タグ

ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (38)

  • 『ヤッターマン』には困った: たけくまメモ

    三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。 http://www.yatterman-movie.com/ ↑実写版『ヤッターマン』公式サイト 三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。 アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。 三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒ

  • 【アストロ】これがジャコビニ流星打法だ!!!!: たけくまメモ

    この文章を書いているのは10日の午前3時なんですが、明日の今頃にはテレビ朝日で『アストロ球団』が放映開始されておるはずです! すでにスカイパーフェクTVでは先行放映されているのでもう見た人もいるかもしれませんが、関係者の許可をいただきましたので景気づけにご紹介いたしましょう! のっけにヤクルトの古田敦也が登場し、彼のお世辞にも上手とはいえないナレーションで始まりますので、最初はどうなることかと思いましたが、西新宿の都庁裏の工事現場で沢村栄治の銅像が発掘されるあたりで画面はただならぬオーラを発し始めます! そして病床の老いた千葉真一、いやアストロ球団の元オーナー兼監督であるJ・シュウロが古田に向かって伝説を語り始める……正直、千葉ちゃんが出た瞬間、その圧倒的存在感によって作品の成功は約束されました! 球一役をはじめ主演の若手イケメン俳優には悪いがこれは誰がなんと言おうと千葉ちゃんのドラマなの

    kohedonian
    kohedonian 2008/09/22
    再発見。心躍るにゃーw
  • 「20世紀少年探偵団」の表紙は恥ずかしい: たけくまメモ

    ↑20世紀少年探偵団 (この文字をクリックすればアマゾンに飛びます→★) ※この表紙はデザイン段階で俺に送ってもらったもので、定価表示がダミーになっています。実際の定価は880円です。 えー、以前からひそかに制作していた『20世紀少年探偵団』のがとうとう日発売になります。映画公開に合わせて作っていたんですが、映画のガイドブックではありません。またマンガのガイドブックとも少し違います。あえて言うなら、『20世紀少年』の重要なモチーフとなっている70年代を、竹熊の視点から記述したエッセイということになります。 直接、マンガについて触れた記述はほとんどありませんが、俺は浦沢さんと同い年であり、主人公のケンヂとも同い年になります。そして、浦沢さんもケンヂも俺も70年の万博にはついに行けませんでした。つまり、作者である浦沢さんと作中人物のケンヂと俺は、まったく同じ時代に同じような体験をしていた

    kohedonian
    kohedonian 2008/08/29
    たけくまさんと極東ブログのひとが1才違い。おれおぼえた。
  • 奇跡!ダダカン展のお知らせ: たけくまメモ

    ←ダダカン展・お知らせその1(大きいので別ウィンドウで開くで見てください) えー、「カンフー・パンダ」の感想を書こうと思っていたのですが、奇跡が起きてしまいましたのでそちらを先にお知らせしたいと思います。昨日、新潟で造り酒屋を営んでおられる鳥水亭木呂さんから「ダダカン展」のお知らせが届きました。チラシはA3サイズを二つ折りにした豪華なもので、「鬼放展」と名付けられた展覧会も、なんと銀座と高円寺の二つの会場にまたがって展示され、あわせて浅草・木馬亭で60年代の前衛芸術関係者を招いてシンポジウムを開くという超豪華なものです。 ←お知らせその2 ダダカン糸井貫二師の個展は、50年代から60年代にかけて10回くらいやったそうですが、ほぼそのくらいで、あとは読売アンデパンダン展や各種グループ展に参加した他は街頭での全裸パフォーマンスが主であり、人前で何かをやられたのも70年代末が最後だそうです。つま

  • お気に入りニコニコ歌祭り: たけくまメモ

    俺の「お気に入り」に入っていたニコニコ動画の曲をご紹介します。数ヶ月前にアップされたものばかりなんですが、再生数がまだ三桁とか、行って2000くらいのものがほとんどです。人気的にいまひとつのようですが、個人的にたいへん気に入った曲ばかりです。 最初はお遊びで作ったジョーク動画かと思いましたが、どうやら物のようです。であるなら、どうして北朝鮮当局が日語で「青い山脈」を歌うことを許可したのか? しかもなぜ動画内に将軍様の顔写真まで使っているのか、謎は深まります(もしかすると将軍様が好きな歌なのかも)。歌は相当にうまいですが、サイケデリックな画面効果がなかなか凄すぎます。 これは俺が過去に聴いた洗脳ソングの中でも『ポニョ』に匹敵するパワーがある曲です。中国地方のテレビCMのようですが、キャラクターのヘンさもポニョに匹敵するかもしれません。ところでこれは何のCMなんでしょうか。 おっさん世代に

  • ポニョ2回目: たけくまメモ

    ポニョの2回目を見てきました。感想を書こうとおもうんですが、その前に全然関係ないんですけど、今やっている『カンフー・パンダ』をどうにも見る気がしません。ポニョ見に行ったらイヤでもポスターが目に付くじゃないですか。たぶん、見たら面白いだろうとは思うんですよ。制作もドリームワークスだし、少なくとも退屈しないだろうと思うんです。 でも俺としてはどうも、パンダがカンフーしているだけで『らんま1/2』を思い出してしまって。内容が違うのはわかってるんですけどね。パンダがカンフーして何も悪いことはないんですよ。コロコロと太ったパンダがアチョーとか飛んだり跳ねたりしたらお子様は大喜びでしょう。しかしそろそろ48歳にもなる中年男が、一人で映画館行って「パンダ一枚」と1800円出す姿が、どうしても思い浮かばないんです。 そんなこと言って、おとといもチケット売り場で「ポニョ。大人一枚」って買って中に入りました。

    kohedonian
    kohedonian 2008/07/28
    「サルまん」で電波展開を滔々と語る竹熊氏(36)の絵がなぜか脳内にうかんで・・・。
  • ようやく一区切り: たけくまメモ

    これまで特に触れてませんでしたが、入院前から引きずっていた仕事がひとつ終わりました。 8月末に小学館から発売予定の『20世紀少年探偵団』というです。映画の公開に合わせたなんだけど、マンガを解説したではなく、マンガの中の「70年代」について、俺の私的な想い出を交えて書いたです。その中に70年代をめぐる俺と浦沢さんの対談もあって、結構ページをとるんですけどこれをようやくまとめ終わりました。長い旅をようやく終えた感じであります。 こないだ『ポニョ』を見たときに、映画館で『20世紀少年』の予告編をやってましたが、あれ見て「映画はもうすぐ公開……ヤバイ!」と冷や汗を出していました。それがようやく終わって、やれやれと今日は『ポニョ』の二回目を見に行こうかと思いますが、単行仕事というのは、これからがいろいろあるんだよなあ。直しとか。 それにしてもこの対談を取るので浦沢邸に行きましたけれども、

    kohedonian
    kohedonian 2008/07/24
    竹熊さんと浦沢さんは同い年なのかー。20世紀少年はひと世代上の話で微妙にのめりこめず、かといって全く知らない時代のお話として楽しむこともできなかった。同時代の人はどう感じるのかたけくまさんの本に期待。
  • 宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢: たけくまメモ

    昨日の土曜日、宮崎アニメの新作『崖の上のポニョ』を見てきました。一応、ネタバレにならない範囲で感想を書きますと、見たことがない種類のアニメーション映画でした。アニメーションとしても映画としても、似た作品を俺は思い当たらないし、過去のどの宮崎アニメとも似ていません。 もちろんキャラクターとか、ディティールの演出やセリフはいかにも「宮崎駿」なんですよ。確かに宮崎アニメに違いないが、見ている最中の「違和感」は、これまで感じたことがないほどのものです。まるで、はっと気がついたら父親が人間モドキに変わっていたような感じ。 『魔女の宅急便』を試写で見たときに、それまでの宮崎アニメと雰囲気が違うので少しとまどったことがありますが、二度目に見たときには大好きになりました。『ポニョ』も複数回見れば、印象が変わるのでしょうか。たぶん、そうなのでしょうが、今度ばかりは「理解した」と思えるまでに時間がかかるかもし

    kohedonian
    kohedonian 2008/07/20
    オールナイトで見てきた。感想は竹熊さんと一緒で「これは悪夢に近い」「戻ってこられるかスレスレ」でも面白かったし、もの凄かったし、自分はまた何度か観たい。駿にはやられたよ…。
  • 筒井先生がWEB日記を始めた: たけくまメモ

    あの筒井康隆先生がいつの間にかweb日記を始められていたのですね。 http://shokenro.jp/shokenro/ ↑笑犬楼大通り(topページ) http://shokenro.jp/shokenro/book-cover/ ↑偽文士日碌 上の「偽文士日碌」というのが日記の体なんですが、まだ昨日、6月27日分が更新されたばかりのようです。今後どういう頻度で更新されるのかわかりませんが、ファンとしては、できれば週一ペースくらいを希望します。 見た限りではこれはブログ形式ではなく、文がすべて縦書き表示というのが新しくていい感じです。トラックバックは受け付けておらず、コメントは別掲示板に書き込む形式になっています。つまり、別にきちんと管理者(編集者)がいる、筒井先生のワンマン雑誌みたいなサイトですね。 こと日語を読むうえでは、やはり縦書きは読みやすいです。今後、どのようなものに

    kohedonian
    kohedonian 2008/07/01
    光速ブクマ
  • ふくしま政美先生の逆襲: たけくまメモ

    ←女犯坊 1 (1) (マンサンコミックス) 先々週の土曜日に、新宿ロフトプラスワンでふくしま政美先生『女犯坊』の新刊発売記念イベントがありました。 このブログではちょうど「マンガ界崩壊を止めるには」のエントリ連載の最中で、それの執筆で手一杯だったため、報告するのが遅れてしまいました。ふくしま先生にお詫び申し上げるとともに、ようやくの紹介ができてほっとしています。 ちょうど10年前に太田出版から『女犯坊』(滝沢解原作オリジナル版)が復刻され、やはりこのロフトで「ふくしま政美復活祭」が開かれたのでしたが、そこから先生も山あり谷ありの幾星霜、ついに「漫画サンデー」で新原作者(坂六有)とともに、あの劇画史上最悪最強と呼ばれた竜水和尚が復活したのであります。なんでもこの作品が載ったことで、漫サンの売り上げが3パーセント伸びたという噂まであります。 実は前の復活祭の時には、俺が調子に乗って「先生

    kohedonian
    kohedonian 2008/06/30
    あの復刻が10年前!?というところで軽くめまいが…
  • 今回の「サルまん」連載中止について: たけくまメモ

    以下書くことはあくまで竹熊個人の意見であり、相原コージ氏や編集部の見解とは異なっていることをご注意ください。 まずは、主として俺のワガママで連載中断の事態に至ってしまったことを、ここまで愛読していただいた読者の皆様・連載関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。「作者の都合で一方的に連載中止するなんて無責任だ」との批判があることは承知していますが、俺としては、もはや失敗作であることが自分には明らかとなった連載を、このまま続けることに意義が感じられず、そっちのほうが読者に失礼ではないかと思ったということです。 「そこをなんとかするのがプロだろう」と言われれば返す言葉がありません。しかし『サルまん』は相原君と俺の共同作品であることが大前提であり、にもかかわらず両者の作品に対する方向性に違いが生じて、もはや話し合いでどうにかなるレベルを超えてしまっていたということであります。批判は、甘んじて受ける

  • 『サルまん2.0』連載は中止しました: たけくまメモ

    すでに先行発売の『IKKI』をお読みの読者はご存じだと思いますが、相原コージ氏と俺が昨年秋から連載を始めていた『サルまん2.0』は、日25日発売の「IKKI」七月号をもって終了することになりました。ご愛読くださっていた読者の皆さんには、大変申し訳ありませんでした。 連載中止に至る経緯は最終回に書きましたので、そちらをご覧ください。公式ブログおよび「たけくまメモ」でも改めて事態を説明するエントリを準備しています。が、準備が整わない段階でネットで噂が広まりはじめたようなので、とりあえず緊急告知としてこのエントリをアップしました。 正式な発表エントリは日夜(深夜になるかも)に発表する予定ですが、現時点で言えることは、これは編集判断による「打ち切り」ではなく作者サイドから「中止」を申し入れたということ、中止は作者二人で話し合って決めたことであることです。 中止の理由は雑誌に書いたとおりで、詳し

    kohedonian
    kohedonian 2008/05/26
    このぶんだと単行本にはならないのかな。
  • アリゾナの老人萌え: たけくまメモ

    ネットで話題の「アリゾナの老人」を早速見てきました。YOUTUBEにディープなアニメ批評をアップしているアリゾナ在住の「グランピーじいさん」というのがその人で、日アニメの大ファンらしく、YOUTUBEにもう50くらいのアニメDVDの感想をアップしているのです。 http://jp.youtube.com/user/GrumpyJiisan ↑YOUTUBEのグランピーじいさんの投稿動画 http://www.j-cast.com/2008/05/16020057.html ↑グランピーじいさんのことを伝えるJ-CAST記事 見ると、毎回アリゾナの荒れ果てた砂漠にビデオカメラが設置されていて、向こうから白髪にヒゲモジャのじいさんがやってきて、「今日は涼宮ハルヒだ」とつぶやきながらDVDデッキにソフトを入れる。そして映像を眺めながら淡々とアニメのストーリーや、見所、自分の感想を語り出すので

    kohedonian
    kohedonian 2008/05/21
    面白いんだけど字幕の翻訳が残念なレベルだった。基本的な誤訳や訳ヌケの直しはもちろんだけど、いかにもじいさんな口調にするとかしたら面白い。
  • M・Kさんごめんなさい: たけくまメモ

    昨日アップした「今度テレビに出なきゃならんのですが」を読んだM・Kさんが、俺が出演を嫌がっているのだと思われたらしく、「勝手に誘ってごめんなさい」といきなり謝罪メールをいただきビックリしました。 どうも誤解されたようですが、俺としては病み上がりの身でM・KさんやS・Nさんの足手まといになったらまずいと勝手に心配してああいうエントリを書いてしまったのです。内心は大喜びで、かつ出る気まんまんですので是非ご一緒させてください。いらぬエントリを書いてしまい、ご心配をおかけしたようで恐縮至極です。 この際紳士服の青山と西友町田店内の無印良品で購入した服を、ちゃんと洗濯したのちに出演したいと思います。俺だけ異常に年喰ってますのでこのオッサンが…と思われるのが心配ですけれども、なんとかがんばりますのでよろしくお願い申し上げます。 ◎このエントリにコメント→★ ◎掲示板トップへ→★

    kohedonian
    kohedonian 2008/03/22
    やっぱりの人だった。
  • 今度テレビに出なきゃならんのですが: たけくまメモ

    当はいろいろあってまだテレビに出る状態ではないんですが、ちょっと断れない事情があって出ることになりました。出る状態ではないというのは、退院してちょうど1年が経ち、脳梗塞の症状じたいは明らかに回復しているのですが、どうしたわけか、今年に入ってからしゃべりが少しもたつくようになったんですよ。昨年秋に宮台真司さんとラジオに出たときには、主観的にはそれほどでもなかったんで出演したんですが。 もともとドモリの癖があるんですが、病気前のドモリともちょっと違う。医者に相談したら、明らかに回復過程にあって、話すスピードが早くなってきているので、それでしゃべりのスピードに脳の処理が追いつかなくなってもたつくのではないか、とのことでした。実際昨年暮れにMRI撮影と血液検査をやった結果は異状なしでした。回復過程ではこういうこともあるんですね。 まあ、ゆっくり話せば大丈夫だと思うんですが、もともと猛烈な早口でし

    kohedonian
    kohedonian 2008/03/21
    Mother's milk とか Scrambled eggs とか?
  • たけくまメモ

    久しぶりのブログ更新を、こういう話題で始めるのは複雑な気分であります。来ならこのブログは、今後まとまった文章を発表する場合に更新することにして、日常的な更新は基的にツイッターで行おうと考えていました。「まとまった文章」は、実は書き始めているのですが、なかなかまとまらないうちに地震、そして原発事故が起きてしまいました。 震災直後からしばらくは、都内の電話も不通になりましたが、唯一インターネット、それもツイッターだけは繋がっていたので、これで肉親や友人と連絡がとれて助かった、という人が多くいます。なんでもツイッターは1パケットで即、送れるので、システム上アクセスの殺到に強い構造になっているからだとか。 その割には、時々クジラマークが出て「しばらくお待ちください」になるのはなぜだか知りませんが、今は問いません。3月11日の震災直後もその後も、少なくとも東京ではツイッターが「使えた」のは事実で

    kohedonian
    kohedonian 2007/11/28
    いかにも竹熊さんらしい極論だけに憎めないのが厄介だ。
  • 【業務連絡】「マンガ評論家」を辞めます: たけくまメモ

    竹熊と現在仕事関係にある出版社各位、またこれから仕事を依頼しようと考えておられる出版社、特に雑誌編集部の方にお願いがあります。 これから年末進行に向け、各社様とも企画立案されたり、すでに動いておられることと思います。ご苦労さまです。それで「今年のマンガ・ベストテン」とか「最新のおすすめマンガ特集」などを考えておられる方もいらっしゃるのではないかと思います。すでに二社から私に打診が来ました。 しかし、誠に心苦しいのですが、ふたつとも辞退させていただきました。 私は「マンガ評論家」と自分から名乗ったことは一度もないのですが、代表作が『サルまん』であったり、マンガに関するエッセイ集を過去に出していますので、世間では「マンガ評論家」と思われているようです。これまでは特に不都合もなかったので、私もそう呼ばれることを許容していました。 自分では名乗ってないのに「辞めます」というのもヘンなのですが、放っ

    kohedonian
    kohedonian 2007/11/13
    快復しつつあるとはいえ、病気をされたことで「自分のできることは無限ではない」との意を新たにされたんだろうね。
  • アニメ産業に関する公文書: たけくまメモ

    ちょっと古くて平成15年の経済産業省の公文書なんですが、こんなのを見つけました。ちょうど『千と千尋の神隠し』がヒットしたあとのものみたいです。 http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf ↑経済産業省 アニメーション産業の現状と課題(pdf) 注意して読んで欲しいのはこのPDFファイルの5ページ目。「テレビアニメーション番組ビジネス(例)」の部分。一応「例」ってなってるんですけど、経産省のれっきとした公文書ですからね(上記ファイルから引用・左図)。有名な資料かもしれませんが、恥ずかしながらさっきネットサーフィンしていて初めて見ました。 これによると、スポンサーから1あたり5000万出ている制作費が、なんだかんだで現場に着く頃には800万になっている

    kohedonian
    kohedonian 2007/10/30
    いろいろ読んでみて<並列の矢印を直列に繋ぎかえて解釈したための誤謬>なのかなと。
  • 「ヱヴァ」ラジオの補足: たけくまメモ

    日早朝の宮台さんとのラジオの補足です。番組ではカットされた俺の発言なんだけど、個人的に残念だったので。もちろん編集権は局にあるのだし、カットしたことを問題にするつもりはまったくありません。ただ、自分の責任でこういうフォローができるのも、ネットの利点ではありますね。 最近、元公安調査庁長官が朝鮮総連ビルの買収(をすることによる総連救済)に一枚噛んでいた事件があったじゃないですか。「あれって、ゼーレと使徒が、実は裏でつながっているのと同じようなものですね」と俺、収録では言ったんですが、さすがにそこはカットされてました(笑)。少し残念ですが、これはしかたがないです。 今回も、使徒であるカヲル君がキール議長と裏で会話してたりするし。重要なことは隠蔽されている。隠蔽したうえで、真実とは違う情報を流して国民をミスリードするのは権力の常套手段で、それは「エヴァ」のテーマのひとつでもあるのではないか。と

    kohedonian
    kohedonian 2007/09/03
    さすが「ハルマゲドンと~」のたけくまさん。
  • 70歳でブレイクできるか: たけくまメモ

    昨日のエントリで「70歳で大成功する」と昔ある占い師に言われたことを書きましたが、実際問題として70歳でブレイクするようなことがあり得るのか? と長らく疑問に思っていました。ところが、こないだ「ある人物」のことにハタと思い当たりました。 やなせたかしがいるじゃないか! あの『アンパンマン』の作者ですから、知らない人はいないと思いますが、昔読んだ『アンパンマンの遺書』というやなせ氏の自伝によると、戦時中は軍隊で、戦後になって三越の宣伝部に五年勤めて辞めて専業マンガ家になったはいいが、ずっと鳴かず飛ばずで、ようやく芽が出たのが40代になってから。週刊朝日の漫画賞をとったんですよね。 それで、あの手塚治虫から劇場アニメ『千夜一夜物語』のキャラクターデザインに抜擢されたのが40代後半で、それからマンガと絵と「詩とメルヘン」の編集長をずっと続けましたが、当の意味で「売れた」のって『アンパンマン』

    kohedonian
    kohedonian 2007/08/30
    高見のっぽさんの弾けちゃったぶりも忘れないでください。