NHKは6月2日、菖蒲久喜ラジオ放送所(埼玉県久喜市)に、大規模太陽光発電システム(メガソーラー)を導入すると発表した。完成は2012年度末を予定しており、日中など最大発電時には同放送所の必要電力をすべてカバーできるようになるという。 導入するメガソーラーは2メガワット級。今年度末には1メガワット分の整備を完了し、最大発電時には必要電力の半分をカバーできる見通しだ。12年度にさらに1メガワット分を導入し、日中などには全電力のカバーも可能になる。 菖蒲久喜ラジオ放送所は、東日本を中心に全国総世帯の4割にあたる約2000万世帯をカバーする日本最大級のラジオ放送所。関東甲信越地方を中心に、ラジオ第1放送(R1)と第2放送(R2)を放送している。
AM・FMラジオを放送と同時にCM含めて丸ごとPC向けに配信する「IPサイマルラジオ」の試験サービスが3月15日にスタートした。配信開始の午前0時から専用サイト「radiko.jp」にはアクセスが殺到し、夕方ごろまでつながりにくい状態が続いたという。 「都市部を中心に悪化するラジオの聴取環境を整え、新しいラジオの楽しみ方を提案する」目的でスタート。関東・関西のAM・FM局計13局の放送を、聴取エリア内のPC向けに配信する。無料で利用でき、ユーザー登録も不要だ。 サイトにつながりにくい状態が続いたことについて、IPサイマルラジオ協議会事務局は「アクセス数はまだ分かっていないが、真摯(しんし)に対応していきたい」と話す。本格運用の開始は、今年9月が目標。iPhoneアプリの提供など、今後は「デバイスの種類を増やすことも検討している」という。
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