例年12月から各社の翌年3月ごろのダイヤ改正の概要が相次いで発表され、このなかでもJRグループとその直通先では中旬から下旬の同日に公表されます。 昨年は各社とも前例のない発表内容が多く、利用者はもちろんファン層さえ驚きの多い内容でした。 2020年春より通勤・ビジネス・観光のあらゆる方面で利用者の大幅な減少を受けた鉄道事業者が悩み抜いた内容がつまった2022年3月改正でしたが、特に本州3社では明確に方向が異なる内容となっていました。 2023年3月改正がどのような内容となるか予想が飛び交う今、改めてダイヤ面とその後の車両の動きから、各社は何を考え、どう対処してきたのか読み解きます。