超低遅延、高画質な配信を実現するための選択肢の一つとして WebRTC があります。 ただ WebRTC はもともと少人数で双方向の配信を前提としているため、スケールしないというのが一般的な認識です。 せっかくなので WebRTC サーバを開発・販売している立場から WebRTC を利用した配信の現実がどの程度なのかを書いていこうと思います。 P2P モデルまずは WebRTC といえば P2P なので、WebRTC の P2P 利用についてお話する必要があります。 WebRTC の P2P 利用は、配信者が視聴者分の変換を行うという負担があることから、最大でも 10 名程度までしか配信できません。 さらに、何より配信者の PC 負荷がとても高くなるため、採用は趣味のページまででしょう。 ビジネスで P2P を配信に利用するのはとても現実的ではありません。
未来の自分のためのメモです。 仕事でやってないせいですぐ忘れるし、都度思い出すの大変なので・・。 ただまぁだいたいの人はSkyWayとかEasyRTCとか何かしらのライブラリを使うはずで、そういう人たちにはあまり関係ない内容かも。 生のjsでWebRTCを書くときに、先に知っておきたかった系のメモです。 素人ではないがベテランでもない、そんな微妙な知識レベルだと思います。 まだ枯れた仕様ではないので、記事を読む時は日付に注意してください... WebRTC is 何 WebでRealTimeCommunicationできる仕様 もといクライアントどうしでP2Pで通信できる仕様やそのAPI群 See WebRTC Home | WebRTC 仕様まわり WebRTC 1.0: Real-time Communication Between Browsers Identifiers for W
本記事は、WebRTCをエンタープライズで利用したいと考えている人(例えば情シスの人)向けに、WebRTCの技術的な内容をいくつかまとめた記事。 エンタープライズ向けWebRTCの外堀が埋まってきている 社内向けなどの施策で、たとえば先進的な技術をつかったコスト削減を狙う担当者はそれなりにいると思う。WebRTCは、そこで目をつけられる技術の1つだ。(典型的なケースでは、既存のWebビデオ会議などのリプレース候補など) 新技術を導入するとなると、当然のことながら観点の1つとしてセキュリティに目がいく。すなわち、社内で「WebRTCは安全に使えるのだろうか?」と考えるということだ。たとえば、「音声・映像のトラフィックが暗号化されていたとしても、インターネットに出るのは怖い」、と偉い人が言うかもしれない。これに対する一定の回答はあるので、本記事前半で紹介する。 また、WebRTC登場初期時は、
WebRTCは変化が速いのできちんとキャッチアップしているPeerJSとEasyRTCがよさそうです。 ただし、EasyRTCはなぜかサンプルのビデオチャットが真っ黒になってうまく動きませんでした。原因は調べていません。 ICEサーバー 上記のOSSにはICEサーバーは含まれておらず、だいたいstun.l.google.com:19302というGoogleのSTUNサーバーをデフォルトで指定しています。 本番で動かすにはICEサーバーも自前で立てるのが望ましいです。 ICEサーバーは元々いろいろなOSSがあります。 表にまとめるのは力尽きたので、リストで。一番上のがいいんじゃないかなってなんとなく思っています。 rfc5766-turn-server - High-performance free open source TURN and STUN Server implementatio
WebRTC初心者でも簡単にできる!Node.jsで仲介(シグナリング)を作ってみよう がねこまさし(インフォコム株式会社) こんにちは! がねこまさしです。前回はWebRTCの通信を手動でつなぎましたが、今回は仲介役のサーバーを作ってみましょう。 ※今回の内容は、Node学園祭2013で発表した内容(の一部)とほぼ同じです。その時の資料もご参照ください。 ※こちらの記事は2014年に書かれました。2016年7月のアップデート記事がありますので、そちらもご参照ください。 シグナリングサーバーを立てよう 前回は手動でコピー&ペーストしてシグナリングを実現しました。今回はそれを楽にしましょう。 シグナリングサーバーはどうして必要なの? シグナリングの過程では、お互いのIPアドレスやポート番号を渡す必要があります。この段階ではお互いIPアドレスを知らないので直接やりとりできません。そこで、仲介役
Electron v0.36.0 から使えるようになった desktopCapturer モジュールと WebRTC を使ってリアルタイムに配信するアプリを書いていたのですが、 最低限動くものができたので公開しました。 https://github.com/yuitowest/decap 追記(2016/1/20) パッケージングしたものを公開しました。 https://github.com/yuitowest/decap/releases/tag/1.0.0 右上の歯車アイコンからチャンネルIDと配信用トークンを設定できるようにしてあります。 チャンネルIDと配信用トークンを設定していない場合は配信開始できないようになっています。 使用した技術
2016 - 09 - 07 WebRTCの現状 - STUN/TURN・シグナリングサーバーについて WebRTC list Tweet Sam Dutton 2013/12/4 WebRTCでP2Pができるようになる・・ でも・・ WebRTCにもやはりサーバーが必要なんだ。それは クライアント同士が通信できるようにメタデータを交換しないといけないから ネットワークのアドレス変換(NAT)とファイアーウォールに対応するために この記事ではシグナリングをどのように行うのか、そしてSTUN/TURNサーバーを実際に利用した時のネットワークの奇妙な振る舞いについて説明したいと考えている。おまけにWebRTCを利用したアプリケーションが複数人との接続をどのように扱い、VoIPやPSTNのようなサービスとどのような関係があるのかを解説することしたいと思う。 もしWebRTCの基礎について知識の無
WebRTCのシグナリング WebRTCでは、Peer-to-Peer通信を始める前に、お互いの情報を交換するためのシグナリングと呼ばれる処理があります。その過程で2種類の情報をやり取りします。 SDP: Peerの情報 ICE Candidate: 通信経路の情報 通常はこの2つは異なるイベントをトリガーにしてやり取りします。 SDPの送信: PeerConnection.createOffer() / PeerConnection.createAnswer() のコールバック (1回ずつ) ICE Candidateの送信: PeerConnection.onicecandidate() イベントハンドラ (複数回) そのため最低2往復、場合によっては4往復以上のやり取りがあります。 とこが、これを簡略化して1往復で済ませてしまう方法があるようです。 簡易シグナリングの仕組み 通常のシ
このエントリはFrontrend Advent Calendar 2013 23日目の記事です。 2014/03/16追記 WebRTC-DataChannelについてもエントリ書きました。↓からどうぞ。 WebRTC-DataChannel使ってみたよ WebRTCを仕組みの理解から実装まで Advent Calendarを書くということでなんか新しいことやったほうがいいかなーって思ってたので、今回はWebRTCを調べてみました。 調べながらだったので間違っている箇所もあるかもですが、専門家の方のツッコミあれば歓迎です。 先に作ったサンプルデモを触りたい方は以下のアドレスからどうぞ。 WebRTC Video Chat Sample ※接続名は同時にアクセスしている方全員から見えますのでご注意ください!接続依頼が来た際にはダイアログが出るようにしてますが、安易に応答すると知らない人とつな
はじめに WebRTCを使ったアプリを作る際に、切っても切れないのがカメラ映像の取得です。ノート型のPCで作業したりすると、延々と自分の顔を見続けなければなりません。そこで、自分の顔の替わりに好きな動画をメディアストリームとして流すサンプルを作って見ました。 仕組み 動画ファイルの変換 ユーザにローカルの動画ファイルを指定してもらう(ファイル選択 or ドラッグ&ドロップ) FileオブジェクトからURLを生成 (window.URL.createObjectURLを利用) それをVideoタグで再生 継続的にCanvasタグに転写 (window.requestAnimationFrameを利用) CanvasタグからMediaStreamを取り出す (Canvas.captureStreamを利用) 音声ファイルの変換 ユーザにローカルの音声ファイルを指定してもらう(ファイル選択 or
WebRTC Conference Japanの講演資料です。 http://webrtcconference.jp/session/
はじめに Webで使えるビデオチャットサービスを開発しましたので、システム構成や使用したフレームワークやサービス、開発のポイントなどまとめてみました。 (去年にはQiitaの投稿を作っていたのですが、下書き保存したまま忘れて今頃の投稿になってしました。。) 月々のランニングコストは1000円以内、開発工数は1人月以内で作成しています。 WebRTCが出てきたおかげで、かなり容易にビデオチャットサービスが開発できるようになっていますので、よければ参考にしてください。 開発のポイント、コードだけでなく、開発の動機から、システム構成を決める為、開発前後に行ったビデオチャット関連の技術調査なども載せています。必要最小限の事だけ把握したい方はその辺りは読み飛ばしてください。 開発ビデオチャットサービス: ビデオチャッターズ (http://videochatters.net/) 開発動機 5~6年ぐ
はじめに WebRTC ではカメラからの映像だけでなくスクリーンキャプチャも可能です。イメージとしては Google Hangouts の画面共有のような形です。余り解説を見かけなかったので調べてみましたので紹介します。 デモ https://html5-demos.appspot.com/static/getusermedia/screenshare.html こちらのサイトで体験できます(後述の「準備」の項による設定が必要)。 準備 PC の Chrome で chrome://flags より「getUserMedia() でスクリーン キャプチャのサポートを有効にします。」の項目を有効にします。 もしくは Chrome の起動フラグに「--enable-usermedia-screen-capturing」を付けても構いません。なお、残念ながら Android や iOS の Ch
コールセンター/CRM デモ&コンファレンス2015 in 東京 WebRTCxコンタクトセンターセッション講演資料 https://www.callcenter-japan.com/tokyo/webrtc 2017.02.13 追記 - P39 制限付きフルコーン☓シンメトリックの組み合わせはSTUNで通信できるため修正
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