朝,出水荒崎の「休遊地」と呼ばれる場所あたりから東の方向を見た画像です。 CCDの解像度限界を試すような撮影対象ですが,全部ツルです。単純計算で97%がナベヅル,残りの2%ちょっとがマナヅル,で,あとは0.2%未満でカナダヅルとアネハヅル等の可能性があるなんっていっても意味無いですね。 出水に1万羽を超えるツルの越冬集団ができあがった理由は,いろいろ考えられますが,塒と餌巻きが非常に効果的に効いたとは言え,そのせいだけは言えないと思っています。簡単に検証できないので仮説の域を出ませんが,以下の事が考えられます。 1)出水平野が越冬地域の南のターミナルに位置する事。 2)水田だけでも普通米,早期米,休耕田と多様性が高く,干拓地〜河川〜農耕地のバランスが取れている事。これらは環境への自然の餌の供給に寄与します。 3)全国でツルの越冬地となる里地が減反や開発などで減少し始めたと時を同じくして絶妙