参議院厚生労働委員会では、13日、医療法の改正案の審議が行われましたが、午後の審議に三原厚生労働副大臣が遅れたことに野党側が反発して審議が中断し、そのまま流会となりました。 参議院厚生労働委員会では、13日、長時間労働が深刻化している勤務医などの働き方改革を進めるための医療法の改正案をめぐり、午前中から質疑が行われました。 しかし、午後1時半に再開された審議に三原厚生労働副大臣が遅れたことに野党側が反発して、午後2時すぎから中断し、そのまま流会となりました。 これについて、厚生労働省は「省内で十分な情報共有がなされず、三原副大臣は、午後1時から省内の会議に出席していた」と説明したということです。 この影響で、14日、参議院本会議では、菅総理大臣も出席して75歳以上の医療費窓口負担を年収200万円以上の人を対象に2割に引き上げる法律の改正案が審議入りする予定でしたが、取りやめとなりました。