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ブックマーク / number.bunshun.jp (128)

  • 開星の“やくざ監督”野々村直通氏が、DeNA梶谷に送るアツすぎるエール。(村瀬秀信)

    写真は開星高校野球部監督時代の一コマ。今年3月に高校を定年退職して以降は、教育評論家としても活躍中で、さっそく『やくざ監督と呼ばれて』(白夜書房)を上梓している。この6月には勝谷誠彦氏との共著となる『にっぽん玉砕道』(産経新聞出版)を出版予定。 ひさしぶりに規格外の野球人にお会いした。 その男……いや「漢」、あるいは「侠」と記した方が適切であろうか。 島根県は開星高校前野球部監督・野々村直通氏。 この破天荒な高校教師をご存じな方も多いだろう。その名を一躍全国に轟かせた2年前のセンバツでの舌禍事件。21世紀枠で出場を果たした和歌山県向陽高校に敗れ「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」「腹を切りたい」と言ったことが騒動となり、さらに謝罪会見でのド派手な服装が「不適切だ」と、世間から大バッシングを受けたその人である。 事件の影響から世間では悪人の如きイメージを持たれてしまったが、この野々村氏、と

    開星の“やくざ監督”野々村直通氏が、DeNA梶谷に送るアツすぎるエール。(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2012/06/11
    この人に目を付けるとは、村瀬秀信、恐ろしい子…!!/ていうか、梶谷と縁があったなんて知らんかった…。
  • 7年連続パ・リーグが優勝の交流戦。今年のテーマは「セによる打倒パ」だ!(村瀬秀信)

    開幕前の予想を大きく裏切って、今季スタートダッシュに失敗した原巨人。セ・リーグでは中日、ヤクルト、阪神に次いで4位の成績だが……交流戦で復活なるか? 今年もまた、この季節がやってきた。 日生命セ・パ交流戦。もはやセ・リーグにとっては鬼門。パ・リーグのボーナスステージと化したような気がする、この年に一度の恒例行事。 2005年のスタートから昨年まで7年間の通算成績はセ・リーグの534勝に対してパ・リーグは586勝(32分)。セ・リーグの優勝は0回。オールスターならパ・リーグ77勝、セ・リーグ71勝(9分)。NHK紅白歌合戦にしたって白33勝:紅29勝ぐらいの差なのだ。名目上、力が均衡しているはずのプロのチームで、50勝以上もの差が開くのは如何なものか(ちなみにこれらすべて劣勢の方の勝率を出すと3つとも4割6~7分に収まるのだが、それで納得したら面白統計コラムになってしまうので話を強引に進め

    7年連続パ・リーグが優勝の交流戦。今年のテーマは「セによる打倒パ」だ!(村瀬秀信)
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    kohgethu 2012/05/17
  • 「アツいぜ!チケット」返金続出で考えさせられた“ファンのあり方”。(鷲田康)

    「最高のプレーをしても『金を返せ』と言われるんじゃ選手のモチベーションが下がるだけだよ」と語った中畑清監督。ただし、この企画のネタでスポーツ新聞の一面を飾るなど、宣伝効果は抜群だったという声も……。 スポーツ紙の記者になったころ、一番嫌だったのはナイターシーズンの内勤仕事だった。 ナイターをやっているときに、会社で細かいメモなどの原稿や写真のキャプションを書くのが役割だが、実はもっと大事な仕事が待っていたのである。 それは巨人が負けたときの苦情電話の処理係だった。 会社に入った当時は、まだ各部署がダイヤルインではなかった。代表番号(これが新聞には必ず載っているから始末が悪い!)にかかってくる電話を、交換台のお姉さまたちがつないでくれるシステムだった。ナイターで巨人が負けたときにはデスクの脇のいくつかの電話が“苦情専用”となって、試合終了直後からひッきりなしに鳴り響くのである。 「読者からで

    「アツいぜ!チケット」返金続出で考えさせられた“ファンのあり方”。(鷲田康)
    kohgethu
    kohgethu 2012/05/14
    電話苦情かぁ…。実は、今も昔も、ファンってのは変わらないのかもしれんね。
  • 日本一諦めきれない男の人生──。古木克明は今もオファーを待っている。(村瀬秀信)

    日々自らの身体に鞭打つようにして激しいトレーニングを続けている古木克明。古木ファンならば……ツイッターの@furukiktakとフェイスブックをチェックすべし! プロ野球が開幕して1カ月。全国各地では今年も連日勝った負けたと、いつものペナントレースが繰り広げられているわけだが、ちょっと考えてみてほしい。我々は何か重要なことを忘れてしまってはいないだろうか。 古木。 そう、古木克明の続報がまるでないのである。 開幕熱も落ち着いた今日この頃、ここで筆者は声を大にして言いたい。数多のプロ野球関係者、そしてスポーツメディアに携わる方々、ファンの人たち、古木忘れていませんか! と。 昨年10月の記事で総合格闘家からの引退と、まさかのプロ野球界再挑戦をぶち上げた古木は、その後2度のトライアウトに挑み、神戸で1安打、千葉では3安打と十分な結果も残し、人曰く「100点」と、やれる手応えもつかんだ。 東山

    日本一諦めきれない男の人生──。古木克明は今もオファーを待っている。(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2012/05/03
    村瀬さんの、古木克明定期レポート。/とは言っても、今のベイスターズは、「守れない選手は使わない」方針だしなぁ…。それに、ノリさんとは実績も段違いだし…。戦う姿を見てみたい選手ではあるなれど…。
  • 中畑監督の精神もギリギリだ!!でも、ベイスターズが変わる理由。(村瀬秀信)

    連敗しても、なんとか選手やファンの気持が折れないように頑張る中畑清監督の男気は、まさに「演歌の心」。「忍」の一文字である。 えー。 前回の記事で「今年のベイスターズはすごいからハマスタに集結せよ!」とさんざん拠地開幕戦に行けと煽っておきながら、いざ蓋を開けてみれば、完封・完封・ノーノー・完封・8回まで完封と●●●●●なんて何の伏せ字かと思うような黒星が続く連敗で、球団が最重要視していた“拠地開幕シリーズ”を真っ黒で終えたベイスターズ。 ついでに勝ち星どころかまるで点が入らず46イニングス連続無得点試合の球団記録更新までつくってしまう、悪い意味でこれ以上ない開幕逆噴射スタートで4月12日現在3勝7敗1分。開幕して早々に6連敗も記録しており、堂々のセ・リーグ最下位となっている。 ローズ、佐々木などが競演した開幕戦の始球式イベントは実に素晴らしかったが、'98年は遠くになりにけり。 昨年のど

    中畑監督の精神もギリギリだ!!でも、ベイスターズが変わる理由。(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2012/04/16
    村瀬定期ベイスレポート。カトケンの巻。/あぁ、写真が、ある意味格好良すぎて泣けてくる。
  • 日暮里で日ハムと横浜の紛争が勃発!?森本稀哲の“聖地”「焼肉絵理花」。(村瀬秀信)

    横浜中華街の媽祖廟(まそびょう)において、入団発表会見を開いた森稀哲選手。マンガ『キン肉マン』の登場人物「ラーメンマン」のコスプレで獅子舞の中から突如登場し、中華街の群衆の度肝を抜いた その店は、東京の下町にある“和風スポーツバー”ともいうべき野球空間である。 その店は、北海道民が“聖地”として崇め、関東遠征の際は巡礼地のひとつとして数えられた。 その店は、日暮里駅前、歩いて5分の一等地。 「焼肉 絵理花」。 この店が今季、北海道ハムから横浜へと移籍した森稀哲の実家であることは、もはや説明など不要であろう。 それは応援歌史上に残る怪作。日ハム時代の応援歌前奏、「焼肉絵理花 日暮里駅前 歩いて5分の一等地~♪」の強烈なフレーズにより、巨人・鈴木尚の焼肉「すずや」(福島県相馬市)、広島・梵英心の専法寺(広島県三次市)など、数ある選手の実家のなかでも、球界No1の認知度を誇る存在となっ

    日暮里で日ハムと横浜の紛争が勃発!?森本稀哲の“聖地”「焼肉絵理花」。(村瀬秀信)
  • '98年の熱狂を忘れぬ横浜ファンよ、4・3ハマスタ開幕戦に集結せよ!(村瀬秀信)

    1998年、就任一年目の権藤博監督(現・中日一軍投手コーチ)率いる横浜ベイスターズ(当時)が、いきなり日一に輝いた。その後も、1999年、2000年と続けてリーグ3位のAクラス入りを果たしていた。 ついに2012年のプロ野球も開幕し、各地では熱戦が繰り広げられているわけであるが、興味の対象は依然横浜方面へ津々と向いている。 何がそんなに気になるかといえば、4月3日。 その日、横浜DeNAベイスターズは新体制での拠地開幕戦を迎える。 考えてみれば、昨年あの日のあの瞬間。長野に代打逆転サヨナラ満塁ホームランで強制的に幕を下ろされたどん底からはじまった激動のオフ(ちなみに今年の東京ドームは油断するとあの瞬間の映像・写真を出会い頭に見せられるので注意が必要だ)。一体どんな形で開幕を迎えることになるのか、様々な形態を妄想していた。 世が世なら、ベイスターズは新球団・新潟モバゲー怪盗ロワイヤルズと

    '98年の熱狂を忘れぬ横浜ファンよ、4・3ハマスタ開幕戦に集結せよ!(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2012/04/01
    相も変わらず、笑えて、納得して、そして泣かせる村瀬節。/佐々木主浩が引退したあの日。三塁側までファンでいっぱいになった横浜スタジアム。それが、全ての答えのような気がした。
  • オープン戦の勝敗に一喜一憂セヨ!DeNAは開幕前優勝を本気で目指す。(村瀬秀信)

    昨年まではほんの一握りしかいなかった報道陣が、今季は春季キャンプから殺到している横浜DeNAベイスターズ。選手の調子よりも中畑清監督の一挙手一投足が連日のテレビ、新聞などを賑わせている。 オープン戦の勝敗を語ることほど無意味なことはない。 そんなこと、今更書くべきものでもないが、その試合の持つ性質が「開幕への調整」と「若手に機会を与える場」である以上、結果なんてものは二の次三の次。当落線上の選手にとっては大事な生き残りの場であるが、主力組にとってオープン戦なんてものは肩慣らしとアイドリングの場。そこで勝ったと喜んでみたところで、スタートラインの手前でアップする選手を全力で追い抜いて喜んでいるのと同じ。 それはファンとて同じことで、この時期のスタンドは、久しぶりの再会を懐かしんだり、今季から新設された応援歌を試してみる和やかな場。この時期の試合に負けたからといってヤケ酒を呷る人もいなければ、

    オープン戦の勝敗に一喜一憂セヨ!DeNAは開幕前優勝を本気で目指す。(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2012/03/19
    村瀬さんの、笑いながら、戸惑いながら、恐る恐るながら、それでも喜びながら、むせび泣く様が目に浮かぶ。/最初の頃は疑って申し訳なかった。いやマジで。今はこの御人なら、付いていっても損は無いと思うよ。
  • <横浜DeNAベイスターズGM> 高田繁 「最下位脱出のための再生プランを語ろう」(生島淳)

    ハムでの手腕を買われ、チームの再建を託された。 最重要課題は“編成哲学”のスタンダードを構築すること。 知略を武器にして、新生ベイスターズの挑戦が始まる。 筆者がはじめてGMと話をしたのは、ドジャースのプレスボックスでのことだ。 相手はポール・デポデスタ。そう、映画『マネーボール』でジョナ・ヒル演じる太っちょのGM補佐のモデルとなった人物だ。 「これまでとは違う発想でチームを強くしたいんだ」と語るデポデスタは、当時31歳。その言葉には自信があふれ、自分よりも年下のGMがとても眩しく見えた。 ちなみに実際のデポデスタはとても痩せていて、映画版では太り過ぎにデフォルメされており、というよりもあまりにもオタクっぽい設定だったので、自分の名前が使われるのを拒否した。 それから何人かのGMと話をした。ビリー・ビーン(アスレチックス)にジャック・ズーレンシック(マリナーズ)。いずれも語り口に独特の

    <横浜DeNAベイスターズGM> 高田繁 「最下位脱出のための再生プランを語ろう」(生島淳)
  • <アテネ五輪から読み解くその哲学> 中畑清 「観られることでオレたちは変わる」(鷲田康)

    その信条は、「プロは観られてナンボ」。就任直後から積極的に 話題作りに力を注ぎ、メディアを大いに賑わせるハマの新船長は、 4年連続最下位に沈む球団をいかにして浮上させようと 目論んでいるのか。日本代表を率いた五輪での経験を軸に、 “中畑流”チーム作りの核心を聞いた。 観られることは人を変える。 選手・中畑清が注目を集めるきっかけになったのは、1978年オフにシンシナティ・レッズを招いて行なわれた日米野球だった。 プロ3年目。まだ控えの内野手だった中畑は、途中出場した第1戦の8回にレッズのリリーバー、マリオ・ソトから左翼席に2ランを放った。この一撃で当時の巨人監督だった長嶋茂雄の目に留まるのだが、もう一人、中畑の独特の資質に注目した人物がいた。 当時、レッズの指揮を執っていた名将、スパーキー・アンダーソンだった。実はスパーキーが注目したのは、中畑の塁打だけではなかった。三塁守備の溌剌とした

    <アテネ五輪から読み解くその哲学> 中畑清 「観られることでオレたちは変わる」(鷲田康)
  • 4年連続最下位球団に必要なものは?DeNA中畑監督が持つ、大乱世の才。(中村計)

    練習試合で楽天に敗れた際、「最後まで諦めない、お客さんの足を止める野球はできたんじゃないか。これを続ければ、奇跡も起こせる気がする」と語った中畑清監督 まるで、熱血監督が就任したばかりの高校野球のワンシーンを見ているようだった。 「おはようって言ったら、おはようって返せよ!」 キャンプ序盤のことだ。DeNAの監督・中畑清が、そう選手たちを叱責した。 就任以来、中畑が繰り返し言い続けていることは、要は「まずは元気を出せ」ということだ。 「プロ野球なのに……」と眉をひそめる人もいるかもしれないが、それを言える時点で、今回のDeNAの人選はひとまず成功だったと言えるのではないか。 かつて、女子バレーボールを復活させ、しかし、その後はぱっとしなかった監督の柳晶一のことを、あるバレーボール担当記者がこう評していたことがある。 「柳さんは劇薬なんですよ。だから、低迷しているときは効く。でも、チーム

    4年連続最下位球団に必要なものは?DeNA中畑監督が持つ、大乱世の才。(中村計)
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    kohgethu 2012/02/23
  • ファン感激のDeNA新ユニフォーム。ピンストライプに込めた「継承と革新」。(村瀬秀信)

    1月29日に行われた新ユニフォームお披露目会見にて。写真左端の三浦大輔投手が着ているのがピンストライプ柄のホーム・ユニフォーム。そこから右に、巨人から移籍したラミレス、中畑清新監督 うぉーオーオーオオオー♪……よーこはまでぃえぬえいベイす……よこはまでぃえぬスター……でぃえぬえベイスターズ……。 どうしても、字、あまる。 1月29日、新ユニフォーム発表会に向かう京浜東北線の車中でベイスターズの球団歌「熱き星たちよ」の歌詞をDeNAベイスターズ版にして何度も歌ってみたが、なんともしっくりこない。 翻ること4日前「熱き星たちよ」が一部歌詞を変えて存続するとの報道が流れた。 昨年末にチーム名が「横浜DeNAベイスターズ」に決定してからというもの、球団歌、マスコット、そしてユニフォームなど、横浜ベイスターズの遺産はすべて負の歴史として闇に葬り去られるのだろうと覚悟していただけに、このニュースは素直

    ファン感激のDeNA新ユニフォーム。ピンストライプに込めた「継承と革新」。(村瀬秀信)
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    kohgethu 2012/02/07
    安心と感心と嘆息の村瀬さんベイスターズ記事。写真のセレクトもベストチョイス(爆)/ホッシー一家の去就はまだわからんのね…。つか「アンダーザブリッジの奇怪な住人」言うなw
  • さらば、愛しの山下書店東京ドーム店。“文系野球の総本山”が閉店間近!!(村瀬秀信)

    山下書店東京ドーム店・岡野淳一店長の雄姿を店頭にて撮影。ちなみに、1月29日は東京ドームではイベントが無く、後楽園ホールでは、お昼からDDTプロレス、夜には新日プロレスの興行が開催予定である 後楽園。仰ぎ見るは東京ドーム。駅から続く陸橋を渡り、ゲートをくぐれば、ようこそ夢と魔法の男世界。眼下に舞い散るハズレ馬券。ホール前にたむろする男らの怪気炎。黄色いビルのゲーセンで戯れる学生らを横目にしつつ、オリオンズカラーなのぼりのマリオンクレープに旧ロッテとの関係性に悩みつつ、立ち寄る先は決まって同じ。 そこは活字プロレスの梁山泊か、はたまた読む競馬のメッカともいうべきか。いやいや、それぞれのファンにも強い思い入れはあるだろうが、ここではあえてこう呼ばせてもらう。 “文系野球の総山”山下書店東京ドーム店。 そこは後楽園時代からおよそ半世紀にわたり、男たちのハートを熱くしてきた専門書店。たまのジャ

    さらば、愛しの山下書店東京ドーム店。“文系野球の総本山”が閉店間近!!(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2012/01/20
    タイトルだけで村瀬さん余裕でした。こういう視点を変えた記事はさすが。/そして一つの歴史が終わる。Amazonとか便利になるのは有り難いんだけど、それがこういう結末になるんだよなぁ…。
  • 中畑清は“演歌の心”で、横浜を再生できるか。~DeNA初代監督の理想~(永谷脩)

    監督を正式に受諾する前日、父親・辰雄さんの墓前に報告を済ませ、師と仰ぐ巨人・長嶋茂雄終身名誉監督を訪ねて、挨拶をした。義理と人情と礼節を重んじる中畑清が新球団・横浜DeNAベイスターズの初代監督に就任した。 いきさつには紆余曲折があった。最初に声を掛けられたのは工藤公康だったが、「信頼関係が築けなかった」(高田繁GM)という理由で破談に。その後、策を弄しない真っ直ぐな男・中畑の起用が決まった。 現役当時から“長嶋命”と公言していたが、実際は藤田元司の下で花開いて散った。'83年の日シリーズでの中畑の打撃は今も脳裏に焼き付いている。第3戦、9回二死満塁の場面で、駒澤大の後輩・森繁和がストライクを取りにきた内角の直球を思い切りよく引っ張ってサヨナラ打。その後は外角球を狙い打って三塁打を2放つ。“ゼッコウチョウ”の雄叫びばかりが目立つが、読みと思いきりを武器にしたチャンスに強いバッティングだ

    中畑清は“演歌の心”で、横浜を再生できるか。~DeNA初代監督の理想~(永谷脩)
    kohgethu
    kohgethu 2012/01/10
  • 東京・国分寺「もつ鍋わたり」による、2011年のプロ野球と「モバ浜」総括。(村瀬秀信)

    横浜DeNAベイスターズの初代監督に就任した中畑清氏。左は球界最年少となる35歳での球団社長就任となった“ハマっ子”池田純氏。右は高田繁GM 2011年も残りあとわずか。今年のプロ野球界はいろんなことがありました。 激動の一年に思いを馳せる年の瀬。グラウンドの照明は街のイルミネーションに取って代わり、あの秋の日までたぎっていた情熱も今となっては凍死寸前――。 そんな野球熱が足りない人には、中畑清。……もとい、東京・国分寺。北口のうら寂しい路地の一角にある、もつ鍋の名店「もつ鍋 わたり」がおススメ。 今回で3回目の登場(1回目・2回目)なので詳細は省くが、この中野渡氏。口は悪くとも野球を見る目と野菜の目利きは球界でも白眉の存在である。「身長192センチの平井堅ならぬ避雷針似の大男のペナント総括が読みたい」との消印のない投書が編集部に舞い込んだので、今回の「野次馬ライトスタンド」は、中野渡進氏

    東京・国分寺「もつ鍋わたり」による、2011年のプロ野球と「モバ浜」総括。(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2011/12/27
    またNumberでもつ鍋屋で村瀬。でもだんだんキツくなってる感が…。
  • 登板過多の危険性を知るふたりの男、藪恵壹と権藤博は新風を吹き込むか?(氏原英明)

    コロラド・ロッキーズでプレーしていた頃の吉井理人投手(当時)を訪ねた権藤博氏。指導者になりたての頃から野球解説者だった時期も含め、長年MLBの指導ノウハウの勉強を欠かさなかった権藤氏らしいひとコマ。吉井氏とは一軍投手コーチ同士として、来年には対決することとなる TV番組で特集されていたレッドソックス・松坂大輔のコメントに言葉を失った。 今季途中に右肘靭帯を損傷して戦線を離脱。トミー・ジョン手術を受けた松坂は、身体の異常を感じとったのは西武時代からだったと告白したのである。 松坂の言葉には、高校生でスターとなり、休む間もなくマウンドに立たなければならなかった男の苦悩がにじみ出ていた。身体の悲鳴を感じても、彼はマウンドに立ち続けていたのである。 改めて訴えたい。 日のピッチャーは投げすぎているのではないか? 彼らの肩やひじは守られているのか? 成長期にある子供の身体的影響よりも日程を優先する

    登板過多の危険性を知るふたりの男、藪恵壹と権藤博は新風を吹き込むか?(氏原英明)
    kohgethu
    kohgethu 2011/12/25
  • 実は言葉の人、落合博満。オレ流語録8年分、一挙公開!(村瀬秀信)

    退任の記者会見にて「中日以外のチームから監督のオファーがあればどうしますか」との質問に対し、「話があれば聞く」と答えた落合博満氏。「初老の男性に戻った。映画館の右の後ろで女房と映画を観たり、温泉にでも行きたいと思います」というコメントも残している 非常に楽になりました。監督という肩書は結構重たい。それを外して、普通の57歳か58歳の初老の男性に戻ったということじゃないでしょうか――。 11月22日。中日ドラゴンズ・落合博満監督の退任会見が名古屋市内で行われた。キャンディーズの解散会見、いや、10月31日にあった橋下大阪府知事の「普通の42歳に戻りたい」発言に続く、異能者たちだけに許された「普通の○○に戻る」発言は、落合博満がドラゴンズ監督としての重責を全うしたことを告げる最後の言葉となった。 思えば監督就任となった'03年10月8日の会見での、「どういうタイプの監督になるかは誰にもあてはま

    実は言葉の人、落合博満。オレ流語録8年分、一挙公開!(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2011/12/03
    中日、いやさ落合博満の記事を書かせても安心の村瀬クオリティ。ってなにどしたのこのブクマ数?!(驚)/この記事読んだ落合さんの感想も伺ってみたいな。
  • もっとプロ野球界にガッツポーズを!!「相手に失礼」は時代遅れの言い訳。(中村計)

    先日まで行われていた世界卓球のテレビ観戦にどっぷりとつかってしまった。 それにしても卓球はすごい。 何がすごいかというと、ガッツポーズである。ほぼ一球ごと、ポイントを取った方が必ず拳を握りしめる。ともすれば、ガッツポーズ合戦を見ているような錯覚に陥る。 そのときの叫び声も十人十色。 「ヨーッ!」 「チョーッ!」 「シャーッ!」 「オーッ! オッ! オッ!」 その気持ちもわかる。あれだけ小さなボールを、あれだけ小さなコートに入れなければならないという作業は、言ってみれば、精密機器をつくるのに似た緊張感を強いられる。 わずかな指先の狂い、呼吸の乱れも許されない。それらを御し、思い通りのプレーができたときの開放感。それがガッツポーズとなって表れるのだ。むしろ、ああやってはき出すことで、自分の中で「緊張」と「緩和」の釣り合いをはかってもいるのだろう。 また、ガッツポーズには別の効用もある。観ている

    もっとプロ野球界にガッツポーズを!!「相手に失礼」は時代遅れの言い訳。(中村計)
    kohgethu
    kohgethu 2011/11/16
    死球で報復よりも、完璧に抑えた方が、カッコ良くみえる気がする。
  • 日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)

    津田敏一日ハム球団社長が菅野の指名権獲得を確認した瞬間。「スカウティングと育成で勝ち続けるのが、ウチのモットー」と胸を張った津田社長 当にそうだろうか。 先日のドラフト会議で、日ハムが東海大の菅野智之を先方に何の断りもなく指名したことについて、一部の関係者が「失礼だ」と憤慨しているという。 しかし、指名する場合、事前に監督等に連絡を入れるのは「礼儀」ではない。あくまで球界の単なる「慣習」だ。 どのような展開になるのかもわからないのに、指名するであろう選手にいちいち連絡を入れていたのではキリがない。おそらく今年も、何の連絡もないままに指名を受けた選手は菅野だけではないだろう。 そもそも日ハムでは、ドラフト当日まで、誰を指名するかを知っているのはGMを始めとするほんの数名の幹部だけだ。 日ハムのスカウト、岩井隆之が明かす。 「僕は横浜でもスカウトをしていたんですけど、日ハムにきてび

    日本ハムが貫いたドラフトの信念。菅野騒動で問われる球団の姿勢。(中村計)
    kohgethu
    kohgethu 2011/10/31
  • 横浜モバゲーベイスターズ誕生前夜?ファンの本音を聞いてみた――。(村瀬秀信)

    シーズン最終戦。9回裏に代打でバッターボックスに立った長野が逆転サヨナラ満塁ホームランを放った……茫然とする横浜ベンチ 長野の描いた大きな放物線が、ライトスタンドのオレンジの中へと吸い込まれた瞬間、「横浜ベイスターズ」の今シーズンの戦いは何の余韻も残さずに幕を閉じた。 最終成績47勝86敗11分。ただの最下位じゃない、またしてもどん底の最下位に終わった。巨人を相手にして、今シーズンの締め括りとしてこれ以上ない代打逆転サヨナラ満塁ホームランでの終劇に、それまで声を張り上げ最後の応援をしていたレフトビジターの小さな一角は、悲嘆の声すらも失いただ静まり返るだけだった。 10月22日の最終戦、最終回までは終盤戦に顕著に見られた新戦力の活躍による未来に希望が持てる戦いをしていたのだ。先発した育成上がりの国吉佑樹は7回途中まで無失点に抑え、後を受けた大原慎司は新人最多記録となる71試合登板。筒香、荒波

    横浜モバゲーベイスターズ誕生前夜?ファンの本音を聞いてみた――。(村瀬秀信)
    kohgethu
    kohgethu 2011/10/26
    いろいろ重い。重すぎるよ…。