「現在は6度目の大量絶滅期である」という主旨の論文が発表されたそうだ(Nature Communications掲載論文、産経新聞)。 地球においては過去5回の「大量絶滅期」があったという。このうち4回目の大量絶滅期に注目して調査を行ったところ、この期間では噴火によって大量の温室効果ガスが放出されたために温暖化が進行、これにより地球上の約80%の種が絶滅したことが分かったという。そして、これは現在の状況によく似ているという。 大量絶滅期には他の種族に大きな影響力を持つような「優占種」であっても、弱小種と同じように環境変化の影響を大きく受けることも分かったそうで、今後環境変化が続いた場合、人間もその影響を受ける可能性があるという。