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ブックマーク / hokusyu.hatenablog.com (2)

  • 江戸時代に戻ってもいいじゃないか - 過ぎ去ろうとしない過去

    先月のシノドスシンポで酒井隆史さんが、(反グローバリズムなどの運動に対して)資主義をやめたら江戸時代に戻ってしまうって言う人がいるけど、別に江戸時代に戻ってもいいじゃないかって言ったほうがいいというようなことを言っていた。 まさにそのとおりだと思う。極論って言う人がいるけど、江戸時代に戻ってもいいじゃないかが極論ならば江戸時代に戻ってしまうは何なのだろうか。リアリズム?確かにそうかもしれない。でもそのリアルは、ネトウヨがよく言う民主党が政権を握ったら中国の植民地になってしまうというたぐいのリアルだろう。蓋然性の問題ではなくて心性の問題として。 ボーデンハイマーはこの点を、父親にたいする子どもの質問を例に挙げて説明している。「お父さん、空はなぜ青いの?」子どもは当は空そのものには興味がない。この問いの真の狙いは、父親の不能、つまり空が青いという動かせぬ事実を前にしたときの無力さ、その事実

    江戸時代に戻ってもいいじゃないか - 過ぎ去ろうとしない過去
  • いじめ/ファシズム/引きつった笑い - 過ぎ去ろうとしない過去

    ■ジャック・バウアーと緊急時の倫理 http://d.hatena.ne.jp/flurry/180009 では、拷問に関する懸念や重箱の隅をつつくような差異で拷問を区別しようとすることに対する、以下の回答――人気があり表面的には説得力のある――についてはどうであろうか。 「何を空騒ぎしているんだい? たった今、合衆国が拷問を行うことを公認したってだけじゃないか。少なくとも合衆国は黙認状態でつねに拷問を続けてきたし、他のあらゆる国家も拷問を行ってきたんだ。むしろ今の僕らは以前よりも偽善的では無くなったんだよ」 これに対しては以下のような単純な反問を返すべきだろう。 「そのことが合衆国政府の声明が意味する唯一のことだったら、『なぜ』彼らは拷問を公認したんだ? 以前からそうしていたように、黙って拷問を続けていれば良いじゃないか」 「語る内容」と「語るという行為」との間に存在する、解消できない裂

    いじめ/ファシズム/引きつった笑い - 過ぎ去ろうとしない過去
    kohedonian
    kohedonian 2008/07/09
    「ベンヤミンはファシズムの本質を「政治の耽美化」であるという。ニコニコ動画においてそれは「おもしろ化」である。」一段上の議論
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