2010年6月25日のブックマーク (16件)

  • 長男の授業参観に行った - GAME NEVER SLEEPS

    10才の長男のクラスに、詩か物語を作る時間があって、それを朗読する発表会があった。息子は小説を書いたらしくて、ぜひ見に(聴きに)来てとのことだった。ただ創作を授業に組み込むだけじゃなくて、発表までさせるのはなかなか良い先生じゃないかと、感心しつつ、息子の発表を楽しみに学校に向かった。 余裕をもって会社を早退し、時間よりも早く到着した僕は、子供たちが読む予定になっている原稿を自由に読むことができた。原稿は、これもまた授業の一環として、ワープロソフトでタイプされていた。パラパラ眺めていて、中でも目を引いたのは「ジェイソン VS いかれ帽子屋」というシットコムっぽいコメディ、日でいうところのショートコントだった。 映画の撮影の一シーンという設定で、まず監督がシーンの説明をする、すると、帽子屋(アリスに出てきたマッドハッターのこと)がひたすらボケ倒して、ジェイソンがSwearword(汚い言葉)

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "産業の端っこで口に糊する俺は、他人の心を動かすことがどれだけ難しいか知っている。あの退屈な朗読会で、たった一人、クラス中を、親まで巻き込んで沸かせたのだ。こんな素晴らしいことが他にあろうか。"
  • 消費税引き上げのしわ寄せは末端に?中小下請けの悲哀と「益出し」に奔走する日本企業の未来

    もうすぐ参議院選挙が行なわれるので、メディアやインターネット上での政策論議が、かまびすしい。議員や役人を養うための俸給は税金から支払われているのだから、納税義務を果たしている国民なら誰もが国を批判できる資格を持っている。批判できるとはいっても「いうはやすし」である。政治や行政は特に「叩きやすい」ので、それが顕著になる。 メディアやネットなどを通して相手を論駁(ろんばく)する様を見ていると、アメリカ経済学や経営学の教科書から得た知識の多寡を競い合う「コピーバンド合戦か」と錯覚してしまうことがある。相手を否定してばかりいないで、オリジナルの理論体系などを自ら創造する努力を少しはしてみてはどうか、と思うのだが。 感情論さえ飛び交う舞台裏はともかくとして、表でよく議論されている争点は、10年5月にIMF(国際通貨基金)からも勧告を受けた「消費税の扱い」であろう。消費税率を引き上げるかどうかを、マ

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "税金から支払われているのだから、納税義務を果たしている国民なら誰もが国を批判できる資格を持っている。批判できるとはいっても「いうはやすし」である。政治や行政は特に「叩きやすい」ので、それが顕著になる"
  • 英語公用語化について - 内田樹の研究室

    「ユニクロが公用語、英語に」という新聞の見出しを見て、「UNIQLO」という単語が英語の辞書に採択されたのか、すげえと思っていたら、そうではなくて、社内の公用語が英語になったのである。 日の企業ではすでに日産と楽天が公用語を英語にしているが、ユニクロも「日のオフィスも含めて、幹部による会議や文書は基的に英語とする」ことになった。 柳井正会長兼社長は「日の会社が世界企業として生き残るため」と語っている。 海外で業務ができる最低限の基準として、TOEIC 700点以上の取得を求めるのだそうである。 こんな時代にサラリーマンをしていなくてよかったなあ、と心底思う。 英語が公用語という環境では、「仕事はできるが英語はできない」という人間よりも「仕事はできないが英語ができる」という人間が高い格付けを得ることになる。 英語が公用語になったある学部では、英語運用能力と、知的ランキングが同期してし

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "理由をもっぱら同僚たちの英語運用能力の不足に求めていたが、「厭なやつには誰も話しかけない」という経験則を勘定に入れ忘れた彼女の知的不調の方がむしろコミュニケーション失調の主因のように思われる。"
  • 予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (5ページ目):日経ビジネスオンライン

    小田嶋 隆 コラムニスト 1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。 この著者の記事を見る

    予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (5ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "ということなのだと思う。どんなにスベったジョークを言っていても、きちんとした声の出ている芸人は、声の力だけで客を引き込むことができる。そういうものなのだ。でも、アナウンサーがそれをやってはいけない。"
  • 予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    小田嶋 隆 コラムニスト 1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。 この著者の記事を見る

    予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (4ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "歌舞伎における黒子と同じ、非人格的な存在であり、そういうふうに個性や人間性とは別枠の立ち位置に立っていたからこそ、彼らは番組の公平性や放送局の客観性を担保する役割を担うことができていたはずなのだ。"
  • 予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    小田嶋 隆 コラムニスト 1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。 この著者の記事を見る

    予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "そうなるともういけない。アタマがボーっとしてくる。焦点が合わない。スコアレスの試合なんかだとひとたまりもない。ブーーーーン、と、私はテーブルに突っ伏している。目が覚めるとハーフタイムだ。"
  • 予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    「この音は一日中鳴っているのか?」 と、秋葉原のショップの店頭で、外人さんに質問をされたことがある。彼は朝から無限リピートで店のオリジナルテーマミュージックを流しているラッパ型のスピーカーを指差して露骨に顔をしかめていた。 「イエス」 と私は答えた。 「ローマではローマ人のように暮らせ」 ということわざを英語でどう言うのか、とっさに思い出せなかったので、代わりに、にっこり笑った。「ようこそアジアへ」という歓迎の気持ちをこめて。 外人さんは、肩をすくめてみせた。映画の中のいい男みたいに。初老の白人のデブのくせに。日の街のやかましさに驚き入ったというふうに。ふん。教えておくぞミスター。これがアジアだ。 非ヨーロッパの人間である非白人のわれわれは、騒音を好む。あるいは、大勢でひとかたまりになって巨大な音が流れている空間に身を置くことに、強い愛着を持っている。 それだけ、我らアジアに住む人間たち

    予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "「イエス」と私は答えた。「ローマではローマ人のように暮らせ」ということわざを英語でどう言うのか、とっさに思い出せなかったので、代わりに、にっこり笑った。「ようこそアジアへ」という歓迎の気持ちをこめて"
  • 予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか

    大丈夫。ではない。眠れない夜があるというだけで、昼間は寝ている。 問題はむしろ、起きていられないことだ。気がつくと夢の中にいる。現実との境界が日に日にあやふやになってきている。眠れないとか言いながら、うとうとしてばかりいる困った社会人。いや、これは寝不足ではない。単なる就寝リズムの乱れなのだと思う。4年に一度、W杯開催時期にやってくる家庭内時差ボケの日々。毎度同じだ。決勝トーナメントに突入する頃には体がガタガタになっている。W杯は長丁場だ。最後にモノを言うのは技術でも精神力でもない。体調だ。 ん? ということは、予選リーグを通じて顕在化しつつあるヨーロッパ勢の低迷も、もしかしてその背景には、体調管理の失敗があずかっているのだろうか。 治安の良くない街で過ごすことのストレス。睡眠不足。家族と離れて暮らす日々の不安。 ありそうな話だ。 が、なによりブブゼラ耐性の低さが彼らの精神をむしばんでい

    予想外の躍進はブブゼラのおかげだろうか
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "不可能ではない……とかなんとか、話をそらすのはよろしくない。正直に予想が外れたことを認めよう。そして、謝罪だ。うむ。すまなかった。三連敗などと失礼な予想を掲げたのは、私の不明のいたすところだった。 "
  • 経済学で考える「事業仕分け」の意味 (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "すればいいということです。ところが、このことによって、インセンティブの働き方が変わって、人々の行動そのものが変わってしまう。すると期待したような効果が必ずしも出るとは限らないということなのです。 "
  • 経済学で考える「事業仕分け」の意味 (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    小峰先生のお説は勉強になる点が多いですが、ムダの理解には異議があります。無駄の‘定義’として、ムダというのはなくてもいいもの、なくしても誰も困らないからムダというとされていますが、この‘定義’は事業仕分けで解消・減少させようとしている無駄の内容とは異なると思います。トレードオフの関係で、‘あちらを立てればこちらが立たず’という場合の一方がたたなくても他方が立てばよい(より社会にプラスになる・国民の税金が有効に使われる)という発想・視点の実現追及だと思います(優先順位の発想は異議ありません)。また、「人々が進んでその問題を解決するようにしてしまえば一番簡単だというのが経済学の考え方です。」も理解できます。たとえば、長大臣は、人事評価の改革・変更で優秀な官僚の頭脳を官僚益でなく国民益に導けるよう指向(試行)してるのもこの考えに沿うものと理解しています。(2010/06/25)

    経済学で考える「事業仕分け」の意味 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "いくらでもある、買いたいものはいくらでもある。しかし選択をしなければいけない。なぜなら、予算や所得という制約があるからです。この制約の中では、トレードオフを常に意識する必要が出てくるのです。 "
  • 経済学で考える「事業仕分け」の意味 (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "思うことが数多くあります。もちろん私は研究者ですから経済学を知らなければいけませんが、社会人としても、今の経済がどのように動いているのかは知っているべきでしょうし、知っているとかなり役に立ちます。"
  • 経済学で考える「事業仕分け」の意味:日経ビジネスオンライン

    まず最初にお断りておきしますが、社会科学という学問分野の1つである経済学には、誰もが納得する正しい答えはありません。 今、財政再建をめぐって、消費税を上げた方がいいのか、歳出をカットした方がいいのか、赤字国債を出した方がいいのかと議論が分かれています。このように議論が分かれるということは正解がないということであり、考える人によって結論が違うということです。 従って、ここで私が述べることが正しい答えとは限りません。読者のみなさんは別の考え方を持っても構いません。ただし経済学には考え方の枠組みがあります。この枠組みを知っていると、知らない人よりも経済のことがよく分かります。この講座ではこのことをぜひ、知っていただきたいと思います。 経済学とは我々の身の回りの問題そのもの 今回は経済学の基的な考え方と、それが現実の問題にどのように関係しているのかについてお話をしたいと思います。 まず最初に、経

    経済学で考える「事業仕分け」の意味:日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "歳出をカットした方がいいのか、赤字国債を出した方がいいのかと議論が分かれています。このように議論が分かれるということは正解がないということであり、考える人によって結論が違うということです。 "
  • 市場原理を貫いたことは反省すべき? (4ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "これは、我々は非常に合理的に判断をしているということを表しています。事前に想定したことが、現実でそのまま証明された格好です。部分均衡の発想で考えると、政策の効果を間違えてしまうことがあるのです。"
  • 市場原理を貫いたことは反省すべき? (3ページ目):日経ビジネスオンライン

    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "しかし、市場原理を追求すると社会保障を減らすことになるというわけではありません。市場原理を追求する一方で、社会保障を充実させればいいだけの話です。社会保障費を削ったのは市場原理とは無関係です。"
  • 市場原理を貫いたことは反省すべき? (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    また、国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するという人もいないでしょう。国民の暮らしを良くするために経済があるのですから、国民の暮らしはどうでもいいから、とにかく経済を強くしたいと言うのは変です。野球のチームがとにかくチームを強くしたいから、試合には負けてもいいから練習をしろと言っているようなものです。国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するというのは、そもそも論理矛盾なのです。 なぜこういう発想をしがちになるのかを考える時には、市場原理とは何かについて考えてみる必要があります。 市場原理はパレート最適にすることができる ミクロ経済学の中から出てきた結論に、厚生経済学の第1定理があります。 これは大変重要で、「いくつかの仮定の下で(つまり市場の失敗がないとき)、市場の均衡はパレートの意味で最適な状態を実現する」というものです。 これはほとんどすべての経済学者が同意する定理で

    市場原理を貫いたことは反省すべき? (2ページ目):日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "国民の暮らしを犠牲にしても、経済合理性を追求するというのは、そもそも論理矛盾なのです。なぜこういう発想をしがちになるのかを考える時には、市場原理とは何かについて考えてみる必要があります。 "
  • 市場原理を貫いたことは反省すべき?:日経ビジネスオンライン

    (【第1回】から読む) 今回は、経済学の7大原理の3番目、「通常、市場は経済活動を組織する良策である」からお話を始めましょう。 これは大変重要なポイントです。人々がお金を払ったり、受け取ったりして取引をするマーケットがある。このマーケットの力を使うのが経済活動を組織する良策だというのが経済学の基中の基です。 ミクロ経済学という分野では、マーケットがいかにうまく資源を配分するかを研究します。その結論が、市場というのは非常にうまく働くということです。こう聞くと「当か?」と疑問に思う方がいるかもしれません。しかし、これは相当、当なんです。 我々の身の回りのものはすべて、作りたい人が作りたいだけ作り、買いたい人が買いたいだけ買えると言っていいでしょう。政府がどれだけ作りなさいなどと決めているものではありません。誰も何も考えないで、何でもいいですよというのが、実は一番うまく物事を処理する方法

    市場原理を貫いたことは反省すべき?:日経ビジネスオンライン
    kodaif
    kodaif 2010/06/25
    "いかにうまく資源を配分するかを研究します。その結論が、市場というのは非常にうまく働くということです。こう聞くと「本当か?」と疑問に思う方がいるかもしれません。しかし、これは相当、本当なんです。 "