事件から11年を迎え、「祈りと誓いの塔」に献花する保護者と児童たち=8日午後0時8分、大阪府池田市の大阪教育大付属池田小学校、伊藤進之介撮影校門の外に設けられた献花台に寄せられた、メッセージが添えられた花束=8日午前11時29分、大阪府池田市の大阪教育大付属池田小学校、伊藤進之介撮影 大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)に刃物を持った男が侵入、児童8人が亡くなり、教諭2人を含む15人が重軽傷を負った事件は8日、発生から11年を迎え、小学校で「祈りと誓いの集い」があった。 午前9時、中庭で児童らが亡くなった8人の名を刻んだ塔の鐘を鳴らし、全校児童、遺族、教職員ら約1370人が黙祷(もくとう)を捧げた。児童代表2人が「日々の感謝の中で、いのちの大切さ、安全・安心な社会の大切さを伝えていく立場になることをここでしっかりと心に刻みます」と述べた。 時の経過のなか、事件をどう語り継いでいく