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  • あまりに幸せだった平成の日本サッカー: 武藤文雄のサッカー講釈

    平成の世が終わろうとしている。 私はサッカーでも業でも、西暦を使っているし、人生の区切りを毎回のワールドカップで認識しているような人間だから、元号でのカウントはピンと来ない。ともあれ、人生2度目の元号切替と思うと、感慨深い。 平成元年の初日(1989年1月7日)のことは、よく覚えている。年休をとって、高校サッカー選手権の準決勝を観に、駒沢競技場に向かったのだ。そして、競技場で見たのは、「昭和天皇崩御のため、準決勝延期します」とのメッセージだった。 先日からマスコミを中心にお祭り騒ぎだが、国民が元号の切替を楽しむことができるのは、今上陛下の退位の決断の賜物。そもそも80歳を超えた両陛下に今なお活躍いただいたことに感謝。そして、同年代の皇太子殿下が、50代後半のこれから重責を担うことに、何とも複雑な思いを持つ。 日と言う国のこの約30年間を振り返ると、産業構造転換の不首尾で残念な期間だった

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    koichi99 2019/05/07
    サッカーのある日常が当たり前になったというのが一番大きいかな。
  • アジア王者でないことには、耐えられないのだけれども: 武藤文雄のサッカー講釈

    まずは想いを語らせていただく。 92年の地元大会で初戴冠して以降、2度も続けてアジア王者になり損ねる事態など、想定もしていなかった。我々は常にアジア最強であるし、あるべきだと確信している。それだけに、8年間の長きにわたり、アジア王者の地位から外れることへの衝撃は大きい。 一方で、私はサッカーを心底愛している。そして、愛しているが故に、サッカーは常に理不尽さがつきまとい、「常に」がいかに難しいかは理解しているつもりだ。いや、この理不尽さがあるが故に、愛しているのだろうとも思う。 そして、カタールに苦杯し、アジア王者を逸した悔しさは、7ヶ月前にロストフ・ナ・ドヌで味わったそれとは、また別なものだ。様々な悔しさに切歯扼腕できるのだから、サポータはやめられない。 さて、決勝のカタール戦。序盤にエース、アリに見事なオーバヘッドシュートを決められ、開始早々から難しい試合となった。そして、この日の勝負の

  • でも、勝ちたかった: 武藤文雄のサッカー講釈

    私は、CKを蹴る田圭祐のはるか後方2階席にいた。 田のキックがやや甘く、ベルギーGKクルトワが飛び出し、パンチングではなく、キャッチしようとする体勢なのがよく見えた。クルトワが捕球する直前、聞こえるわけがないが、私は絶叫した。 「切り替えろ!」 日の選手達も同じ考えなのはよくわかった。しかし、赤いユニフォームの切替が、青い我々の戦士よりも、コンマ5秒ほど早いのも、よく見えた。その約10秒後、反対側のゴールで、若い頃からの夢が完全に実現するのを目の当たりにすることになる。そして、このコンマ5秒差こそ、ここ25年間ずっと抱き続けてきた「近づけば近づくほど、具体化されてくる差」そのものだったのだ。 私のワールドカップリアルタイム?経験(実際には1日半遅れの新聞報道をワクワクして待って行間を夢見る日々だったが)は、クライフとベッケンバウアの西ドイツ大会から。大会終了後、サッカーマガジンとイレ

  • 田嶋さん、あなたは何のためにリスクを背負ったのか: 武藤文雄のサッカー講釈

    四十余年、サッカーと言う玩具を堪能してきたが、今回のハリルホジッチ氏更迭騒動ほど、理解できない事態は初めてだ。当に驚いている。 ここで私が「理解できない」と言うのは、この更迭が「サッカー的に不適切だ」と言う意味にとどまらない。つまり、ワールドカップで勝つために最適なのか、あるいは、将来日ワールドカップを制覇するステップとして適切なのか、と言う「サッカー的に」重要な視点から、「理解できない」のではない。 非サッカー的、つまり政治的な思惑とか、スポンサなどサッカー外からの圧力などを考慮しても、田嶋会長の今回の意思決定の理屈、根拠、判断基準が、まったく「理解できない」のだ。サッカー的な妥当性にも理解できないのはのみならず、それ以外の事情を考慮しても理解できず、ただただ愚かしい意思決定に思えてならないのだ。世の中には、色々な事情と言うものが存在し、サッカー的是非だけからは物事は判断できないと

    koichi99
    koichi99 2018/04/16
    正直、いろいろ推論してみても判らないのですよね。
  • シャペコエンセ: 武藤文雄のサッカー講釈

    何ともやりきれない。このような事故がまた起こるなんて。 生存した方々の早期の回復を祈り、亡くなった方々のご冥福をお祈りし、ご家族や親しい方々にお悔やみを申し上げます。 中学生の折、サッカーをかじり始めた当初から、トリノのスペルガの丘、ユナイテッドのミュンヘン空港、それぞれの悲劇を学んだ。そして、リアルタイムに体験した、アリアンサ・リマとザンビア代表。 今回は、カイオ・ジュニオール氏やケンペスたち、身近で触れ合う機会が多かった方々が悲劇に見舞われた。さらに、スルガ銀行カップと言うつながりもある大会。うまい言葉が見つからない。昨日来、悲劇に見舞われた彼らと、共にプレイしてきたJリーガやサポータの方々の悲嘆を目にするにつけ、何とも言えない気分になる。 まずは、自分と家族が、こうやって日々安穏と愉しく暮らせることに改めて感謝したい。 そして、このような事故の再発を何とか防ぎたい。言い方は悪いが、事

  • ありがとう、ウイルソン: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベガルタが、ウイルソンとの契約満了を発表した。 31歳で、3シーズン続けて再三負傷での離脱が続き、年俸も決して安いとは言えないストライカとの再契約が、難しいのは予想していた。そして、その予想どおりとなったわけだ。クラブの経営と言う視点からは妥当な結論だ。 また、あと2節を残しての発表そのものも、これだけ貢献してくれた選手との別れの機会を、我々サポータに提供してくれたクラブの判断に敬意を表したい。 と、クラブの判断は適切だとは思うが、むしょうに寂しいのは言うまでもない。感情と言うものは、理屈では語り切れないのだ。 ベガルタサポータとって、ウイルソンはあまりに大切な選手だった。今思い起こしても夢だったのではないかと感じるACL出場への貢献は格段だった。 冷静な判断からの落ち着いたシュート。しっかりした前線でのボールキープ。広範な視野から速攻の起点となる。単身でも強引にシュートに持ち込み敵DFに

  • やはり、我々が一番強い: 武藤文雄のサッカー講釈

    何より、守備がすばらしかった。相互の連係、前線からの追い込み、セーフティファースト。イラク戦での危なっかしさがほとんどなくなっていた。考えてみれば、UAE戦の守備は残念だったが、タイ戦は格段に改善されていた。今回も同じと言う事かもしれない。約1週間の強化期間が与えられれば、選手のコンディションも揃い(同時にハリルホジッチ氏も各選手の見極めができる)、氏も約束事を徹底できる、と言う事なのだろうか。 開始早々に、原口が、自らのボール奪取を起点に田の軽妙なボールさばきを受け先制したことで、完全に日ペース。一見、攻め込まれているように見えるが、危ない場面はほとんどなく前半終了。ここまで、ハリルホジッチ氏は攻撃の整備や連係については、あれこれ工夫していたが、守備についてはあまり感心しなかったので、これは嬉しい驚きだった。「これだけやれるならば、もっと早くからやってくれ」との野暮は言うまい。 原口

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    koichi99 2016/10/12
    守備がうまくいってたのでね、ウノゼロで終わらせないと。
  • FC東京は何のために城福氏を起用したのか: 武藤文雄のサッカー講釈

    J2ジェフ対エスパルスをノンビリ映像観戦する日曜の夕刻。ふと、気が付いた。両軍の監督は、関塚隆と小林伸二、何と2人とも私の同級生ではないか。考えてみれば、歴史、予算規模、ホームタウン、スタジアム、いずれも相当なレベルにあるが、過去のほんのちょっとした不運から、J2での戦いを余儀なくされている両クラブ。早期のでのJ1復帰を目指し、国内で実績屈指の名監督を招聘しているわけだ。 試合そのものも、スリリングな点の取り合いでおもしろかった。両軍関係者の悲喜こもごもを想像すると、何とも言えないが。 さて、その試合中に飛び込んできた情報。FC東京が、城福監督を解任したと言う。おお、この人も、同級生ではないか。いや、同級生かどうかは、何ら質的な問題ではないのですが。 FC東京は現在勝ち点26の13位、確かに代表選手やそれに準ずるスタアを多く抱え、昨シーズンは4位にい込んだクラブとしては、非常に不満があ

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    koichi99 2016/07/26
    なんだかんだでJFKは、引き取り手がありそう。まあしかし、かつてのムービングフットボールと甲府でやってたサッカーが違い過ぎて、どう捉えたらいいかわからないというのはある。
  • ではワイルド11について: 武藤文雄のサッカー講釈

    牛木氏の連載終了、言い換えればサッカーマガジンがサッカー言論界のリーダシップを執る座から自ら降りる事の宣言も衝撃的だが、望月三起也氏の連載終了もこれまた1つの事件である。 70年代、望月氏は少年キング(って今でもあるのかなあ)に連載していた「ワイルド7」と言う作品を中心に、当代きっての人気マンガ家だった。その望月氏が、当時マイナスポーツだったサッカーが大好きで、JSLの三菱に大変な肩入れをしていた。その肩入れ振りが、何とも愉しい連載だった訳。大体、当時は「ワイルドイレブン」と言う名前の連載だったのだから。若い方々に理解いただくためには、尾田栄一郎氏とか岸斉史氏あたりが、ハンドボールの某チームに肩入れして商業誌に連載を持っていると考えてもらえばいいだろうか(すみません、最近読むマンガと言うのは、坊主が買って来る少年ジャンプくらいなもので)。 ちなみに氏は、レッズとジュビロのサポータと公言さ

  • ここまでの歓喜に感謝: 武藤文雄のサッカー講釈

    女子代表のリオ五輪出場がほぼ絶望になってしまった。陳腐な言い方で恐縮だが、1つの時代が終わったのだろう。 多くの方々も同意されるだろうが、敗因は若返りの失敗だと見た。多くの選手が北京五輪前から代表で活躍、10年近くに渡り世界のトップレベルで戦ってきた。昨年のワールドカップの準決勝を1つのピークに多くの選手が、すり減ってしまったのだろう。澤のみならず、海堀の突然の引退もその顕れだったのかもしれない。 しかしだ。いや、だからだ。 私は今回の敗戦を「仕方がない」と思っている。 何故ならば、若返りを的確に目指していたとすれば、昨年のカナダワールドカップで好成績を得るのは難しかったと思うからだ。このリオ予選で相応に若手選手が活躍するためには、そのような選手をカナダで起用する必要があった。そうした場合、カナダで準優勝できただろうか。 私は「カナダでの準優勝とリオの予選落ち」は「カナダでもリオでも大会

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    koichi99 2016/03/05
    まさしくその通り。今回、五輪出場をのがしたとしても世界大会4大会連続ベスト4以上は凄い事。そして、カナダW杯での準優勝と引き換えにリオ五輪を逃したというのも。
  • ハリルホジッチさん、わかっているよね: 武藤文雄のサッカー講釈

    ハリルホジッチ氏はアジアを舐めている。 シンガポール戦にせよ、この北朝鮮戦にせよ、相手の能力を軽視し、自分の都合だけで試合に臨んでいる。さらに、状況の悪さの修正を怠っている。 誤解しないで欲しいが、私はアジアサッカーの特殊性を指摘しているのではない。むしろ、正反対だ。日の戦闘能力はアジア屈指だから、シンガポールが守備を固めてくるのも、北朝鮮がシンプルだが高さを前面に押し立ててくるのも当然の話。これはレベルこそ違え、ドイツやアルゼンチンが各大陸の大会で苦労するのとまったく同じだ。それに対して、的確な準備をせずに試合に臨み、しかも試合中に修正ができていない。これだけ実績のある監督だけに、この2試合の失態は、氏が「アジアを舐めている」が故としか思えないのだ。 開始早々、右サイドバックに起用された遠藤航の好クロスを、敵DFを振り切った武藤雄樹が押し込んだ。五輪代表の主将と、今シーズン「化けた」攻

  • サッカーの母国の歴史的悲劇: 武藤文雄のサッカー講釈

    何歳になっても、何試合経験しても、サッカーの奥深さは尽きない。新たな感動と発見を体験させてくれた両国の選手達に感謝の意を表するしかない。 講釈の垂れようがない結末だった事は確かだ。また日の選手達、関係者の方々のきめ細かな努力が歓喜を生んだのも間違いない。しかし、ここは敢えて、あの場面およびその直前について執拗に語る事が、自分なりのローラ・バセットへの最大級の敬意ではないかと考えた。 そもそも。サッカーの言語において、この自殺点は「ミス」と語るべきではないだろう。バセットがボールに触れなければ、至近距離から大儀見がシュートを放つ事ができたのだ。悲劇は悲劇だったが、バセットはボールに触るしかなかったし、川澄のクロスを誉めるしかない。あのような位置関係で、川澄があのボールを入れた時点で、バセットがやれる事は限られており、バセットは的確にそれを行った。それだけの事だ。これは「ミス」ではない。あの

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    koichi99 2015/07/03
    オウンゴールは大抵の場合は運が良かったからではない。運がいいってのは、こういうのだろ。 http://youtu.be/vQtZdldfJWw
  • ハリルホジッチ氏、罠にはまる: 武藤文雄のサッカー講釈

    ひどい試合だった。 正にサポータ冥利に尽きる試合だった。40年以上にも渡る己のサポータ人生でも忘れ難い、腹が立って仕方のない試合と語っても過言ではないな。ハリルホジッチのバカ野郎。 前半、香川田の厳しいマークに岡崎は苦しんだ。田が絞って入ってくるのは、このチームのやり方の1つなので、田がマークを引き連れて岡崎の近傍に入ってくるのは一種の必要悪とも言える。実際、ペナルティエリア近傍で、田がしっかりとキープしての好機は作れていたのだし。しかし、香川がズルズルと岡崎と同じラインでボールを待ち続けるのは不思議だった。確かに開始早々に、トップ近くで見事なターンから決定機を掴んだのは確かだが、それ以外の時間帯は最前線でほとんど消えていた。さらに悪い事に、各所で報道されたように、岡崎はハリルホジッチ氏に「最前線から動くな」と指示されていた模様で、普段ならば岡崎が作るスペースを活かしや、岡崎の飛

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    koichi99 2015/06/17
    "繰り返すが、八つ当たりである。  もう許せない。私はハリルホジッチ氏を許せない。"
  • 究極の幸福: 武藤文雄のサッカー講釈

    他力願なのは残念だが、コートジボワールが容易にはギリシャに勝てない事は間違いない。日は淡々とコロンビアに2点差の勝利を狙うのみである。 2006年と状況は全く異なる。当時は「優勝候補筆頭のブラジルに3点差で勝つ」と言う不可能に近いミッションだった。それに対して今回は24年振りに2次ラウンド進出を決めているコロンビアに2点差で勝つ事。現実性が全く異なるのは、言うまでもない。 元々このチーム、ダメな時はとことんダメな試合をしてしまう傾向があった。昨年の東欧遠征の酷さは記憶に新しいし、3次予選ホームウズベキスタン戦など「ここまで情けない試合をしてくれるか」と嘆息したのは、懐かしい思い出だ。 ただ、これらの凡戦は、選手達のコンディションが悪かった時であり、最後の総決算で中々思うに任せない試合を見せられるとは思わなかった。ギリシャ戦はだいぶ改善された感もあったが、コートジボワールの足の止まり方は

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    koichi99 2014/06/25
    2006年よりは、かなり可能性はある。まだ運はある。
  • 自滅だから立て直しは容易だ: 武藤文雄のサッカー講釈

    思うに任せないからサッカーおもしろい。ただ、ここまで思うに任せないサッカーを見せられるとは思ってもいなかった。 初戦で負けたと言う結果はとても残念だ。しかし、結果以上に残念だったのは、この4年間継続して強化してきた、素早いパスを回すサッカーを放棄してしまった事だ。対戦相手のコートジボワールがよさを消してきた訳でもない。ただ、日の各選手が、押上げを怠り、パスコースを作る努力をせず、自分たちが得意なサッカーをしようとしなかった。 逆転を許した後、今こそ粘り強くボールを回していやらしく攻め込まなければならないのに、淡泊な縦パス主体の攻撃しか狙わない。さらに驚いたのは、終盤吉田麻也を前線に上げ、パワープレイに出た事。チーム全体が、得意なプレイを意図的に放置してしまったのだから、残念だった。 そのような試合ができなかったのには2つの要因があると思う。 1つはあまりに慎重過ぎた事。前半立ち上がりか

  • 憲剛と寿人のために: 武藤文雄のサッカー講釈

    ザンビア戦、3対3になる同点弾をらった直後、何とも言えない「ああ、またか」的な重苦しい雰囲気が漂った。 そこからのキックオフ。遠藤爺と交代した青山の「一発やってやろう」と言う表情は、中々のものだった。そして、キックオフ直後の、青山得意の鋭く深い縦パス、大久保の完璧なトラップからの一撃。凄い得点だった。もうあれを見てしまうと「守備がどうのこうの」と言った議論は飛び去ってしまったのは、1つ前のエントリで講釈を垂れた通り(まあ、ひどい守備だったけれどもねえ)。 ともあれ。 あの青山の高精度縦パスにせよ、大久保の超弩級弾にせよ、それぞれJで見慣れた光景ではあった。青山の速射砲の受け手は佐藤寿人、大久保へのセンチメータパスの出し手は中村憲剛と言う違いはあるものの。そして、(前回も述べたが)あのような攻撃を防ぐ手段はカンナヴァーロしかないのだ。 青山、大久保が共にプレイするのは、今回の代表チームが初

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    koichi99 2014/06/09
    脈々と受け継がれるものがあるのはいいよなぁ。あらためて、憲剛も寿人もスゴイと感じられる。
  • ベガルタ、アーノルド氏を更迭: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベガルタがアーノルド氏を更迭、渡邉晋ヘッドコーチの監督就任を発表した。仕方がない判断なのかもしれない。 アーノルド氏は、チーム作りの能力は十二分に持っていたと思っている。開幕戦のアルビレックス戦は内容に乏しい試合だった。しかし、アントラーズ戦を経て、3試合目のガンバ戦は、非常に質の高いサッカーを見せてくれたからだ。ところが、残念な事にナビスコをはさんだ4戦目のアルディージャ戦に、勝ちを急ぎ過ぎたのか後方をおろそかにしたやり方で臨み、守備陣の信じ難いミスも重なり惨敗してしまう。これで、精神的に完全に追い込まれてしまったのだろう。5戦目のヴァンフォーレ戦は、今期丁寧に積み上げてきたものを放棄し、昨年の基ラインナップに戻すやり方を採り、結果的に勝ちきれず。これにより、いよいよプレッシャに溺れたのか、レッズ戦では、敵地の強豪戦にもかかわらず、無謀な前掛かりで臨み、再度惨敗を喫してしまった。 思え

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    koichi99 2014/04/10
    違約金免除要項なんてあるのか。良し悪しなんだろうが、それがあるなら成績出てない状況だと切りやすいわな。
  • とにかく守備の再構築を: 武藤文雄のサッカー講釈

    ベガルタはレッズに0対4で完敗。結果も悲しかったし、内容も乏しいものだった。しかし、それ以上にこの難敵と闘うべきゲームプランに失望した。 レッズと敵地で戦う。難しい試合になるのはわかっている事。ただ幸い、ペトロビッチ氏は相手によって極端にやり方は変えてこない。だから、相手のよさを消す試合をするのが定石と言うもの。ところが、ベガルタは思うように勝ち点を上げられていないためだろうか、あまりに自分位のゲームプランで試合に臨んでしまった。 レッズの攻撃は3シャドーの連係と、両翼が張り出す所に特徴がある。中でも脅威は言うまでもなく原口。昨季終盤よりすっかり安定感を増し、長いドリブルの後の細工が絶妙になってきている。どんなチームでも、原口を加速させないように注意して試合に臨んでいる。そのためには、柏木なり興梠を厳しくマークし、原口にボールを出させない工夫が必要。って、どこのクラブで心がけている事だよ

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    koichi99 2014/04/07
    「この人がかなりナイーブな人な事は間違いないようだ。」なんか、そんな気がする。
  • ベガルタ、まず守りだ: 武藤文雄のサッカー講釈

    あれこれ諸事都合で、ようやく4節目の今日、今シーズン初観戦が叶った。 やはり生観戦はよい。ノンビリと電車で大宮に向かう。大宮駅に近づくにつれての高揚感。NACK5スタジアムのロケーションは絶品。大宮駅からトコトコ歩き、氷川神社参道で競技場に近づく雰囲気は最高だ。すっかり春めいた暖かな気候、最高の観戦日和だ。繰り返すが、やはり生観戦はよい。 酷い目に会ったけれども。 前半、ベガルタは2点を奪われる。 まずはキックオフ直後。落ち着かない蹴り合いが続き、アルディージャの何でもないクリアに、センタバックの石川直樹と渡辺広大が2人でラドンチッチ競りかけてしまい、家長にフリーでオープンに抜け出され、逆サイドから走りこんだ渡部大剛に決められ失点。そしてアディショナルタイム、同じような流れでラドンチッチに石川と鎌田(広大の負傷でCBに下がっていた)が2人で中途半端に当たりに行くも止められず、後方から走りこ

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    koichi99 2014/03/24
    「繰り返すが、やはり生観戦はよい。」歓喜も屈辱も全てを味わえるからいいのだよな。
  • 中澤祐二と中村俊輔からのお年玉: 武藤文雄のサッカー講釈

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 天皇杯を生観戦した後、仙台に帰省しノンビリしているところです。新年早々、中澤佑二と中村俊輔の妙技を堪能させていただきました。よい年になりそうな気がします。では、その観戦記から。 相性と言うのはこう言うものなのか。 前半半ばくらいだったろうか、右サイドからのクロスに佐藤寿人が抜け出しかけたがオフサイドとなった場面があった。「さすが寿人」と感じる鋭い動き出しだったが、わずかに飛び出すタイミングが早かったのか。ところが、副審の旗が上がったその瞬間、信じ難い光景を見た。寿人の動き出しの早さに置いていかれた中澤だが、一歩遅れたものの寿人のボールコントロールには、しっかりと絡んでいたのだ。瞬発力では寿人に叶わない事を中澤はよくわかっていたのだろう。しかし、瞬発力でやられ時間遅れが生まれても、寿人が仕事をする瞬間に、寿人が仕事をしようとする場

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    koichi99 2014/01/06
    俊輔はなぜかワールドカップには見放されているが可哀相だな。ピンチキッカー制度があったら間違いなく入れたい。