Jリーグはシーズンを移行すべきか? Jリーグは、春開幕から秋開幕へ、シーズンを移行すべきか? 今、日本サッカー界では議論が激しく、熱くなりつつある。 欧州と同じように秋(夏)開幕か、現在の春開幕か。両方に、メリット、デメリットがあるから、話は難しい。ざっくり言えば、日本サッカー協会の犬飼基昭会長(66)は移行推進派、Jリーグ鬼武健二チェアマン(69)は現状維持派だ。 秋開幕の主なメリットは、世界のカレンダーと一致すること。今後、アジア杯やアフリカ選手権が1月に開催されるため、国際Aマッチデーが多く設定されることが決定的だ。現在のJリーグのカレンダーでは、例年1月1日が決勝戦の天皇杯に勝ち上がったチームの日本代表選手は休みがなくなってしまう。「今のままでは代表選手はつぶれる」と犬飼会長は危惧(きぐ)する。 一方、最たるデメリットは、雪国のクラブの試合、練習の影響だ。降雪の心配が少ない地域でも
千葉・三木社長のネクタイ 1か月前の話になるが、6月8日のナビスコ杯最終戦川崎戦(フクアリ)でのこと。千葉の三木博計社長(58)が試合前、安全なスタジアムづくりについてのあいさつを行った。他会場で発生したトラブルを考慮してのスピーチ。私は別の試合会場にいたのだが、後日公式HPで動画を見て、社長が自ら考えを伝える行為に好感を覚えた。 あいさつはおおむね好評だった。だが「娘からカンペ見過ぎと言われた」(三木社長)以外にファンから1点、批判の声が寄せられた。 「ジェフの社長なのになぜ、水色のネクタイなんだ」 水色は対戦相手・川崎のチームカラー。黄色を基調とする千葉のサポーターにとって、印象はよくない。 ところが、水色ネクタイには理由があった。「勝負ネクタイなんだよ」三木社長は苦笑いで教えてくれた。ミラー監督が来日した5月10日の京都戦から中断前の5戦は無敗。その間、ずっと同じネクタイをして
オシム前日本代表監督が帰国直前に残した代表への熱いメッセージ 新聞記者になり、16年。今まで、数え切れないほど(月平均2回とすると400回弱だろうか)成田空港で、見送り取材をした。しかし、今回ほど、切なく、複雑な気持ちになったことはなかった。 8日朝、イビチャ・オシム前日本代表監督(67)が、自宅のあるオーストリアと、故郷のボスニア・ヘルツェゴビナへ戻るため、日本を離れた。昨年11月、脳梗塞(こうそく)に倒れ、その直後は生命さえ危ぶまれたが、7日には横浜市内のドイツ人学校でサッカー教室を行うほど回復した。 この日、成田空港に現れたオシム前監督の姿に改めて感動した。約12時間も飛行機に乗るのだからリラックスした服装でもいいのに、と思うのだが、ビシッとネクタイを締めたスーツ姿だった。オシム夫妻は、人前でも堂々と手をつないでいた。日本人の感覚と離れており、新鮮だった。 倒れる前、オシム前監督
岡田監督がオシム前監督に話したこと 日本代表・岡田武史監督(51)は、本当にうれしそうだった。 「一昨日、オシムさんに会ったよ」 11日、岡田監督は、都内のリハビリ専門病院に入院中の前任者のイビチャ・オシム前監督(66)を9日に見舞ったことを明かした。 「どんな話をしました?」と私が聞くと、岡ちゃんは「秘密だよ」とニヤリと笑って答えた。 「触りだけでも」と食い下がると「それもだめ」と、またニヤリ。2人だけの秘密にしたいらしい。 それでも、対面の様子、会話の一端だけは明かしてくれた。 「オシムさんは相変わらずの皮肉屋さんだった。オレはダンヒルのスーツを着ていたんだけど、まず『エレガントな格好をしているな』と言われたよ。選手起用や戦術などいろいろと話した。でも、オシムさんはバカじゃないから、オレにプレッシャーをかけるようなことは言う人ではない。ポンポンと言葉が返ってきた。すごく元気だ
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