与野党対決の構図となった岩手県知事選挙は、きのう(8日)投票が行われ、野党4党が推薦した現職の達増拓也氏(55)が自民党と公明党岩手県本部が推薦した新人を抑え、4回目の当選を果たしました。 達増拓也、無所属・現当選、40万2803票。 及川敦、無所属・新、15万5504票。 立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党が推薦した現職の達増氏が、自民党と公明党岩手県本部が推薦した元岩手県議会議員の及川氏を抑え、4回目の当選を果たしました。 達増氏は盛岡市出身の55歳。外務省の職員や衆議院議員を務めたあと、平成19年の岩手県知事選挙で初当選しました。 選挙戦で達増氏は東日本大震災からの復興を早期に完了させることや、ILC=国際リニアコライダーと呼ばれる巨大な実験施設の誘致実現などを訴えました。 達増氏は「東日本大震災からの復興を確かにするとともに、沿岸を含めた地域振興を力強く進めていきたい」と述べま