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ブックマーク / tsurumitext.seesaa.net (3)

  • 誰が自民党に入れているのか?: tsurumi's text

    「なんで自民党が勝つんだよ」という、それこそ子どもの頃からのあの選挙の後の幻滅を、またらった。 鳩山が支持率を暴落させたのは、普天間基地を辺野古に持っていくことにしたからだった。それに代わった菅直人が支持率を下げたのは、消費税を10%に上げると宣言したからだった。 国民はそれらに怒ったはずだった。その結果が、元々辺野古案と消費税10%を提唱していた自民党の勝利(と、それらに強く反対してきた社民党や共産党の衰退)だったという事実をどう考えたらいいのか? 気でそれらが嫌なら、民主のほうがまだマシなのだ。まったくバカげた投票行動だったってことなのか? もしかしたらこんな見方は、「都市部の無党派層」である自分から見た投票の理屈であって、選挙というのは、自分のよく知らない「党派層」が動かしているのかもしれない。 小沢一郎は自民党に張りついていた地方の利権集団を、ひとつひとつ引き剥がして民主党支持

  • tsurumi's text: 電通の広告戦略を分析する

    「買うことだ。どんなものでも」――アイゼンハワー元米大統領(1950年代後半の大恐慌以来の不況時に、景気回復のため国民は何をするべきか、と聞かれて) 60年代に電通PRセンター社長が著書で公にした、以下の「わが社の戦略十訓」(註1)が我々を戦慄させるのは、まるでアイゼンハワーの景気対策のように、それが今も変わらずこの社会に生きているからだ。 ただし念のために言うと、これはひとつの企業やPRの世界だけが使っている戦略ではない。売るという行為があれば、どこにでも潜んでいる手口なのだ。 1.もっと使用させろ 2.捨てさせ忘れさせろ 3.むだ使いさせろ 4.季節を忘れさせろ(註2) 5.贈り物をさせろ(註3) 6.コンビナートで使わせろ 7.キッカケを投じろ 8.流行遅れにさせろ 9.気安く買わせろ 10.混乱をつくりだせ これらの元になったとされる、アメリカの社会学者V・パッカードがまとめた「浪

    kobeni_08
    kobeni_08 2009/10/12
    小沢健二もそうだけど、そもそも論がここまでのレベルのものは、私は受け入れられない。人は損得だけで生きるのではないが、モノや損得がもたらす心の充足もある。プリンひとつで癒える傷はあるから、バカにできない
  • 服を買わせる戦略: 鶴見済のブログ

    「モードは死ななければならないし、ビジネスのためには早く死ぬほうがいい」──ココ・シャネル 日の服の自給率はわずか4%でしかない(註1)。なのに日に住む我々は一人あたり年間9キロの服を買い、8キロをゴミとして出していて、その総重量は家電4品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機)の年間総廃棄量約60万トンの2倍近くもある。しかも、そのほとんどをリサイクルもせずに処分してしまい、古着まで輸入に頼っているありさまだ。 だというのに服を作っている業界では、流行の服を売り出す2年前から、年に2回も、流行の色や素材を決めていって、川下にいる一般人に最終的な流行の服が届く頃には、すでに2年先の流行色が決めれられている、なんてことを今でもやっている(註2)。 つまり彼らは「これが今の流行ですよ」と売り出している裏で、「次の流行」「次の次の流行」「その次の次の次の……」まで同時に作っているんであって、今

    kobeni_08
    kobeni_08 2009/09/05
    「その結果これらのことすべての「推進者(アクター)」「受益者」である大企業や、この経済の仕組みそのものに批判が向かわなくなるのは、それはそれでよくないのだ。」
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