JUGEMテーマ:エンターテイメント 『IPPONグランプリ』を見たのですが、90年代以降「発想ゲーム」になった大喜利は、いよいよ”専門職化”した感じです。 その象徴がバカリズムです。今のバカリズムなら全盛期の松本人志さんにも勝てるでしょう。そのぐらいバカリズムは大喜利のみに強さを進化させ、発達、特化した”大喜利マシン”です。 決勝で千原ジュニアさんが彼に二度目の敗北を喫するのですが、ジュニアさんは他の能力も持ち合わせている現在最高のユーティリィティープレイヤー。また、お笑い芸能人としての使命感がもっと壮大な「天下取り」というベクトルなので、バカリズムの「大喜利天下取り」に比べるとその意味においては散らかっているのでした。『総合格闘技が強くても、ボクシングの世界チャンピオンにはなれない』ということです。(ちなみに芸能界は、総合のチャンピオンが真のチャンピオンなんですが) 更に、「現代大喜利