深く考えず「衝動的」に 救助関係者、SNSからも情報収集 一つの情報に集中しがちなスマホ 明らかに間違っている情報なのに、なぜ、ネット上で投稿やシェアを繰り返してしまうのか……。有用な情報を広めているという「やっかいな正義感」、スマホユーザー層の広がり。9月1日は防災の日。その親指で情報をシェアする前にするべきことは何か、SNS上の情報を調査、分析する会社「Spectee(スペクティ)」の代表に聞きました。 深く考えず「衝動的」に 「Spectee」は、AIを使って収集・解析したSNS上の情報を報道機関や官公庁・地方自治体、民間企業など350社以上にシェアするサービスを展開しています。同社代表、村上建治郎さんは、誤情報を拡散する心理としては3つの要素があると語り、さらにその行為は「衝動的に行われることが多い」といいます。 ◇ ――災害など人々が混乱状態にあるとき、誤情報が拡散されることがま
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