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作品リスト(刊行日順) 作品リスト(刊行日順) NEW 2024.08.07 19世紀ロシア奇譚集 高橋知之 訳 Read more 2024.07.10 十五少年漂流記 二年間の休暇 ヴェルヌ 鈴木雅生 訳 Read more 2024.06.11 血の涙 李人稙(イ・インジク) 波田野節子 訳 Read more 2024.05.14 オブローモフの夢 イワン・アレクサンドロヴィチ・ゴンチャロフ 安岡治子 訳 Read more 2024.05.14 黒馬物語 アンナ・シューウェル 三辺律子 訳 Read more 2024.04.10 説得 オースティン 廣野由美子 訳 Read more 2024.03.13 枕草子 清少納言 佐々木和歌子 訳 Read more 2024.02.14 若きウェルテルの悩み ゲーテ 酒寄進一 訳 Read more 2024.01.11 好色五人
をッ!という本を検索すると、たいてい千夜千冊に突き当たる。セイゴォ式ウンチクに耳をかたむけつつ、類書を漁る。いわゆる「ソレ読んだら、コレなんて、どう?」的なオススメ。しかも肝をつかみとって教えてくれるので、これだけで読んだ気になれる。 「読書とは編集だ」と言い切るセイゴオ読書術は、なかなか面白い。読書術や読書論は、千夜千冊(全8巻)のあちこちに散らばっているが、特別巻「書物たちの記譜」にまとめられている。中でも、わたしにピクッとキたものをピックアップしてみよう(太字化はわたし)。 ■00 読書の謎 そこ(非線形読書のすすめ)に何を書いたかというと、われわれは読書によって書物にしるされていることを読んでいるとはかぎらないということを告げた。われわれは読書しているあいだに、アタマのなかで勝手な連想や追想や、疑問や煩悶をおこしているわけだから、ごく控えめに言っても読書とは、テクストの流れと自分の
1位 ひろせべに 司会者こけし(女性) 1,430円(税抜1,300円) 2位 ひろせべに 司会者こけし(男性) 1,320円(税抜1,200円) 3位 コーヒーにミルクを入れるような愛 1,705円(税抜1,550円) 4位 (18) 100%ORANGE 一筆箋 440円(税抜400円)
ラカンというのはフランスのおっさんで、自称フロイトの一番弟子である。もう死んでしまった。死んでからも、いろんな人に悪口をいわれて、親切なジャック・デリダが、「あの人はかわいそうな人だったんだから、そんなこと言ったらだめですよ」とたしなめた。すごい天才だったという。天才というのはおおよそのところ、かわいそうな人生を送るものではないかとわたしはおもう。 たしかにラカンはすごい。まず本の値段がすごいとおもう。「セミネール」(十三巻)は、それぞれ五千円、「エクリ」(三巻)は一冊が七千円ていどする。まったくもってふざけた道楽である。買えませんよ、そんなに値の張る本を。しかも超難解ときているのだから始末がわるい。そんなお金を払って買った本の感想が、「なにが書いてあるのかわからなかった」では、あまりにもむくわれない。「昭和むくわれない音頭」をうたってさしあげようかしら。ラカンに。 それでも、ふだん、いろ
今年は沢山の収穫があった。 自力で見つけた作品よりも、他力―― このblogが縁で知った本のほうが、はるかにスゴいものだった。コメントやトラックバックを通じてオススメしていただいた方、はてなの質問に回答していただいた方、わたしのエントリにケチつけたついでに「○○も読んでないくせに」と嘯いた方―― 皆さまに感謝、感謝。 そんな中でも選りすぐりを10選んだぞ。どれも自信を持ってオススメするが、「劇薬小説」だけは覚悟完了の上でどうぞ。これからも、「自分にとって高品質の情報を得るためには、自分から発信すること」を実現する場として、ここを使っていきたいですな。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 徹夜小説:あなたの健康を損なうおそれがありますので読みすぎに注意しましょう ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 大聖堂(ケン・フォレッ
2006年12月12日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - はじめまして数学 「はやぶさ-不死身の探査機と宇宙研の物語」の書評を書いている時に気がついて買ったのだが、これはすごい! はじめまして数学(1,2,3) 吉田武 今年も残すところ20日を切ってしまったが、今年の文庫のノンフィクション部門No.0はほぼこれで決定だと思う。 全三巻の本シリーズ「はじめまして数学」は、「中学生からのeiπ = -1」を「オイラーの贈物」でやってのけた吉田武が、今度は小学生向けに書いた、ガチの数学(再)入門だ。これだけですでに面白さは保証されたようなものだが、さらに凄いのが、その体裁。 三巻とも二色刷りで、大高郁子のイラスト付き。というより吉田氏が脚本を書いて、それを大高氏が絵本にしたという方が近い。それだけでもずいぶんとコスト高になると思うのだが、さらに驚くべき事に本書にはきちんと索引
搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! (集英社新書) 阿部 真大 (→amazon) 本屋で手に取ったら面白そうだったので買ってみました。2006年10月22日発行となっていて、出たばっかりのようです。 amazonの要約 大学を休学した「僕」は、一年間にわたりバイク便ライダーの仕事に従事する。そこで出会ったのは、不安定雇用の立場に甘んじながら、危険労働の現場に積極的に飛び込む、同僚ライダーたちの姿だった。広く他業種を見渡しても、ニート問題や引きこもりでやり玉にあがることの多い若者たちは、むしろ、自ら進んでワーカホリック状態に陥っている。それは一体なぜなのか?東京大学大学院に在籍中の著者が、自らの体験をもとに、同世代の団塊ジュニアが直面する労働・雇用問題を分析した、衝撃の論考。 英国のポリー・トインビー『ハードワーク~低賃金で働くということ』(→amazon)、米国のB.エーレンラ
うつうつひでお日記 吾妻氏の新刊「うつうつひでお日記」、正式発売日は週明け10日なんですが、すでにアマゾンや一部書店でも入手できるらしい。今見たらアマゾンで42位と、さっそく売れているみたいです。よかった。 ただ、前のエントリのコメント欄でも書きましたが、本書は『失踪日記』の正式な続編ではありません。続編は、アルコール中毒の闘病をテーマにした『アル中病棟』で、前作と同じくイーストプレスから出版されます。角川から出た今回の『うつうつ』は、地獄の闘病生活から脱出した後の「平穏」な日々をしたためたマンガ日記でありまして、一度作者自身が出した同人誌を中心にまとめたものです。まあ、主人公は同じですので続編といえば続編なんですが、エキセントリックな描写は今回ほとんどありませんので、注意してください。 とはいえ、この表紙だったら続編と勘違いされても仕方ないよなあ。角川書店、明らかに意識して売りにかかって
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『at(あっと)』 浅草にて なめるように読みたい雑誌はなかなかない。 そんな中で太田出版の季刊『at(あっと)』は毎回楽しみだ。 0号から数えて、現在で3冊目になるのだけれど、柄谷行人氏が“フランス革命以来の革命運動の反復の軌跡を構造的に示すとともに、それらの不毛な反復の外に革命運動の可能性を見いだしたい”と前提して始めた「革命と反復」、大西巨人氏の巻頭言「春秋の花」、また1号から開始された上野千鶴子氏の「ケアの社会学」など、各連載はどれも刺激的で興味深い。 特集もそれぞれ画期的で、「民衆交易」を核心部分としながらグローバリズム批判をし、実際にバナナをフェアトレードで輸入する運動の詳細を語り、協同組合の原理的可能性を示すなど、地に足のついたオルタナティブ・ムーブメントが展開されていて説得力がある。 編集にオルター・トレード・ジャパンという会社が参加しているのだけれど、これ
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