新連載・宮武和多哉の「乗りもの」から読み解く: 乗り物全般ライターの宮武和多哉氏が、「鉄道」「路線バス」「フェリー」などさまざまな乗りもののトレンドを解説する。 開業から20年近く低迷が続いていた「福岡市地下鉄七隈線」(以下:七隈線)が、距離にしてたった1.6キロ(天神南駅~博多駅間)の延伸開業をきっかけに、全国有数の「超・混雑路線」に生まれ変わった。 実際のラッシュ時の状況を観察していても、以前には見られなかった吊り革・手すりの争奪戦が発生し、乗車を諦めて次の電車を待つ人も。東京・大阪の鉄道路線にも引けを取らない混雑ぶりは、福岡市地下鉄が公表している資料 「ラッシュ時の混雑状況データ」からも読み取れる。 関連記事 東京駅から羽田空港がたった18分! 「羽田空港アクセス線」でどうなる? 京急・東京モノレール 東京駅~羽田空港間を結ぶ鉄道「羽田空港アクセス線」(仮称)が、2023年6月から工
![低迷続きの福岡「七隈線」が、たった「1.6キロ」の延伸で「超混雑路線」になったワケ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf64081bf99dd748813de238f586a2598ea16dbd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2305%2F26%2Fcover_news036.jpg)