になった。 産経新聞が入手した会合の動画では、女性から首に手を回され、お札のようなものを口移しする男性参加者の姿もあった。スーツ姿で踊りながら登場した別の男性参加者は、女性が突き出した尻をわずかに隠す衣装の間にお札のようなものを差し込んだ上、女性の尻をパンパンと2回たたく姿などが映っていた。 会場では手拍子が続き、多くの参加者から笑い声もあがっていた。男性が口移しでお札のようなものを渡した直後には、「うわー」といった歓声も響いた。 この日質問した塩村文夏氏(立憲民主党)
昨年11月、和歌山市であった自民党青年局の近畿ブロック会議後の懇親会で、下着のような衣装の女性がダンスショーをする過激な演出があった問題をめぐり、懇親会を準備した川畑哲哉・和歌山県議(46)=3期目=が11日、党県連に離党届を提出して受理された。 川畑氏は山下直也県連幹事長とともに同日、県庁で取材に応じ明らかにした。川畑氏は8日に党県連青年局長を辞任。全国から批判の声が届き、離党を申し出たという。議員辞職については「議員としての任期をいただいているうちはできることをがんばってまいりたい」と否定した。山下幹事長は「主管は党県連。その場に私がいなかったとはいえ、道義的な責任がある」と語った。 党県連によると、開催経費は懇親会を含めた近畿ブロック会議全体で約120万円。うち90万円が党本部からの助成金と参加者の会費、残り30万円が県連の支出とし、山下県連幹事長は「(懇親会に)公費は充てていない」
SPが宿泊する予定だった隣室に秘書官を宿泊させる “事件”が起こったのは、経産相だった西村氏が11月12日から17日にかけて、アジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するため、米サンフランシスコに外遊した際のこと。西村氏らは高級ホテル「ホテル・ニッコー・サンフランシスコ」に宿泊した。西村氏の部屋と内部のドアでつながる隣室には、何かあればすぐに駆け付けられるよう、SPが宿泊する予定だった。ところが――。
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自民党の杉田水脈衆院議員は11日までに、保守系月刊誌のユーチューブ番組に出演し、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があるとの見方を示した上で、関係者を「公金チューチュー」とやゆした。昨年12月の総務政務官辞任について、アイヌ関係団体に直接謝罪するのが嫌でやめたと明らかにした。アイヌの人々の名誉と尊厳を傷つける発言で、強い批判を呼びそうだ。 インターネット上では、マイノリティー(少数者)の支援団体や当事者らが補助金などを必要以上に得ているとして「公金チューチュー」と呼んで卑しめる向きがある。杉田氏の発言はこれをなぞったもので「流行語大賞にノミネートされても良かったと思いますけれどね」とも語った。 番組でアイヌや沖縄、在日コリアン、被差別部落、LGBTなどに関する支援運動の動きをチェックしていると強調。「そういうふうな人たちが、どこでどんなことをしているのか。全部頭の中に入っている国会議員は
Published 2023/11/11 16:13 (JST) Updated 2023/11/11 22:16 (JST) 自民党の杉田水脈衆院議員は11日までに、保守系月刊誌のユーチューブ番組に出演し、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があるとの見方を示した上で、関係者を「公金チューチュー」とやゆした。昨年12月の総務政務官辞任について、アイヌ関係団体に直接謝罪するのが嫌でやめたと明らかにした。アイヌの人々の名誉と尊厳を傷つける発言で、強い批判を呼びそうだ。 インターネット上では、マイノリティー(少数者)の支援団体や当事者らが補助金などを必要以上に得ているとして「公金チューチュー」と呼んで卑しめる向きがある。杉田氏の発言はこれをなぞったもので「流行語大賞にノミネートされても良かったと思いますけれどね」とも語った。 政務官辞任を巡っては、アイヌ民族や学者らでつくる市民団体「アイヌ政策
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Published 2023/10/24 18:07 (JST) Updated 2023/10/24 18:17 (JST) 自民党の杉田水脈衆院議員はX(旧ツイッター)への23日付の書き込みで、アイヌ民族や在日コリアンに関する自身の差別的投稿が大阪法務局などから「人権侵犯」と認定されたことに関し、非公表としている法務局の措置を申立人が口外したとみて不快感を示した。「非公開の案件について申し立てた方々がマスコミに説明しているのも解せませんが」と記した。 救済を申し立てたアイヌ関係者らに矛先を向けることで、自己正当化を図ったとも受け取れる内容。Xでは、杉田氏に同調しアイヌを含む特定民族を中傷する声が目立っており、レイシズム(人種差別主義)の助長が懸念される。
7月末に問題となった、自民党女性局長の松川るい参院議員、局長代理の今井絵理子参院議員らによるパリ「研修」。研修をうたいながら、エッフェル塔前で塔をまねたポーズを撮るなど、まるで観光旅行のような写真をSNSにアップしたことで、批判が殺到していた。 【写真多数】まるで観光旅行ととられかねない写真が続々とアップ 「問題となった3泊5日のフランス研修では、実際の研修といえる時間は6時間ほどで、ほかの時間は観光や食事にあてられていたことも明らかになりました。今井議員は《無駄な外遊ではありません》《また追って活動報告します!!》などと反論しましたが、批判は収まらず。説明足らずのまま時間が過ぎてしまい、政治家としての信用は失われつつあります」(政治担当記者) 騒動からおよそ2週間が過ぎたが、沈静化したとは言いがたい状況だ。批判の的となった今井議員と松川議員のSNSを見ると、いまだに怒りの声が寄せられてい
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