これはもう、文句なしにおもしろいんですよ。 かなり酔ってても、泥酔状態でも、たのしめると思います。 三谷幸喜さんが昔、「とらばーゆ」でなさっていた 連載を中心にまとめられたエッセーなんですけど、 若い頃の三谷さんがグシャッと1個になってる感じがして。 くだけた文章で、ユーモアにあふれてて、 でも何かをごまかしたりはしていなくて、 しっかりと、その時の息吹が感じられるんです。 ‥‥って言ってしまうと、 「そんなたいそうな本じゃないよ」 と三谷さんには言われそうな気がするんですけどね(笑)。 とても読みやすい本です。 読んでらっしゃらないかたは、ぜひ。 気軽に活字を追う楽しみというか、 おしゃべりを聞いているような、 その楽しみのためだけに本を読むというのも ぼくは別に間違ってないなと思うんですよね。 気軽に読むために、ぼくの場合は一杯やるわけで。 気軽に読んで、 「そうだよねー」「うんうん、