本に関するkoganeisyobouのブックマーク (45)

  • 際限のない自己顕示欲と卓越性と野望──『トランプ』 - 基本読書

    トランプワシントン・ポスト取材班,マイケル・クラニッシュ,マーク・フィッシャー 文藝春秋 2016-10-11 Amazonで購入Kindleで購入 2016年アメリカ合衆国大統領選挙も一般の有権者投票を間近(11月8日)に控え、慌ててドナルド・トランプ伝を読み始めたのだがこれがおもしろい。ワシントン・ポスト取材班によって丹念に情報──家族とのやりとり、幹部らとの関係、実際の財産はいくらか、どのように金を増やし、あるいは破産してきたのか──が時系列順に拾い上げられ、事実を淡々と記していくことでトランプとは何なのかを描き出している。 その行動は破天荒ながらもある意味では一貫している。とにかく金を稼ごうとする強欲さ、圧倒的に自分を「大きく見せようとする」強烈な自己顕示欲。その自己顕示欲がくるくるくるくると回り続け肥大化することで、採算がとれるはずもない、ただただ見栄だけではじめた事業に手を出し

    際限のない自己顕示欲と卓越性と野望──『トランプ』 - 基本読書
  • 「弱いつながり」東浩紀 が面白かったので感想を書きます - ひきこもりびんぐるーむ

    著者の東浩紀氏を、メディアで時々見かけていて、面白い人だと思っていました。なので、東浩紀氏のを読んでみたいと思い、代表作である「動物化するポストモダン」を以前読んだことがあります。しかし、かなり難しくてあまりわかりませんでした。 それ以来、東浩紀氏のは避けていたのですが、このが文庫化されたことを知って、思い切って読んでみました。そしたら、面白かった。 このは、自己啓発のようにつくった、と書いてある通りに読みやすくて、わかりやすいです。 の内容を端的に言うと、「環境を変える」ということです。 著者が、様々な所に旅行に行った結果、新しい検索ワードを手に入れて、アウトプットが変わった、という話です。短く書いているので、ぼんやりとしたイメージしかわかないかもしれませんが、しっかりとを読んでもらえれば、納得がいくと思います。台湾・インド・福島・アウシュヴィッツ・チェルノブイリ・韓国・バ

  • ピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』(執筆者・橘明美) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4) 作者: ピエール・ルメートル,橘明美出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/10/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (21件) を見る ピエール・ルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズは三部作で、今回の『傷だらけのカミーユ』で完結します。三部作というのは次の三作(物語の順)。 『悲しみのイレーヌ』原題 Travail soigné(丁寧な仕事) 『その女アレックス』原題 Alex(アレックス) 『傷だらけのカミーユ』原題 Sacrifices(犠牲) このうち『その女アレックス』と『傷だらけのカミーユ』の二作品で、ルメートルさんは英国推理作家協会賞のインターナショナル・ダガー賞を受賞しました。カミーユ・ヴェルーヴェンの担当事件を描いた作品はほかにも短い番外編がありますが、「人間カミーユのドラマ」はこの三部作で終わっ

    ピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』(執筆者・橘明美) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
  • 「理系の子」J.ダットンを読んだ感想 - ひきこもりびんぐるーむ

    堀江貴文氏の「ネットがつながらなかったので仕方なくを1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った」でオススメとして紹介されていたので、読みました。ちなみに書評サイトHONZでもベスト1として選出されているらしい。 中身は、サイエンス・フェアに参加している、少年少女を取材したものである。この大会は、科学のオリンピックと呼ばれており、世界中から優れた研究を行う10代が集まって、研究成果を競う。 書では11名(+日人1名)の研究と研究生活を紹介しており、どの人物も個性的で面白い。 初めに、科学オリンピックに集まる10代、と聞けば、小さい頃から科学オタクで、変わり者で、コミュニケーション力の低そうな人物像をイメージしてしまうが、実際は違う。 突然ハンセン病にかかってしまった陽気でかわいらしいエリザベス、貧困地区でガラクタからヒーターを作り上げたギャレット、女優志望で科学嫌いのイライザ、自

  • 【2096冊目】岡田尊司『ストレスと適応障害』 - 自治体職員の読書ノート

    ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 (幻冬舎新書) 作者: 岡田尊司 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/05/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る 適応障害という言葉をよく聞くが、どんな意味かと問われると、なんだかよくわからない。深刻な障害のようにも、誰もが陥る状態のようにも思える。 病気や障害のほとんどは「人の状態」が問題となる。したがって、人の状態を改善することが治療法であったり、対応方針であったりすることが多い(当は「障害」全般も社会との関係で生じるとされているのだが、そうした考えはまだまだ市民権を得ているとは言えないだろう)。 それに対して適応障害は、環境との関係が問題になる。適応障害とは「環境にうまくなじめないことによって生じる心のトラブル」なのである。対応方法は、「自分の状態を何とかする」か「環境そのものを変える」の大き

    【2096冊目】岡田尊司『ストレスと適応障害』 - 自治体職員の読書ノート
  • 「コミットメントと一貫性」の功罪 〜『影響力の武器』でハッとしたこと - ヒト感!!

    真っ青な表紙とインパクトある文字のこの、 書店やWebサイトで目にした人も多いのでは? タイトルは以前から目にしつつ、なかなか指がのびなかったこの『影響力の武器』。古典的な香りもするが、原書初版は 1985年なので実はまだ30年前のものだ。 「まえがき」には、だまされやすい人間だった著者チャルディーニ氏が、「承諾の研究」のために各所にスパイ潜入(参与観察!?)して6つの”武器”を導き出した、とのくだりがある。ここを読んで俄然興味がわいてきた。 僕自身、人から影響を受けやすいので、まえがきの内容を知っていればもっと早く書を読んでいたに違いない(笑)。 『影響力の武器 [第三版]』 初版発行から何度か改版され、続編もでているこの。僕が読んだのは、2014年7月に発行された第三版(元は、2008年発行の原書 第5版)。 影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか 作者: ロバー

    「コミットメントと一貫性」の功罪 〜『影響力の武器』でハッとしたこと - ヒト感!!
  • 井上章一「京都ぎらい」 京都のいやらしさとは - 読書百遍

    「京都ぎらい」(朝日新書)井上章一 京都市在住の私が、書店に行くとまず目につくのが、京都に関する書籍の多さです。いわゆる「京都コーナー」は日を追うごとに拡充されています。そのほとんどが京都礼賛であり、「京都をもっと知りたい!」「京都大好き!」という需要に応えてのものでしょう。そんな中でひときわ異彩を放つ京都、「京都ぎらい」です。 京都ぎらい (朝日新書) 作者: 井上章一 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/09/11 メディア: 新書 この商品を含むブログ (25件) を見る 著者の井上章一氏は、関西では情報番組のコメンテーターとしておなじみですが、他のコメンテーターとは一線を画す、独自の視点を持っている人だなという印象を持っていました。一癖も二癖もある井上氏ですが、そこには彼が生まれ育った「京都」が関係しているようです。 井上氏は京都市右京区の花園で生まれ、同じ

    井上章一「京都ぎらい」 京都のいやらしさとは - 読書百遍
  • イシ-北米最後の野生インディアン - 白亜森音楽雑感+

    シオドーラ・クローバー ル=グウィンの「所有せざる人々」を読み始めたが、読み進むにつれ、こちらの方がどうしても気になってしまい、こちらを先に読むことにする(なぜ気になったか、と(読み始めたばかりなので)感想については追々書く) 以前、ル=グウィンについて「母親も作家でインディアンについて書いていたらしい」と書いた(こちら)が、こののことである。 たまたま書店でみつけて、すかさず買ってしまった。 白人開拓者による虐殺で、壊滅寸前となったヤヒ族、逃れた十数人も数十年に及ぶ逃亡生活のうち、「イシ」一人となってしまった。 1911年「イシ」は白人の前に現れ、保護されて1916年に亡くなる。 その間、ル=グウィンの父、文化人類学者のクローバーが、彼を研究した。 以下、冒頭に収録された、ル=グウィンによる「再販によせて(1991)」より抜粋 「私の父で人類学者のアルフレッド・クローバーは、イシをもっ

    イシ-北米最後の野生インディアン - 白亜森音楽雑感+
  • 落語に関するマジメな話。 - 文芸素人講釈

    落語の言語学 (平凡社ライブラリー) 作者: 野村雅昭 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2002/06 メディア: 単行 購入: 2人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (3件) を見る えー、相も変わりません。今日もばかばかしい話を一席お付き合いいただければと思います。 「話芸」と言っても色々ございます。その中でもとりわけ学問として研究されているのが、書でも取り上げられている落語でございましょう。今回講釈させていただきます「落語の言語学」は、落語というものを「ことば」の観点から掘り下げてみよう、というものでございます。 著者はまず第一章で話芸は三種に分けられる、と言います。その三種とは、 ハナス芸=落語、漫才、漫談 カタル芸=浄瑠璃、浪花節(浪曲) ヨム芸 =講談(講釈) で、落語と漫才や漫談は同じ「ハナス芸」ではあるものの、ことばの観点から大きな違いがあるのでございます

    落語に関するマジメな話。 - 文芸素人講釈
  • 嫉妬の激情に駆られた始末におえない男たちはこれ読んどけ - THE INYOSHOTEN PLUS

    人間、出来ることなら、嫉妬からだけは免れていたいものです!(イアーゴー) シェイクスピア『オセロー』第三幕第三場 歴史学者の山内昌之著『嫉妬の世界史』はじめの一文のとおり、できることなら嫉妬したり、嫉妬されたりする世界からは距離をおきたいものだ。 男の嫉妬ほど始末におえないものはないという紛れもない事実を、歴史は語っているのだから。 嫉妬の世界史 (新潮新書) posted with ヨメレバ 山内 昌之 新潮社 2004-11 Amazon Kindle 楽天ブックス 7net 《目次》 自分は関係ないと思ってたら大間違い 歴史上の「男の嫉妬」事例集 嫉妬の分類 嫉妬を避けなければ上には行けない 自分は関係ないと思ってたら大間違い 「いや、自分は嫉妬なんかしない穏健派なので関係ないよ」なんて思っていても、いざ「そのとき」が来たら分からない。仮に心から自分は嫉妬しないと言い切れるのだとして

    嫉妬の激情に駆られた始末におえない男たちはこれ読んどけ - THE INYOSHOTEN PLUS
  • 運を支配する 桜井章一・藤田晋 - mayu-banzaiの日記

    したいしたい、運を支配したい~!と思って、軽いノリで即買い。 構成は、 1章 ツキを整える 2章 運をつかむ人の習慣 3章 悪い流れを断つ 4章 ツキを持続させる 5章 運をまねく作法 となっている。 運を支配する (幻冬舎新書) 作者: 桜井章一,藤田晋 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/03/20 メディア: 新書 この商品を含むブログ (5件) を見る そもそも、自分は運が良いと思って生きてきた。 そのうち、「こうするとうまくいくようだ」というものが見え始めた気がする。 そんなぼんやりとした感覚を、桜井章一氏、藤田晋氏がズバッと言葉で言い表している。 ただ、書は勝負の勝ち負けで書かれている部分が多く、それを運につなげるのは無理があるのではないか、と思える箇所もあった。 勝ち負けって、運なの? と、疑問も残りつつ心に響いた言葉を残す。 負けの99%は自滅 とは、桜井章一

    運を支配する 桜井章一・藤田晋 - mayu-banzaiの日記
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    koganeisyobou 2016/05/28
    (”「努力は勝率を上げるが、成功を保証しない」”)
  • 『絶望名人カフカの人生論』を読んで幸福について考えた | うらなか書房のあやしいグッズあり〼

    aAmazon R楽天ブックス 誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはき、誰よりも前に進もうとしなかった人間の言葉。今までになかった“絶望の名言集”。 楽天ブックス ということで、内容は全編にわたって暗いです。そしてウジウジしています。 中でも強烈だったのが、冒頭に出てきた 将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。 将来に向かってつまずくこと、これはできます。 いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。 カフカからフェリーツェへのラブレターより というカフカの言葉です。 しかもこれがラブレターの一節だというのですからビックリです。 更に驚くべきことには、このラブレターの相手とカフカは婚約にまでこぎつけたということ……! 女性は母性能をくすぐられたのでしょうかね……? 更に更に驚くべきことに、その女性とはその後婚約破棄して(2度も)、結局カフカは独身のまま40年という短い生涯を

    『絶望名人カフカの人生論』を読んで幸福について考えた | うらなか書房のあやしいグッズあり〼
    koganeisyobou
    koganeisyobou 2016/05/20
    ブロートの人間性がとても興味深いです
  • 仕事に疲れた人に読んで欲しい:ソロー『森の生活 ウォールデン』 - 煩悩退散!

    何かを紹介してと言われた時に私がオススメしたいの上位に入っているのが、この、ソロー『森の生活 ウォールデン』です。特に、社会人生活に疲れてしまった人には大きな癒やしになることうけあいです。 著者について 著者のヘンリー・デイヴィッド・ソローは、19世紀のアメリカアメリカ合衆国の作家・思想家・詩人・博物学者です。 ヘンリー・デイヴィッド・ソロー - Wikipedia 文明社会批判 ソローは1845年の春、マサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン湖のほとりに小さな家を建て、自給自足生活を始めます。そして、その生活は2年2ヶ月の間続きました。 『森の生活 ウォールデン』(原題:Walden; or, Life in the Woods)は、その2年2ヶ月の自給自足生活を、痛烈な文明社会批判とともに綴った作品です。 いったい世の中の人は意味のある仕事をしているのだろうか。ほとんどお金

    仕事に疲れた人に読んで欲しい:ソロー『森の生活 ウォールデン』 - 煩悩退散!
  • なんのために痩せるの?つけまつけるの?生きてんの? - 人生、添い寝にあり!

    安心快適な新居で春を迎えたら……太った。 体重は変わらずなので油断していたら、あらまぁ。ウエストが4㎝太った。 12月~4月の間、自分の身に何が起こったのか、振り返ってみる。安心快適な生活なので、まっすぐ家に帰り、それ以前に比べて外出する機会は極端に減った。化粧する頻度も月に4回くらいという超インドア生活。寒いし、自宅が快適だし、出勤以外は布団にくるまっていたのである。ジムには週2回通っていたものの、有酸素運動はせず筋トレのみ。間も毎日していた。ごろごろ布団で漫画を読んでいると、夫がご飯を準備してくれることも多く、「ごはんできたよ~」と呼ばれ事を終えた後も、寒いので、再び臥床。 …という感じだったので、太ったのだろうね…。 ということで、先週くらいからダイエット志向になってます。 ここ8年くらい、ほとんど体重の変動がない(意識すればすぐに元通りになっていた)人生だったのもあり、やる気は

    なんのために痩せるの?つけまつけるの?生きてんの? - 人生、添い寝にあり!
    koganeisyobou
    koganeisyobou 2016/04/18
    (”泉さんと容姿を比べられイライラしている他女性陣が奮闘して自分の力で幸せをつかみ取るエネルギッシュな描写も良い。”)
  • 孤独を受け入れるか、それとも外へ探究の旅へ出るか──『五〇億年の孤独:宇宙に生命を探す天文学者たち』 - 基本読書

    五〇億年の孤独:宇宙に生命を探す天文学者たち 作者: リー・ビリングズ,松井信彦出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/03/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る太陽系は現代から45億年〜46億年ぐらい前にできたのではないかと想定されている。つまるところ書が五〇億年の孤独(原題もそう)──と題されているのは、4〜5億年ぐらいサバをよんで、キリが良い50億年間人間はこの宇宙で孤独だった! とアピールするためのものかとおもいきや、現状の観測からするとあと5億年もすれば生物のほとんどは死滅してしまう=50億年で文明が滅亡する事実からきている。 滅亡するといっても、太陽が燃え尽きるまでは何十億年もある。だが、地球の内部が冷えると火山活動が低下し、大気中に出てくるCO2が減る。同時に太陽は光が強まっていくから水蒸気が増え岩石が風化し、CO2はさらに減る。その結果

    孤独を受け入れるか、それとも外へ探究の旅へ出るか──『五〇億年の孤独:宇宙に生命を探す天文学者たち』 - 基本読書
  • 江戸川乱歩が著作権フリーとなり、読み放題になるぞ! - 霧が晴れたら早歩き

    今年2016年、ついに江戸川乱歩が死後50年を経てパブリックドメイン(著作権フリー)になった。 「青空文庫」では元日にさっそく『二銭銅貨』が公開され自由に読めるようになっています。 まさか江戸川乱歩を読み放題の時代が来ようとは! 江戸川乱歩 学校の図書室にありましたよね、「怪人二十面相」とかの少年探偵団シリーズ。 名探偵 明智小五郎を生み出した日推理小説界の大御所である江戸川乱歩。1923年(大正12年)に発表された『二銭銅貨』がデビュー作。海外推理小説の普及にも尽力し、ペンネームの「江戸川乱歩」はミステリーの祖であるエドガー・アラン・ポーの名をもじったことで有名です。 「青空文庫」とは 青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。 著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML

    江戸川乱歩が著作権フリーとなり、読み放題になるぞ! - 霧が晴れたら早歩き
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    koganeisyobou 2016/03/23
    貴重な情報ありがとうございます
  • 楽しんでいる人をみるのは楽しい──『50代からのアイドル入門』 - 基本読書

    50代からのアイドル入門 作者: 大森望出版社/メーカー: の雑誌社発売日: 2016/02/23メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る僕は外に出ないし人混みが嫌いだし、テレビもみないし音楽趣味は超保守的でこの10年間聞いているのは鬼束ちひろだけで他は何も聞かない(最近amazarashiにハマってずっとamazarashiしか聞いていないからこれは完全に嘘だが)。「どうあってもアイドル的なものと接触していない人間」なんだけど、書は楽しんで読めた。 なぜ読むのか。 そんな人間が、しかも別に50代というわけでもないのに『50代からのアイドル入門』なんてものをなぜ読むのかといえば、著者が大森望さんだからというのはあるし、知らない分野の話を読むのが好きだからでもあるし、楽しんでいる人をみるのが好きだからでもある。そういう目的では書は50代でなくとも絶好の

    楽しんでいる人をみるのは楽しい──『50代からのアイドル入門』 - 基本読書
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    koganeisyobou 2016/03/20
    (”本書の大森さんぐらい楽しんでいれば「こんな楽しめるんだったらそれは最高だろうな」ともう納得せざるを得ない。”)
  • 迷いながらも心の豊かさを追求する - カカオ70%

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    koganeisyobou 2016/03/18
    『れんげ荘』、興味をもちました
  • ファミコン世代に読んで欲しい。「僕たちのゲーム史」 - 日なたと木陰

    昨日の記事に続くような続かないような記事です。 著者のさやわかさんですが、ニコニコ超会議2015にも出演されていますのでご存じの方もいらっしゃるかと思います。 ニコニコ超会議では超アイドル討論で出演されています。 超言論エリア アイドル討論からディベートバトルまで@ニコニコ超会議2015[DAY1] - 2015/04/25(土) 10:30開始 - ニコニコ生放送 さやわかさんはあのムーノーさん(rhymeさん)です。ムーノーローカル知ってます?ムーノーローカルといえば知っている人は知っているんじゃないでしょうか。そりゃあそうだな・・・。 話が逸れてしまいましたが、私はゲームが好きなので、ゲームって私たちが子供の世代に誇れる文化の一つだと思っています。 しかしながら、ちゃんとゲーム歴史を辿ってみた事はありませんでした。 このは、さやわかさんの視点と、当時のゲーム雑誌や説明書などの貴重

    ファミコン世代に読んで欲しい。「僕たちのゲーム史」 - 日なたと木陰
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    koganeisyobou 2016/02/10
    動画面白かったです。本も読んでみたいと思いました。
  • 可愛いは正義&ケモノ道ー『パリ行ったことないの』山内マリコ - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

    人生の耐えられない軽さと重さ 娘がトレース台*1を自作していた。(この人はとにかく絵描いているか動画を作っているかニコニコ動画を見ていることがほとんど)材料はALL100均ショップで購入し、手先が器用なので、あっという間に完成させていました。娘曰く「いい感じに出来た」とのこと。好きなことにはトコトン打ち込むオタク魂には非常に感心する......のだがせめて休日明けに提出必須の宿題を終えてから創作に励んで欲しいのが親心というものだったりする。 ところで山内マリコさんのを久しぶりに読んだ。 パリ行ったことないの (フィガロブックス) 作者: 山内マリコ 出版社/メーカー: CCCメディアハウス 発売日: 2014/11/27 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件) を見る 最初から最後まで(表紙を含めて)可愛いだった。“パリ”をキーワードとした12編の短編からで

    可愛いは正義&ケモノ道ー『パリ行ったことないの』山内マリコ - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか
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    koganeisyobou 2016/02/09
    (”アラサーの女性が書く小説は、たいていの場合において重いとも軽いとも言えない何かがあることが多い。”)