Published 2023/05/17 17:09 (JST) Updated 2023/05/17 23:57 (JST) 【北京共同】中国で性的少数者の権利保護に取り組む運動の象徴的存在とされた団体「北京LGBTセンター」が17日までに、中国当局の圧力を受け活動停止に追い込まれた。習近平指導部は性的少数者の権利擁護を「西側の価値観」とみて危険視。活動家を拘束するなど圧力を強めている。 香港メディアなどによると、北京LGBTセンターは2008年に創設。性的少数者が集まるイベントを開き、カウンセリングや専門家の講演なども行っていた。 今月15日に「制御できない圧力を受けた。活動を停止する」との声明を発表。同センターは規模は大きくないが、首都にあるため中国のLGBT運動の象徴とみなされていた。
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旧ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川前社長による少年への性加害問題。長年放置された被害と、マスコミや企業の姿勢が問われています。
東京 台東区の吉原地区にある風俗店で、従業員の女性が首などを刺されて殺害された事件で、警視庁は、店内で自分の腹を刺し病院で治療を受けていた32歳の男を殺人の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、東京 足立区の契約社員 今井裕容疑者(32)です。 警視庁によりますと今月5日、客として訪れていた台東区の風俗店で、従業員の38歳の女性の首などをナイフで刺して殺害したとして殺人の疑いがもたれています。 容疑者は、女性を襲ったあと、自分の腹を刺して店内で倒れ、病院で治療を受けていました。 調べに対し容疑を認め「彼女から『もう予約しないで欲しい』と言われた。先の見えない自分の将来とは対照的にきらびやかな人生を送る彼女の人生を奪ってやろうと思った」などと供述しているということです。 容疑者は去年から女性を指名して複数回この店に通っていたということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
早稲田大学の大学院生だった女性が指導教員の男性教授から「俺の女にしてやる」とセクハラ発言を受けたなどとして損害賠償を求めた裁判で、東京地裁は、教授だった男性と早稲田大学に55万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。 作家の深沢レナさん(32)は、早稲田大学文学学術院の院生だった2017年に、指導教員だった当時の教授・渡部直己氏(71)から「俺の女にしてやる」「卒業したら女として扱ってやる」と発言をされたほか、頭や肩に触れられるなどのセクハラがあったとして、渡部氏と早稲田大学を相手取り、660万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。 深沢さんは被害を受けた後、別の男性教授に相談しましたが、相談窓口などに行かないよう何度も口止されたうえ、「あなたにも隙があった」「男性を勘違いさせてしまうような挙動がある」などと言われる二次被害があったと訴えています。その後、深沢さんは、精神的な苦痛から中
国連は、アフガニスタンで実権を握るイスラム主義勢力タリバンの暫定政権から、現地で働く女性職員の出勤を停止するよう通告されたことを明らかにしました。これを強く非難する国連は、男性も含めたすべての現地職員を出勤させない措置をとり、人道支援への影響が懸念されます。 国連の5日までの発表によりますと、アフガニスタンのタリバンの暫定政権から、現地で活動する国連の支援団に対し、アフガニスタン人の女性職員の出勤を停止するよう通告があったということです。 また、これまでに複数の女性職員が嫌がらせを受けたり、拘束されたりしたということです。 国連は「受け入れられない」などと強く非難し、男性も含めたすべての現地職員を出勤させない措置をとったことを明らかにしました。 タリバンの暫定政権は、去年12月、現地のNGOで働く女性職員が、人前で髪を隠すのに使うスカーフの「ヒジャブ」を適切に着用していないなどとして、出勤
岸田首相&翔太郎秘書官「Colaboを守れ!」…“お触れ” 発出に厚労省は「現場と認識がズレている」不満たらたら 社会・政治FLASH編集部 記事投稿日:2023.04.01 20:04 最終更新日:2023.04.01 20:35 《「若年被害女性等支援事業」への妨害行為等への対応について》 3月末、厚労省から各都道府県・市町村などに、こんな文書が発出された。 この文書をめぐり、現在、厚労省内部で “反発” と “混乱” が起きているという。厚労省関係者がこう語る。 関連記事:今すぐやめてほしい「タレント議員」生稲晃子4位、今井絵理子3位、圧倒的1位の大御所は?【500人アンケート】 「この文書は、簡単に言えば、仁藤夢乃氏らが運営する若年被害女性への支援団体『Colabo』に関するものです。同団体は、主に性暴力やDV等で悩みを抱えている若年女性たちに対して、食事提供やシェルターでの宿泊支
<お詫び> 3月26日、藝大アートプラザスタッフの個人アカウントのTwitterから非常に不適切な投稿がありました。この投稿に関してまずは投稿の対象となった方に深くお詫びするとともに、東京藝術大学に在籍する方々、これから入学する方々、大学関係者の方々、発言に関して恐怖や憤り、悲しみや辛さを感じた方々に対して、謹んでお詫び申し上げます。たいへん申し訳ございませんでした。 当該スタッフの投稿は、その職分を利用して特定の学生に接触することを想起させる内容であり、投稿の対象となった方だけではなく、投稿にふれた方々に不快感と恐怖感を感じさせてしまうものでした。 藝大アートプラザは藝大生や藝大卒業生の方々の作品を展示販売することによって、学生や卒業生が社会とのつながりを学び、実践をしていく重要な施設です。また、芸術活動は本来的に自由な存在であり、何者かの手によって制限を加えられるようなことは絶対に避け
ミスアース東北大会後に開かれたアフターパーティーの様子=2021年7月、福島県(写真を一部加工しています) 毎年90カ国以上が参加する、世界規模のミスコンテストの一つ「ミス・アース」。大会の目的として、美しさに加えて「地球環境保護の促進」を掲げており、国連機関もパートナーシップとして掲載されている。その趣旨に興味を持ったすみれさん(仮名)は、数年前に国内予選の一つ、東北大会に出場した。大会前に環境保護やSDGsなどを専門家に学ぶ機会もあり、「挑戦して良かった」と感じた。ところが、大会直後にその思いは裏切られる。全員参加のパーティーで出場者の女性たちはドレス姿のまま男性審査員たちの隣に座らされ、酒の相手をさせられることに。中にはセクハラを疑われる態度を取った男性もいたという。大量のフードロスを出す場面もあり、激しく幻滅。さらに取材を進めた結果、パートナーシップの一つとされた国連は「パートナー
研究所で作業に当たる科学者(2022年9月9日撮影、資料写真)。(c)Thomas SAMSON / AFP 【3月17日 AFP】世界の女性科学者の約半数が、職場でセクハラ被害に遭ったことがあるとの調査結果が16日、公表された。 調査はフランスに拠点を置く市場調査会社イプソス(Ipsos)が、ロレアル財団(L'Oreal Foundation)の依頼で実施した。世界117か国の公立または私立機関50か所以上で働く5000人超を対象に、昨年7月26日から9月12日にかけて実施された。科学、技術、工学、数学などの分野で働く科学者らが回答した。 それによると、回答者の49%が「少なくとも1回セクハラ被害に遭ったことがある」と答えた。被害のうち、半数近くが2017年のセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」の後に起こったとしている。 セクハラがキャリアに悪影響を及ぼしているとの回答は65%に上っ
産経新聞は2023年3月16日、東京都が女性支援団体Colaboに活動の一部を当面休止するよう求めたとする記事を訂正し謝罪した。 Colaboの仁藤夢乃代表が発言していない内容を掲載したとして、「該当部分を削除しました」としている。 「会見ではこうした発言がなかった」 一般社団法人Colaboは、若年女性の居場所づくりのために開催している「バスカフェ」に妨害行為があったと抗議している。この件を巡り、業務を委託している東京都がColaboに、バスカフェを当面休止するよう求めたと報じられている。 産経新聞は、仁藤代表が14日の記者会見で「月内に予定する次回のバスカフェを中止することを明らかにした」と、15日付の記事に掲載した。 しかし仁藤代表は同日、「バスカフェ中止なんて言ってません」とツイッターで反論。同日夜までに該当箇所が訂正された。 翌16日には、記事内に「おわびと訂正」を記載。「仁藤夢
荒井勝喜・元首相秘書官の「LGBT差別オフレコ発言」による批判を受け、LGBT理解増進法案の法制化を進めている岸田政権。だが、そこに再び水を差すような事態が発生した。 2月15日に開かれた超党派の議員連盟「 LGBTに関する課題を考える議員連盟 (LGBT議連)」後、記者団のオフのぶら下がりに応じた「性的マイノリティに関する特命委員会(LGBT特命委員会)」事務局長の城内実・自民党衆院議員が次のような発言をしたというのだ。 「同性婚はウクライナの問題と同じだ。『ウクライナが正しい』というのはむしろ少数派。世界の流れだっていうのは間違っている」 大手紙政治部記者はこう言う。 「今、世界的にも同性婚を認めていこう、LGBTの方々に対する差別をなくしていこう、という流れになりつつあるのに、城内さんの『(同性婚は)少数派で世界の流れではない』という発言に対して、その場に居合わせた記者たちは驚いたそ
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