2017/10/03 (この記事は『Haskell入門 関数型プログラミング言語の基礎と実践』の書評もとい宣伝です) Haskell は研究者から開発者まで様々な人が関わり発展している言語です。純粋なエンジニアがHaskellを学び始めるとファンクタやモナドなど数学由来の概念に惑わされ、まともなアプリケーションを開発できるスキルを身につけるところまでたどり着かないというのはよくある話だと思います。これらの概念は決していたずらにHaskellを難しいものにしているわけではなく、むしろ他の言語にはない素晴らしい機能を提供してくれるものです。しかし学習の段階ではどこまで学ぶべきか折り合いをつけるのが難しく入門の敷居を高くしてしまっているのも事実です。 技術評論社より新しく出版された『Haskell入門 関数型プログラミング言語の基礎と実践』は「まったくの初心者がHaskellでアプリケーションを
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