東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で8年です。被災地では住宅の再建がおおむね進む一方で、依然として全国で5万人以上が避難生活を余儀なくされ、人口減少や高齢者の孤立なども課題となっています。 警察庁のまとめによりますと、今月8日現在で死亡が確認された人は合わせて1万5897人、行方不明者は合わせて2533人となっています。 復興庁によりますと、長引く避難生活による体調の悪化などで亡くなったいわゆる「震災関連死」と認定された人は去年9月末までに3701人で、震災による犠牲者は「震災関連死」を含めて少なくとも合わせて2万2131人となっています。