国内でのオリコンデイリーランキング1位にとどまらず、今日の昼の時点でiTunesアルバム総合ランキングで世界25ヶ国・地域でBEST20入り、18ヶ国・地域でTOP10入り。 今もグングン、ランクアップ中。 これはどういうことなのか改めて『Fantôme』を聴きながら考えていたら先日、NHKの『SONGS』で井上陽水さんが指摘していて、本人も深く同意していた言葉に思い当たりました。 「特殊な環境に生まれ育っていて、アメリカにいても、日本にいても、どこにいてもアウトサイダー」 そんなアウトサイダーであるがゆえの「せつなさ」がこれまでの宇多田ヒカルの歌には本人の意識する/しないに拘わらず確かにあったと思います。 しかし『Fantôme』には自分の原点である母の想いと、今、自分自身が母として、そしてひとりの人間として立っている場所を重ね合わせながら、自分だけのホームである自分の道を行く宇多田ヒカ