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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (5)

  • 「思考と分析」、その微妙かつ決定的な違い - Chikirinの日記

    今日は新刊『自分のアタマで考えよう』 の発売日なので、それを記念して、「考える」とはどういうことか、具体的に書いてみます。 自分のアタマで考えよう | ちきりん, 良知高行 | | 通販 | Amazon → Kindle 版 → 楽天ブックス 「考える」とよく混同されるのが「分析すること」です。 「分析=思考」だと勘違いしている人はたくさんいます。 膨大なデータと格闘し、徹夜で分析をして、後から「あー、よく考えた!」と思う人もいます。 確かに、思考の前段階にはしばしば分析が必要となります。でも、このふたつは違うことなんです。 次の例を見て下さい。 インプット=情報(データ) ・去年の市場規模 100億円 ・今年の市場規模 180億円 アウトプット 分析の結果=「市場規模は、前年比 8割増となった」 思考の結果=「市場規模は、前年比 8割増と、急激な伸びとなった」 アウトプットの二つの文

    「思考と分析」、その微妙かつ決定的な違い - Chikirinの日記
    koinobori
    koinobori 2011/10/29
  • 「イクメン」どころの騒ぎじゃない時代が来ます - Chikirinの日記

    日経新聞を読んでいると、企業が海外シフトを加速する様子が手に取るようにわかります。 それに伴い、10年後に結婚する世代(今の高校生か大学生あたり)からは、結婚や働き方のスタイルも大きく変わるでしょう。 日の消費市場は急速に縮小するため、今後も企業は仕事、そして雇用をどんどん海外に移します。 前に 「あなたの孫はインドか中国で生まれます」 で書いたように、今よりずっと多くの日人が、しかも長期間、海外で働くことになるでしょう。 大企業の製造業では主な市場は否応なく海外市場になるし、飲や小売りチェーンもアジア展開を加速しています。 またその内容も変わります。 今まで海外赴任の行き先は西欧先進国が中心でした。 しかし今後は、中国、インド、ベトナムやインドネシア、その他のアジア諸国が主な赴任地となります。商社など資源系の業務が多いB2B企業では、中東、南米、ウイグルや極東ロシアへの赴任も増える

    「イクメン」どころの騒ぎじゃない時代が来ます - Chikirinの日記
    koinobori
    koinobori 2011/03/08
    言葉や習慣の問題は大きいとはいえ、日本国内地方勤務でも似たような問題がある気がする。地方は下手すりゃソウルや上海より遠い。僕は地方の転勤族、彼女は東京勤務で給料も高い、僕が辞めるのも選択肢にあった。
  • 昔から郵便局に置くことになってるんで。 - Chikirinの日記

    もし自分がなにかビジネスをやっていて、そのビジネスのターゲット顧客が、乳飲み子のいる母子家庭や、夫が多忙で実家にも相談もできない孤独なお母さん、ひとりで働いて小さな子供を育てているお母さん、みたいな人達だとしましょう。宣伝用ポスターやチラシを作ったら、どこに置こうと思いますか? ここに置くのが効果的だろうと思う場所を下記から3つ選んで下さい。 (1)保育所(特に夜間保育所など) (2)水商売の店(ホストクラブなど) (3)深夜営業のスーパーマーケットやコンビニ (4)郵便局 (5)銀行のATMのそば (6)電車やバスの駅 (7)市役所 (8)病院 (9)ファーストフード、ファミレスなど (10)ドラッグストアなどのように、おむつ、粉ミルク、離乳を売っている店 (11)その他(具体的に・・) ★★★ 下記は世田谷区のお知らせ広報紙です。 タイトルからみて、誰に向けてのメッセージなのかは明か

    昔から郵便局に置くことになってるんで。 - Chikirinの日記
    koinobori
    koinobori 2010/11/29
    昔から郵便局というのは、置かせて貰う費用の問題もあるのでは。世田谷区広報は駅でも見かけた気がする。あと全戸配布はされてないのだろうか。
  • “怖い国カード”のババ抜き - Chikirinの日記

    9月末に尖閣諸島付近の日領海内で、中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件。 日側が公務執行妨害で逮捕した中国人船長を(那覇地検の政治的判断で??)釈放してからもなんやかや応酬が続いています。 この件についてちきりんの意見をひとことで表せば「中国はアホやなあ」ということです。 今回、日側の判断、すなわち、 ・国外退去にせず逮捕して連れてきたこと ・那覇地検が日中関係に配慮して釈放したこと、や、 日側の弱腰、すなわち、 ・中国の圧力に屈して、起訴せずに釈放したこと を責める報道もありますが、客観的、国際的にみれば、この事件で大損したのは中国側なんじゃないでしょうか。 そもそもアジアにおいて、日は常に「警戒され、怖れられ、疑われている国」です。 今の日人の、特に若い人にしてみれば、外国の人が自分達を怖がるなんて想像しがたいとは思いますが、歴史をみれば過去 100年においてアジアで

    “怖い国カード”のババ抜き - Chikirinの日記
    koinobori
    koinobori 2010/10/04
    全く同意。今回の勝利者は日本だろう。加えて、米国をして尖閣は日本に返したといわしめた。中国は恐るべき外交上手の国ではなくなった。
  • 客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記

    自動車会社の経営者→「若者の車離れが進んでいる。車が売れない」 サービス会社の経営者→「高齢者はお金の使い方を知らない。ため込むばかりで消費しない。お金を持っては死ねないのだから、もっと使って人生を楽しめばよいのに」 若者の“○○離れ”を嘆き、一方で高齢者の金離れの悪さを指摘する経営者達。 しかし、「モノが売れないのは、客の購買行動が変だから」と考えてるような企業が儲かるはずがない。 客が商品から離れたのではない。商品が客の欲しいモノや、欲しいと思う価格から離れてしまっているだけ。 ちきりんの知る限り、このことを一番よく言われるのはセブンイレブンCEOの鈴木敏文氏です。 鈴木氏は「売れないのは、客が当に欲しいと思うモノを我々が提供できてないからだ」と繰り返しおっしゃってます。 ユニクロの柳井社長も時々同趣旨の発言をされる。買わない客がおかしいのではなく、供給者側が客の望むモノを見いだせて

    客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記
    koinobori
    koinobori 2010/05/13
    いやいや、農家(農協)はコメ離れを嘆きつつ、米粉使ったパンの提案とか色々やってるでしょ。他の例もそうなんじゃないかな。分析を求められればそう言うかもだが「客が悪い」だけで終わってる業界はないはず。
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