アメリカでは、奴隷制度が終わったことを記念する「奴隷解放記念日」に合わせて、各地でデモ行進が続きました。このうち、首都ワシントンでは、デモ参加者が、奴隷制の存続を主張していた、いわゆる「南部連合」の軍人の銅像を引き倒しました。 アメリカでは19日、最後まで奴隷制度が続いていた南部テキサス州で、155年前に奴隷の黒人に制度が終わったことが告げられた日にちなんだ「奴隷解放記念日」を迎えました。 ことしは、黒人のジョージ・フロイドさんが、警察官に押さえつけられて死亡した事件をきっかけにした人種差別への抗議が続くなか、ニューヨークなど各地で、集会やデモ行進が行われました。 このうち首都ワシントンでは、南北戦争当時、奴隷制の存続を主張していた、いわゆる「南部連合」のアルバート・パイク将軍の銅像をデモ参加者が引き倒し、火をつけました。 銅像は、ワシントンの警察本部のそばにあり、屋外にある南部連合の将軍