ブックマーク / withnews.jp (15)

  • 建国大学に集まった名物教授、毎晩の「座談会」 101歳が語る満州国

    1931年9月18日、中国東北部の奉天駅近くで、南満州鉄道(満鉄)の線路が爆破される柳条湖事件が起きた。日が泥沼の「15年戦争」に突き進むきっかけとなった満州事変。その現場やその後建設された満州国を間近で見続けた日人がいる。満州国総務庁の元官僚先川祐次さん、101歳。満州事変から90年の今、当時の内実を初めて語る。連載第7回は「希望と失望」。(編集=朝日新聞記者・三浦英之) 名物教授が集まった建国大学 私が第1期生として入学した建国大学の教授陣には、大学の考案者である石原莞爾少将が提案した通り、当時の学界の名物教授たちが思想や信条に関係なく、広く日国内外から集められていた。 例えば、中国法制史を教えた滝川政次郎教授は後の東京裁判で弁護人を務めた人物だったし、崔南善教授においては、1919年の「3.1独立運動」で独立宣言書を起草するなど、当時の朝鮮を代表する独立運動家の1人だった。 そ

    建国大学に集まった名物教授、毎晩の「座談会」 101歳が語る満州国
  • 記事の拡散はタイトルが9割 ねとらぼ「10年の反省」が生む防御力

    情報発信の場が紙からデジタルに移り、「編集者」という仕事も多種多様になっています。新聞社や出版社、時にテレビもウェブでテキストによる情報発信をしており、ウェブ発の人気媒体も多数あります。また、プラットフォームやEC企業がオリジナルコンテンツを制作するのも一般的になりました。 情報が読者に届くまでの流れの中、どこに編集者がいて、どんな仕事をしているのでしょうか。withnewsではYahoo!ニュース・ノオトとの合同企画『WEB編集者の教科書』作成プロジェクトをスタート。第13回は「ねとらぼ」副編集長を務める池谷勇人さん(42)です。今やSNSはメディアと読者との大事な接点。読者の目を引く投稿はタイトルに関係していました。(withnews編集部・河原夏季)

    記事の拡散はタイトルが9割 ねとらぼ「10年の反省」が生む防御力
  • 「お湯でコロナ予防」広めた“犯人”は? 優越・正義・不安のコンボ

    深く考えず「衝動的」に 救助関係者、SNSからも情報収集 一つの情報に集中しがちなスマホ 明らかに間違っている情報なのに、なぜ、ネット上で投稿やシェアを繰り返してしまうのか……。有用な情報を広めているという「やっかいな正義感」、スマホユーザー層の広がり。9月1日は防災の日。その親指で情報をシェアする前にするべきことは何か、SNS上の情報を調査、分析する会社「Spectee(スペクティ)」の代表に聞きました。 深く考えず「衝動的」に 「Spectee」は、AIを使って収集・解析したSNS上の情報を報道機関や官公庁・地方自治体、民間企業など350社以上にシェアするサービスを展開しています。同社代表、村上建治郎さんは、誤情報を拡散する心理としては3つの要素があると語り、さらにその行為は「衝動的に行われることが多い」といいます。 ◇ ――災害など人々が混乱状態にあるとき、誤情報が拡散されることがま

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  • アライグマ、安易に飼い「流血の日々」 次第に見せた「野生の顔」 - withnews(ウィズニュース)

    「かわいい!」「ラスカルだ!」 するどい爪で流血、泣く泣くおりに 「ぺー太は何にも悪くない」 10月17日夜、東京都港区の赤坂の繁華街にアライグマが現れ、警察も出動する大騒動になりました。でも、アニメ「あらいぐまラスカル」(1977年放映開始)は、少年との心温まる交流が人々の心を捉え、愛らしいイメージだったはず……。かつて自宅でアライグマを飼育し、流血を繰り返した壮絶な日々を経験。甘い考えで野生動物を飼ったことへの後悔から、も出した児童文学作家のさとうまきこさん(70)の思い出を聞きました。 8年10カ月間共に暮らしたペー太 さとうさんの自宅の居間のテーブルの隅には、小さい穴がたくさん空いていました。 「それ、ペー太がかんだ跡ですよ」 「ぺー太」はさとうさんが1989年、生後2カ月の時にペットショップで購入した、北米から輸入されたアライグマです。8年10カ月間共に暮らし、最期をみとりまし

    アライグマ、安易に飼い「流血の日々」 次第に見せた「野生の顔」 - withnews(ウィズニュース)
  • ベビーカーの列に「横入り」 踊るおっちゃんの行動に言葉を失った

    軽快なリズムとともに 順番を守るよりも 何のためのルールか 列に並んでいたら、割りこまれた――。ちょっとイライラしてしまうような場面です。それが「外国人」だったら、「だから外国人は……」と無意識にレッテルを貼ってしまうかもしれない。私がそうでした。その先入観を壊したのが、新宿駅のエレベーターで出会った「踊るおっちゃん」です。突然列を無視してエレベーター前に陣取った彼。でもその次にとった行動で、「ルール」以上に大切なものについて考えさせられました。 エレベーター前の行列 土曜日の夕方。新宿駅はベビーカーを押していると緊張するほど慌ただしい雰囲気でした。 新宿線のホームに降りるエレベーターの前には列ができていました。エレベーターは1機しかないため、休日は特に混んでいます。このときは私を含めて3台のベビーカーを押した人と、数人の男女が列に並んでいました。 「今日は何回目で乗れるかな……」。覚悟を

    ベビーカーの列に「横入り」 踊るおっちゃんの行動に言葉を失った
    kodai795
    kodai795 2020/01/28
    「愛国ポルノ」と同じだな。政治的創作でバズる、儲かると踏んでいる。
  • 「平成元年のテレビ欄」を高校生が見たら…「今と一緒すぎて吹いた」

    平成元年 平成10年 平成20年 一年の締めくくりである大晦日の新聞のテレビ欄には、その年の出来事や流行が表れます。平成の真ん中くらい「平成13年生まれ」で現在、高校生の私が大晦日のテレビ欄を振り返ってみたら……。ノストラダムス祭りに首をかしげ、「DA PUMP」の紅白初出場におののき、ビートたけしさんの出まくりに驚愕。そこから見えたのは「テレビ、全然変わってないじゃん」でした。(高校生記者・永石真理愛) 平成元年 私は現在、高校3年生。お嬢様芸人の、たかまつななさんが運営する「笑下村塾」の高校生記者として活動しています。 平成元年はバブル真っ只中。 私は平成13年生まれ、平成元年はまだ生まれていません。 バブリー生活を謳歌していた私の母は、「小宮悦子キャスター懐かしい!」とテレビ欄を見て当時を振り返り、目を輝かせていました。 登美丘高校ダンス部のバブリーダンスが有名となり、ダンシングヒー

    「平成元年のテレビ欄」を高校生が見たら…「今と一緒すぎて吹いた」
    kodai795
    kodai795 2019/01/06
  • 早大探検部、ロシアでの「サバイバル」が想像絶する過酷さだった…

    車移動を断念・サラバ糧 トラブル続々 沼・虫・熊 ツンドラでのサバイバル生活 残り2日 未踏峰アタックを決断 ロシアの、しかも、いまだ人が足を踏み入れていない山に登る。早稲田大学探検部「カムチャツカ遠征隊」は、今年8月、ロシア極東・カムチャツカの未踏峰登頂を果たしました。現地では、予期せぬトラブルが襲いました。顔中の穴という穴に入り込む羽虫。熊の気配におびえる野営。連日のハードワークに負けず、未踏峰へと歩を進めました。 装甲車での移動断念・サラバ糧 トラブル続々 8月4日に先発隊が東京を発ち、一行は飛行機、ヘリコプター、ホバークラフトを乗り継いで1週間かけてカムチャツカ半島を北上。格的なスタート地点となるトナカイ遊牧民の村(アチャイバヤム)に着きました。 ここから装甲車でツンドラを越え、70km先のベースキャンプに向かうハズが、突然、出発には村長の許可が必要だと告げられます。 事前に

    早大探検部、ロシアでの「サバイバル」が想像絶する過酷さだった…
  • 都議選の論戦、豊洲だけでいいの? 若者たちがぶつけた3つの争点

    人口1300万人あまりを擁する日の首都・東京の行方を占う東京都議選が23日に告示されました。もっぱら注目なのは、築地市場の豊洲移転問題と、加計学園問題をめぐる与野党の攻防でしょうか。でも、それしか争点や話題がないのは、もったいないですよね。貧困や格差、ブラック労働など、私たちの暮らしに直結するテーマを議論したい――。そう考えた若者たちのグループなどが、都議会の主要会派に公開質問状を出し、ツイッターで公開しました。(朝日新聞地域報道部記者・吉沢龍彦) 主要会派に5団体が公開質問状 質問状を出したのは、最低賃金を1500円に上げることを目指す若者たちのグループ「エキタス」や、ブラック企業問題などに取り組むNPO法人「POSSE」(ポッセ)、労働組合の首都圏青年ユニオンなど5団体です。都議会には11の会派がありますが、そのうち2人以上の都議が所属している自民、公明などの6会派と、1人会派の「日

    都議選の論戦、豊洲だけでいいの? 若者たちがぶつけた3つの争点
  • 「給料格差ツイート、狙ってやった」 日本捨てる若手学者の危機感

    問うたのは「大学の経営マインド」 東大大学院は留学予備校 社会のため、大学は経営観点を 「じゃあ何が違うのかというと、あれですね、給料です」。一橋大学から香港科学技術大学に移籍する講師、川口康平さん(34)がツイートした移籍理由が4月中旬、話題になりました。1000回以上リツイートされ、反応などを盛り込んだTogetterまとめは30万回以上見られています。実は「議論を起こしたい」と、半年前から考えていたというこのツイート。その真意を、ご人に伺いました。 香港科技大は近年シンガポール国立大学の後塵を拝しつつあるものの長らく経済学ではアジア太平洋地域のトップ校で,大学総合ランクでも2015年のTHEでは東大を上回っています.とはいえ,研究環境面で一橋が特別負けているとは思いません,じゃあ何が違うのかというと,あれですね,給料です. — Kohei Kawaguchi (@mixingale

    「給料格差ツイート、狙ってやった」 日本捨てる若手学者の危機感
  • マックのキャンペーン、突然の中止 ダンディ坂野さん画像、大量投稿

    自動返信を悪用 荒らし投稿、当選対象外の可能性 日マクドナルドはネット上での「荒らし行為」に悪用されたため、ツイッターでの「怪盗 #ナゲッツ親子 キャンペーン」を29日に打ち切ると発表しました。キャンペーンの機能を使い、人気YouTuberのはじめしゃちょーさんのつぶやきに対し、タレントのダンディ坂野さんの画像が大量に送りつけられる事態になっていました。マクドナルドは「意図しない使われ方が拡散する可能性がある」と中止理由を説明しています。 29日夜に打ち切り キャンペーンは20日に開始。ツイッターでハッシュタグ「#ナゲッツ親子」を付けてつぶやくと、1000人に1人の確率でナゲット引き換え券1年分が当たるものでした。宣伝キャラクターの「ナゲッツ親子」をダンディ坂野さんたちが演じています。 来は5月7日までの予定でしたが、今月29日夜をもって打ち切ることを決めました。 自動返信を悪用 悪用

    マックのキャンペーン、突然の中止 ダンディ坂野さん画像、大量投稿
  • シリアで見た「雑過ぎる」国境線  陸橋くぐったら戦場だった…

    ホテルの窓からは世界遺産 陸橋を越えるとそこは「戦場」だった カーテンの向こうにISが 普段、意識しない「国境」も紛争地では生死を分ける重要な境目になります。映画で見るのは土囊だったり塹壕だったりしますが…シリアで目の当たりにしたのは「マジか!?」と思うくらい「雑過ぎる」国境線でした。車に乗っていたら陸橋の先が「戦場」になり、ボロい布の先にはスナイパーが……。戦地の日常にあったのは、そんなリアルなボーダーでした。(朝日新聞国際報道部カメラマン・矢木隆晴) 2017年1月、激戦地アレッポへ わたしは2017年1月6日、朝日新聞イスタンブール支局長(トルコ)の春日芳晃記者と一緒に、中東のシリアに入りました。目的地は、北部の街アレッポ。 内戦前の人口は約300万で、人口規模なら大阪市(269万人、2015年)を超えるほどの大都市でした。広さも約190平方キロと、大阪市(225平方キロ)より少し狭

    シリアで見た「雑過ぎる」国境線  陸橋くぐったら戦場だった…
  • シリアの廃墟で会った「自撮りギャル」“普段の生活”貫くたくましさ

    リアルな「北斗の拳」の街 地獄の街にも「今どき女子」の姿 アニメが「共通言語」 日語学ぶ学生も 内戦の続くシリア北部「アレッポ」は、史上最悪の激戦地と言われています。そんな場所で見かけたのは、友人同士、頰を寄せ合ってスマホで自撮りをする女性たち。現地の学生とは「進撃の巨人」で盛り上がり……。戦争という異常の中で見たのは、“普段の生活”を続けようとする現地の人々のたくましさでした。(朝日新聞国際報道カメラマン・矢木隆晴) 「現代における最も壊滅的な紛争のひとつ」 国際観光都市アレッポには、戦争が始まる前、約300万人が住んでいました。しかし、2012年夏頃から紛争が激しくなっていきました。 反政府グループがアレッポの東側を、政府側が西側を抑え、激しい市街戦を繰り広げました。主な戦場になったのは東側。シリア軍やロシア軍が空爆や砲撃で攻撃しました。 火力で政府軍に劣る反政府グループは、トンネル

    シリアの廃墟で会った「自撮りギャル」“普段の生活”貫くたくましさ
  • 世界最強の大学新聞「イラン学生通信」 検閲の国でぶれない報道

    はじめは「大学のニュース」 「不都合な記事」も 無給、薄給…… 中東のイランに「イラン学生通信」(ISNA、イスナ)という名の通信社、ニュースを配信する会社があります。その名の通り学生が中心となって運営していますが、侮るなかれ。政治や経済、事件、スポーツなどあらゆるニュースを速報し、米国の新聞ニューヨーク・タイムズ、英国のテレビ局BBCなど世界的なメディアも記事を引用。イランで最も頼りになる報道機関だと言われています。学生がやってるって、ホント? 「世界最強の学生新聞」の実態を取材しました。 はじめは「大学のニュース」 首都テヘランの中心部にある6階建ての建物が、ISNAの部ビル。出迎えてくれた経営主幹のアリ・モタギアンさんは58歳だそうです。いきなり学生じゃない人が出てきちゃったよ。 「私はイランの歴史文化を専門とする大学教授ですが、例外だと思ってください。所属する記者・編集者600

    世界最強の大学新聞「イラン学生通信」 検閲の国でぶれない報道
    kodai795
    kodai795 2017/01/17
  • 自由過ぎるぞ!昔のクリスマス 戦前からバブルまで…写真で振り返る

    1955年 デジャブ? 1974年 泣くな、子ども クリスマスを心から楽しみたいという気持ちは、いまも昔も同じ。ところが……あれれ? 時代をさかのぼると、思いが強すぎたのか、ちょっと風変わりにも見える光景がありました。朝日新聞の秘蔵写真で振り返ります。(朝日新聞東京編集センター・加地ゆうき、文化くらし報道部・岡田慶子)

    自由過ぎるぞ!昔のクリスマス 戦前からバブルまで…写真で振り返る
  • 「MERY」記事量産の現場 「90分に1本のノルマ」インターンが証言

    90分に1執筆のノルマ キーワードを最低10個入れる DeNA「転用推奨する文言、確認できず」 女性向け人気サイト「MERY(メリー)」の全記事が、7日から非公開になりました。サイトを所有するDeNAのメディア事業をめぐっては無断転載や内容に誤りのある記事が多数掲載されていた可能性が出ています。では、いったいどんな人が記事を書いていたのでしょうか。「仕事場は雑居ビル」「90分に1がノルマ」。インターン生として「MERY」で記事を書いていたという女子大生に話を聞くことができました。 キラキラ女子大生が記事量産 「就活もあるし、身バレだけは勘弁してください。社員さんにはインターン生が記事を書いていたことは口外しないように言われてましたので」 取材に現れたアキナさん(仮名)は、黒髪サラサラのロングヘアに、長い脚が目立つミニスカート姿。 今時のおしゃれに敏感な女子大生という雰囲気で、見た目はフ

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