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ブックマーク / katokitiz.hatenablog.com (15)

  • タモリがTVで「いいよね」って褒めた曲リスト - シン・くりごはんが嫌い

    樋口毅宏の傑作『さらば雑司ヶ谷』のなかで「人類最高の音楽家は誰か?」という議論を繰り広げる場面がある。 そこでキャラクターのひとりがタモリを引き合いに出して小沢健二こそ最高の音楽家だとまくしたてるのが話題になった。以下、文より引用。 「むかし、いいともにオザケンが出たとき、タモリがこう言ったの。『俺、長年歌番組やってるけど、いいと思う歌詞は小沢くんだけなんだよね。あれ凄いよね、“左へカーブを曲がると光る海が見えてくる。僕は思う、この瞬間は続くと、いつまでも”って。俺、人生をあそこまで肯定できないもん』って。あのタモリが言ったんだよ。四半世紀、お昼の生放送の司会を務めて気が狂わないでいる人間が! まともな人ならとっくにノイローゼになっているよ。タモリが狂わないのは、自分にも他人にも何ひとつ期待をしていないから。そんな絶望大王に、『自分はあそこまで人生を肯定できない』って言わしめたアーティス

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  • 「リターナー」を再評価せよ!『安堂ロイド』第一話 - シン・くりごはんが嫌い

    『安堂ロイド』の第一話を観た。 その人を喰ったようなタイトル。さらに演技がいつも一緒と評判のキムタク主演でSFをやるということで、放送される前から散々叩かれていたが、正直かなり楽しんで観た。 まず木村拓哉が「いつものキムタク」じゃないのがとても良い。 どの程度制作に関わってるのかはうかがい知れないが、主人公のキャラクターが「コンセプト・設定協力」としてクレジットされている庵野秀明にそっくりである。いや、正確にいうならば庵野秀明をモデルにした安野モヨコの『監督不行届』に出てくるカントクくんということになるのだろうが、あの天化のキムタクが他人とコミニュケーションをはかれない偏屈なオタクを堂々と演じており、さらにウルトラマンのポーズまで決めるしまつで、後に出てくることになるアンドロイドとの差別化をはかるためかもしれないが、その時点で「いつものキムタク作品ではない」と所信表明をする。 いろんな人が

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  • フジファブの『若者のすべて』とミスチルの『HANABI』について - シン・くりごはんが嫌い

    先日『SUMMER NUDE』についてチラっと書いたが、このドラマのなかでフジファブリックの代表曲のひとつである「若者のすべて」が使われている。 視聴率は順調に右肩下がりらしいが、こういうトレンディなものを時代が求めてないということが数字として表れたようだ。ぶっちゃけ、つまらなくてもなんとなくで見ている視聴者ばかりだと思っていたが、さすがにそこまでバカではないようだ。 それでもぼくはこのドラマを楽しく拝見している。第二話についてはこの前に延々書いたが、第三話もすごかった。三年間DVDを延滞し続けるというのもなかなかだが、今回のハイライトはなんといっても黙って消えてしまった長澤まさみを待ち続ける山Pである。ダイジェストでさーっと演出されていたが、少なくとも一年間はヒマを見つけて長澤まさみがでかでかと写っている看板の前にいつづけるのだ!夏はまだいいが、冬もだぞ!暖をとるのも兼ねているのだろうが

    フジファブの『若者のすべて』とミスチルの『HANABI』について - シン・くりごはんが嫌い
  • ロックバンドが売れるためにはどうしたらいいか? - シン・くりごはんが嫌い

    島田紳助はデビュー前にどうすれば漫才で勝てるのか?どうすればじぶんのような技量のない人間でもおもしろい漫才がつくれるのか?について徹底的に分析してからネタ作りをはじめたという。諸先輩方の漫才をテープに録音し、しゃべってることをノートに書きだし、それをじぶんなりのことばに変え、紳竜の漫才はつくられていった。B&Bの島田洋七は「オレの漫才パクリやがって」と紳助に冗談まじりでいってるようだが、それはある意味まちがってない。彼がパクったのは漫才の構造だからである。 それと一緒というとたいへんおこがましいが、小生、バンドごっこのようなものをやっていたり*1、知り合いにスタジオミュージシャンやバンドマンが多いこともあって、ロックバンドが売れるにはどうすればいいのか?について気で妄想したことがある。 まず、日ではメロディが際立ってないと誰もが知ってるレベルの売れ方をしない。ビートルズはもちろんのこと

    ロックバンドが売れるためにはどうしたらいいか? - シン・くりごはんが嫌い
  • DOCUMENTARY OF AKBスタッフ「密着!秋元康 2160時間」 - シン・くりごはんが嫌い

    11日の月曜にBSプレミアムで放送された「密着!秋元康 2160時間」が予想以上におもしろかった。 テレビ番組の感想はTwitterでポツポツとつぶやいてそれで終わることがほとんどなんだけど(だいたい140文字で収まってしまう)、こうやってブログのエントリとして書いているということは、自分の中で語りたい部分が多かったのだろうと思う。 「密着!秋元康2160時間」というタイトルだけに、どれだけ多忙な日々を送っているかを映すのかと思いきや、なんとAKBの楽曲制作からMV制作の舞台裏にカメラが初潜入するという予想を裏切られる展開。『金スマ』がそうであるように、この手のあおりには肩すかしを喰らってきたが、今回はさすが天化のNHK。そこにウソはなく、今まで明かされて来なかった映像がてんこ盛りであり、去年のAKBドキュメンタリー映画に近いものを感じた。しかも番組は2時間という大盤振る舞いであり、CMが

    DOCUMENTARY OF AKBスタッフ「密着!秋元康 2160時間」 - シン・くりごはんが嫌い
  • 『ソナチネ』はビートたけしの実体験が元になっていた!? - シン・くりごはんが嫌い

    1月27日に放送された「日曜ゴールデンで何やってんだテレビ」がすごくおもしろかった。 第一回目の放送は石橋貴明相手に、元テレのフリップ毒舌芸をそのまんまやっていて*1、そのくだらなさ/変わらなさに感動を覚えたが、その後、若手のコント師にお題を与え、3時間でコントを作ってもらうという企画がメインになり、それを見てビートたけしが評するという、どっかで見たような緩い番組になってしまった。 ところが、今回は芸人・ビートたけしの足跡(そくせき)を石橋貴明と共に追うというもので、ゲストは島田洋七。ふたりが漫才ブームのときによく遊んだという六木のお店をめぐり、そこでの思い出話に華を咲かせる待ってましたの神企画。バブル全盛期だったこともあり、とんでもない金の使い方をしていたというエピソードなど、非常に興味深く拝見した。 その中で、フライデー襲撃事件の話になり、事件後の約半年、判決が出るまでたけしは何をし

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  • AKBにも「人が無慈悲に殺されていく映画」が好きな娘はいるという話 - シン・くりごはんが嫌い

    先日、AKBの大島優子が『悪の教典』を批判したというニュースが話題になった。 http://akb48matome.com/archives/51852495.html http://ameblo.jp/oshima-y/entry-11407961992.html もう知ってる人も多いと思うので割愛して話を進めるが、ぼくがこのニュースを目にしたとき、ツキイチゴローで稲垣メンバーが『ホステル』にたいして「存在すら認めない」と言ってたときのことを思い出した。 そりゃ普通に映画観て「この映画嫌いだわー」くらいのことはみんな言ったりするわけなんだけども、人が殺されていくだけの映画に癒しを求めたり、それによって日頃の憤をはらしてる人間にとって「認めない」という言葉はやはりかんにさわるというか、ある程度発言にたいしてなんらかの影響力がある人がこういうことを言ってしまうと、ただでさえ肩身の狭い映画

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  • AKBも嵐もミスチルもゆずもみんなで「どっどっどー」 - シン・くりごはんが嫌い

    「SONG TO SOUL」という番組がすごく好きである。 BS-TBS「SONG TO SOUL〜永遠の一曲〜」 誰もが知ってる名曲中の名曲を取り上げるドキュメンタリーであり、その取り上げた一曲だけで50分まるまる放送するという画期的な音楽番組だ。その曲のファンや作り手から話を聞き、構造から歌詞からすべてを解体して掘り下げるので、すでに語り尽くされてるような情報に加え、目からウロコな解釈や新事実まで明らかになり、毎週毎週目が離せない。今放送されてるのは再放送扱いなのだが、この番組でシュープリームスの『恋はあせらず』が取り上げられた*1。 聞けば一発で「聴いたことある!」となる名曲中の名曲。最近では『麻里子さまのおりこうさま』でも使われている。 ぼくは番組を見るまでまったく知らなかったのだけれど、この曲にはたくさんのカバーが存在するらしく、番組ではフィル・コリンズのカバーとNOKKOのカバ

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  • 小野恵令奈の所信表明『えれぴょん』 - シン・くりごはんが嫌い

    小野恵令奈のデビューシングル『えれぴょん』を聞いた――――正確にいうとテレビから流れてきたというべきだろうか。 いやぁ、ぶっちゃけナメてました。タイトルが自身の愛称である『えれぴょん』で、さらにアイドル全開のかわいらしい振り付け。あげくのはてにボーカロイドを意識したエフェクトなど、女優になるんじゃなかったんかい!とツッコミをいれたくなる感じだが、驚かされたのは歌詞。自身で作詞したというが、はじめての作詞とは思えない出来で、ものすごいセンスを感じさせる。リアルタイムでSPEEDのhiroのはじめての作詞を見てずっこけたぼくにとっては、おいおい、アイドルってこういう歌詞も書けるようになったのかと感動を覚えたほどだ。だてに秋元康の詞をうたってきたわけではないのだ。 アーティストが自身の心情を吐露するというのはよくあるが「絶望した日々もあったけど、たった一人でも応援してくれるのならば、それでいい」

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  • 「AKB48選抜総選挙 BOMB文学賞」に応募して落選しました - シン・くりごはんが嫌い

    アイドル雑誌「BOMB」で「AKB48選抜総選挙 BOMB文学賞」というのを応募してまして。 君は、何を見たか? 「AKB48選抜総選挙 BOMB文学賞」開催! | BOMB編集部 オフィシャルブログ「BOMBlog ボムログ!」 賞金5万円に目がくらんで応募してみたんですが、ものの見事に落選しました。 まぁ、端から落ちたとしても、ブログに載せりゃいいやくらいの気持ちだったので、成仏させます。 『非選抜が選抜された日』 ――――18.7% これは第4回AKB48選抜総選挙の平均視聴率である。瞬間最高視聴率は28%を記録。この数字は驚異的と言わざるを得ないだろう。 はじまった当初は劇場支配人の戸賀崎智信と衣装担当の茅野しのぶが司会を担当していたくらいの内輪向けの企画だったのだが、その3年後には総選挙の様子がNHKのニュースで取り上げられるなど、文字通り、国民が関心するようなイベントになってし

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    kobayasiikumi
    kobayasiikumi 2012/07/31
    AKB48仲谷明香の物語。仲谷明香さんの物語は一本の作品にしてもらいたいほどの濃さがあるなと改めて認識…。
  • マキタスポーツがあるバンドのある曲の出現をすでに予言していた件 - シン・くりごはんが嫌い

    ハッピーMusicという番組を毎週楽しみに見ている。 この番組は格的なロックバンドから、西野カナ的な会いたくて震える系の音楽まで、わりとはば広くダイジェストのように紹介していて「へー、いまこんなのが売れてるんだぁ」とか「こういうバンドがでてきたんだぁ」と、最近の音楽の動向について知れるのだが、だらっと見てたら、とても衝撃的なサウンドが飛び込んで来て、すわ!なんだこれは!とすぐに動画を検索した。 まぁ、四の五のいわずにこちらをごらんください。 もうこの手の楽曲については何も言いたくないのだが、これの何が衝撃的だったかというと、明らかにこの曲で分析されたことをそのまんま再現していたからである。 十年目のプロポーズ アーティスト: マキタ学級出版社/メーカー: FUTABAMUSIC発売日: 2011/09/14メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る すでにテ

    マキタスポーツがあるバンドのある曲の出現をすでに予言していた件 - シン・くりごはんが嫌い
    kobayasiikumi
    kobayasiikumi 2012/07/08
    こんな展開になるとは…
  • マキタスポーツに先駆けたミスチル桜井の「作曲モノマネ」 - シン・くりごはんが嫌い

    Mr.Childrenがデビュー20周年を迎え、記念特番やベスト盤発売、そして全国ツアーなど、かなりの盛り上がりをみせている。特にベスト盤はCDが売れないと言われてる時代に200万枚という特大セールスを記録。20年バンドが続くとなると、ベテランの域に達しているわけだが、つい最近も『僕等がいた』の前後編の主題歌を手がけるなど、その勢いは衰えることを知らず、むしろ加速しているようにも思える。 さて、大ファンというほどではないにしろ、ある程度ミスチルを聴き続け、ずっと追いかけてきたわけなのだが、最近になってようやく気づいたことがある。 桜井和寿はモノマネがうまいということだ。 こないだスカパー*1でミスチルの特集をしていて、そこでもなんとなく引っかかっていたんだけど、ミスチルを聴いていると「この曲はこの曲に似てるなぁ」となんとなく思っていても、それがなんなのかはよくわからないということが度々ぼく

    マキタスポーツに先駆けたミスチル桜井の「作曲モノマネ」 - シン・くりごはんが嫌い
  • 指原莉乃のHKT移籍について雑記 - シン・くりごはんが嫌い

    AKB48の指原莉乃からスキャンダルが出た。 http://alfalfalfa.com/archives/5598418.html 詳しい内容は↑を読んでもらうとして、知ってる前提で話をすすめるが、ぶっちゃけ、エケペディア*1にも書いてあったように、以前からメルマガをつかってファンと交流をもっていたという噂はあった。それがここにきて噴出したということなのだろう。 AKB48内のルールとして恋愛は御法度というのがある。 それで卒業してしまったひとも何人かいるが、ここは世間的に誤解されてる部分があって、恋愛が発覚したら卒業というのは現在進行形で付きあってるのが発覚した場合のみであり、過去のことにかんしては不問にするというのが暗黙のルールであった。 現にSKEの高柳明音がそうだし、大場美奈の謹慎も自身が申しいれたことであり、森杏奈の卒業も強制されたわけではなく、自分で選択したことである。なので

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  • なぜ埼玉県女性の平均バストサイズがAカップなのか? - シン・くりごはんが嫌い

    *1 昨日の『月曜日から夜ふかし』がたいへんおもしろかった。 以前、同番組において「都道府県別の女性のバストサイズの平均が判明した!」という特集をやり、そこで埼玉県だけがAカップで、全国で一番小さいことがわかった。 【衝撃事実】47都道府県の平均バストサイズが判明 / 埼玉だけがAカップ! 驚異のEカップは岐阜と京都 | ロケットニュース24 実際、そのときにスタジオに観覧に来ていた埼玉県の女性に聞いてみたところ、なんと三人中、ふたりがAカップで見事にその平均にあてはまっており、これを聞いたマツコは「埼玉県貧乳問題」と称し、「逆になんで埼玉県の女性は胸が小さいのかを調べるべき!」と番組内で発言した。 昨日の放送は、その『埼玉県貧乳問題』について、その後の詳細を追ったものだったが、この調査結果が衝撃的で「どうやったら胸が大きくなるのか?」について終止符を打ったような内容だった。 グラビアアイ

    なぜ埼玉県女性の平均バストサイズがAカップなのか? - シン・くりごはんが嫌い
    kobayasiikumi
    kobayasiikumi 2012/05/29
    「月曜から夜ふかし」で話題になった「埼玉貧乳問題」の調査内容についての記事。見れなかった人は是非に思わず声をあげてしまったほど納得できる裏付けの数々。
  • フットボールアワー後藤の「ジェッタシー」の元ネタについて雑記 - シン・くりごはんが嫌い

    最近『ゴッドタン』をよく見るようになった。 企画によって当たり外れが大きい番組だなぁとは思って、率先して見てはいなかったんだけど*1、お笑いマニアの友人から「これは間違いないから」と「キス我慢選手権」と「マジ歌選手権」のDVDをおすすめされて、それを見て死ぬほど笑ってから欠かさず見るようにしている。それでもやっぱり企画によっては当たり外れがあったりするけど。 新潟は二ヶ月くらい放送が遅れていて、こないだやっと「ゲーセワ飲み会」が終わったところなのだが、なぜか最近Twitterで「ジェッタシー最高!」というツイートをやたらと見かけるようになった。 「ジェッタシー」とは『ゴッドタン』の人気企画である「マジ歌選手権」でフットボールアワーの後藤が披露したマジ歌「ジェットエクスタシー」のことなのだが、なぜか曲の出だしで「ジェットエクスタシー」のことを「ジェッタシー」と略しており、それ以来「ジェッタシ

    フットボールアワー後藤の「ジェッタシー」の元ネタについて雑記 - シン・くりごはんが嫌い
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