ＮＨＫ経営委員の作家・百田尚樹氏が３日、東京都知事選候補者の応援演説に立ち、持論を展開した。経営委員の政治活動を禁じる法律や規則はないが、識者からは疑問の声もあがる。　■演説で歴史・憲法観の持論展開　百田氏はこの日、都内３カ所で、歴史観や国家観が近いという元航空幕僚長の田母神俊雄候補の応援演説に立った。　ＮＨＫの籾井勝人会長は同日、就任会見での政治的中立性が疑われる発言について国会で改めて陳謝したが、百田氏は特定候補の応援をすることについて報道陣に「思想信条の自由。ＮＨＫ経営委員はあくまで放送法によって縛られています。つまり放送に関しては徹底して不偏不党、あるいは中立。僕のプライベートな行動まで縛る法律ではないですよね」と答えた。　朝一番の新宿駅西口では米軍による東京大空襲や原爆投下を「悲惨な大虐殺」と話し、東京裁判について「これをごまかすための裁判だった」と自身の歴史観を披露。「１９３８

2014/2/3（月） 帰って、阪神・淡路大震災15年特別企画『その街のこども　劇場版』（83分、2010年、NHK）を観る。監督：井上剛、脚本：渡辺あや、音楽：大友良英。 たぶん、大友良英さんの映画だと思って買ったのかも知れないが、神戸の夜の街を歩く二人というロードムービーは知っている（知っていそうな）街の風景ということもあって、興味深く観た。 森山未來、佐藤江梨子。佐藤江梨子という女優さんを全く知らないが、背が高く（森山未來が低いからか、よけいに）、どこかで観たような顔が特色。洞口依子をすこし思い浮かべたりした。 主人公の男性は、マンションの設計をしている。耐震と儲けとの板挟み。父親が、震災後に建物修繕価格を10倍にしたことで、神戸市灘区にいられなくなった。15年ぶりに岡山の出張があったので、気が付くと降りていた。タイての女性は3歳ぐらい上。中1だったという。自分の親友がなくなる。自分